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2019/08/12

日日是好日  ★★★★☆

2019年7月15日DVD鑑賞


2018年、日本映画
監督・・・・
出演・・・・黒木華
      樹木希林
 
(STORY)
やりたいことを見つからない大学生の典子(黒木華)は、
ただ者ではないと噂の武田先生(樹木希林)の元で、
従姉妹の美智子と共にお茶を習うことになった、
その日以来、お茶を習い続ける典子は、仕事、人との別れなどを経験をし、
人生やお茶の大切さに気付いていく。


(REVUEW)
去年他界した樹木希林さんの出演作で、
25年間、お茶を習い続けたエッセイの映画化です。

主人公はやりたいことがなく、就職することもないし、
恋にも失敗しています。
最後はすべてのものを勝ち取り成功するといった
ありがちなサクセスストーリーではないので共感がもてます。
”一期一会、もしかしたら今度は会えないかもしれない”
人生の大切さは何か?と問いかけていますが、
価値観を押し付けるわけではありません。


日本の四季折々の映像の美に
流れるような時の流れ、
主人公や観ている側も優しく包み込んでくれるかのよう。
盛り上がることもなく、しみじみとした情感のある
日本映画らしい作品でした。

時折見せる樹木希林さんのユーモラスな演技が、
引き立ててくれていました。
ただ者でないキャラクターを演じていた希林さん、
本当に只者ではない女優さんでした^^


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2019/08/06

空飛ぶタイヤ  ★★★★☆

2019年5月23日DVD鑑賞


2009年、日本ドラマ、全6話
(CAST)
赤松徳郎・・・・仲村トオル
沢田悠太・・・・田辺誠一
赤松史絵・・・・戸田菜穂子

(STORY)
ある日、赤松運送のトラックが脱輪し、歩道を歩いて主婦を即死させる事故が発生する。
脱輪の原因は自動車の設備不良であると疑われたが、
設備そのものには問題がないことを知った赤松は、車両そのものを疑いはじめる。
一方、製造元のホープ自動車も疑いをはじめ、突き止めた結果の先はリコール隠しであった。


(REIVEW)
映画を観たきっかけで、ドラマ版をレンタルしました。

原作はまだ未読ですが、映画であらすじはわかっていました。
トラックが脱輪し、死亡事故が起き、
当初は設備が原因かと疑われていましたが、
突き止めると自動車そのものに問題がある。
過去にも同じような事件があり、本社はリコール隠しをしていた。
戦いに挑む中小企業と、自社の品質を疑う社員の視点から展開し、
追い詰め、追い詰められて、2転3転の展開の末、
最後は正義が勝つ。
これは池戸井わーるどの定番です。

自分の足となり、生活の一部となっている自動車ですが、
一部破損によって凶器にもなります。
金儲けのために、ミスを認めず、立場的に弱い中小企業を犠牲にしようとする。
少しのミスが人の命をも犠牲となるのに、
リコールをしようとはしない。
ぞくっとする怖さを感じました。
運転する者として普段から心がけることは、
安全運転もそうですが、
設備も万端にしておかければならないと身に染みて感じました。

配役は適材適所だし、
手を汗握る展開がたまりません。
映画で物足りなかった部分が観られて満足です。

次は原作を制覇します^^v
2019/08/03

ポリスストーリー /REBON ★★

2019年7月8日DVD鑑賞


(STORY)
危篤状態の娘を残したまま、機械心臓を成功した科学者を護るため、
ジャッキーはSWET(特別警察)を率いて警護するが、闇組織に急襲される。
13年後、ジャッキーは身を隠し、オーストラリアに居る娘を護ろうとしていた。


(REVIEW)
久々にジャッキー節が炸裂
サブタイトルに惹かれてレンタルしました。

シリーズ進むとパワーアップする作品が多いけど、本作も然り。
ジャッキーわーるど&SFの世界になるとは^^;話がぶっとびすぎ@@
破綻しずぎてついていけません。
キレキレのアクションを見せてくれたのはもう昔ーー;
歳にはかなわないでしょうね^^;
父と娘の絆のドラマを織り込まれているけど、
なんかな、印象が弱いですよね。
この前はジャッツキーわーると&ヨガの世界だったし、
次は何が飛び出すか、玉手箱のように楽しみにしてマス。
ガンバレ!ジャッキー!
2019/07/30

聞かせていただき光栄です  ★★★★★

2019年6月5日

皆川博子/ハヤカワ書房

(STORY)
18世紀、ロンドン。
外科医ダニエルの解剖室から、あるはずのない四肢を切断された少年と顔をつぶされた男性の死体が発見される。
戸惑うダニエルと弟子たちに、治安判事は捜査協力の要請する。
その背景には詩人志望少年をたどった本をめぐる恐るべき運命が・・・


(REVIEW)
皆川わーるどにはまった私は、4作目に突入しました。
表紙が素晴らしいです。
舞台は18世紀のロンドン、解剖室。
解剖学の先駆者たちが、あるはずのない死体の謎を解く。
四肢が切断された少年、6か月の妊婦、顔のない死体・・
グロテスクであり、美しくもあり、怪しくミステリアスな世界
私の大好きな世界ではありませんか^^

まずは殺された少年ネイサンはダニエルの弟子であるエドワードとナイジェルと知り合いだった。
詩人志望のネイサンは天才であり、ロンドンへ出てきた。
そのネイサンが自殺したため、エドとナイジェルは他殺に見せかけようと四肢を切断した?
ネイサンの自殺の理由はエヴァンスに幽閉されたから。
でも、どうしても辻褄があわない。
特別なトリックがなく、真相部分で楽しめるストーリー仕立ては
終盤にかけて2転3転もする展開で読み応えがありました。

ここからネタバレなので、隠れます。
エドとネイジェルはダニエルの研究と解剖学のためにロバート、エヴァンスを殺した。
でも、それは免れても、ネイサンは?
エヴァンスの館から脱出したなら、自由になったのだから自殺することもない。
なんで??と思ったら、生きていた!!
なるほど、ネイサンが脱出後、襲われるところで終わったのはこれを意味していたですね。

法廷まで持ち込み、法廷でネイサンと母を再会させたのは、
エドの父親が冤罪だったにもかかわらず、いいかげんな裁判で殺されたから。
法曹に恥をかかせ、嗤いものにするため。
法に対する恨みを晴らしたエド。
容姿端麗な彼のこと、いい男だろうな。

で、エドとナイジェルは殺人者として、これからは死人として生きる。
これは殺人を犯した時から決めていたこと。
ハッピーエンドとは言えない内容だったけど、続編があるとか。
またエドやナイジェルに会いたいです。


私的、皆川わるーどにはずれなし。
ミステリー好きな方にはおすすめです。
2019/07/25

麗王別姫 ~花と散る永遠の愛~ ★★★

2018~19年5月 DVDレンタルレンタル(第60話まで)、TV放送(第61話~最終話)


2017年、中国ドラマ、全82話
(CAST)
沈珍珠(しんちんじゅ):・・・ジン・ティエン
李俶(りしゅく)、後の代宗:・・・アレン・レン
慕容林致(ぼようりんち):・・・シュー・チャン
季倓(りたん)・・・・・・・・チン・ジュンジエ

(STORY)
皇帝・玄宗が楊貴妃を寵愛していた唐の時代。
才女の珍珠は、広平王・李俶のお妃候補として選ばれる。
初恋の君を忘れられない珍珠は、想いの人を探す旅に出る。
そんな中、両親は殺され、弟が行方不明になってしまう。
珍珠は家族の敵を取るため、李俶に嫁ぎ、宮廷入りをする。
しかし、李俶に惹かれていき、ふたりは深く愛し合っていくが、
権力闘争の波にのまれていく。


(REVIEW)
「麗王別姫」のタイトルに惹かれました。
スタッフはチャン・イーモウ監督のドリームチーム。
製作費約43億円。舞台は楊貴妃の時代。
楊貴妃の悲劇の裏に、もうひとりの女性がいた。
中国版「ロミオとジュリエット」というべき、
唐の時代の美しくも悲しい物語。
その謳い文句に惹かれ、手にとりました。

敵を討つため、宮廷に嫁いだ沈珍珠(しんちんじゅ):は、
いつしか夫・李俶と愛を深めていく。
李俶は10年前にであった珍珠の初恋の君であった。
ふたりは、宮廷のお家騒動の渦に巻き込まれ、
引き裂かれながらも強い絆で結ばれていく。
というストーリーは、中国版のロミオとジュリエットだけのことはあります。
引き裂かれながらも、再会し、愛を深めて、また引き裂かれていくのは、
「王家の紋章」のメンフィスとキャロルのようにも感じました。
スケールがでかいし、ロマンスあり、アクションあり、
舞台、衣装が豪華で、キャストは美男美女揃い。
美しすぎる映像は、眼の保養ばっちり!
すごいよ、中国。日本もこのくらいのスケールのあるドラマを作ってほしいです。

正直、82話は長すぎて、
楊貴妃の最期が私的、クライマックスで、それ以降は失速しました。
独狐靖瑶(どっこせいよう)も嫌な女になって、
珍珠のライバルとなるとは愕然としましたわ。
崔彩屏とは違って文武両道でかしこいけど、
何がなんでも李俶を手に入れようとするのは凄まじいすぎ。
それを上回るのは珍珠の幼馴染であり、彼女を一途に思う安慶諸(あんけいしょ)。
いくら好きだからといっても、追い回したり、困らせるのはストーカーとしか思えん(笑)
韓流ドラマの愛もすさまじいけど、中国も凄まじいすぎ。
私的、凄まじすぎて、誰ひとり感情移入できませんでした。

沈珍珠は、史実では動乱の最中に行方不明になったらしく。
代宗も、その息子も、彼女の行方を捜したけど、とうとう見つからなかったそうです。
動乱後はどう描いたかというと↓
ここからは想像らしいけど、立場の下である独狐から宮廷を追い出されたり、
安慶諸と結婚したり、やっと李俶と再会して平和な暮らしに戻れたかと思ったら、
病にかかり、寿命も短いとは悲しすぎる。
これぞ悲恋、ドラマチック!
夫の戴冠の日に、療養のためにひとり旅立ち行方をくらます。
なるほど、ロミオとジュリエットです


一番の悪党は
皇太子妃だったとはね。愛人発覚あたりから、本性を現し、
沈珍珠ばかりか、慕容林致まで。
珍珠は二人の子供に恵まれたからいいけど、
慕容林致は拷問されたあげく、離婚され、記録喪失となり、
愛する李倓までも失ってしまうとは・・
李倓、いいやつだったのに、
死んでしまうとは悲しいすぎ。

皇太子妃である張妃(ちょうひ)。
自分の子が夫の子でないとばれそうになった時、
自分の手にかけるとは。さすが悪女!です」