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ラムの映画&本ライフ

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翼をください ★★★★★

2018年6月28日読了

原田マハ/毎日新聞社

(STORY)
2007年。暁星新聞社135周年記念企画を担当することになった翔子は、
暁星新聞の岡林により戦前カメラマンだった「山田順平」をの存在を知ることになる。
彼を調べていると、「ニッポン号」に関する一枚の写真を見つける。
彼女は山田順平とニッポン号の謎を解くために一路、アメリカに跳んだ。
山田から聞かされたニッポン号の真実ー
1939年、世界一周を成し遂げたニッポン号には隠された謎が秘められていた。


(REVIEW)
原田さんの代表作は、得意な美術分野のアートミステリーです。
フェクションですが、本当にあったかのように話に引き込まれます。
本作の題材は空、パイロットの本作ですが、世界初、世界一周を制覇したニッポン号の謎に追い、
歴史的な裏側というべきか、本当にあったかと思える話です。
戦前の暗黒時代と思われる時代ですが、原田マジックにかかるとほら世界が変わる。
一気に話に引き込まれ、総数500ページの大作をあっという間に読んでしまいました。

女パイロットのエイミーは、世界一周を目指すも途中で行方不明となったアメリア・イアハートや、
ニッポン号に搭乗した人たちがモデルとなっています。
彼らは純粋に空を飛びたい、世界を駆け巡りたいと夢を抱いていた若者たちです。
しかし、アメリアの夢は、国に利用されていきます。
もし、別の時代に生きていたのなら・・と思いましたが、
空を飛びたい、翼をくださいという前向きの姿勢が勇気が出ます。
ああ、私も飛びたい。まだ見ぬ世界を見たい。
旅好きの私にとっては、一緒に跳ぶ気持ちにさせてもらいました。

ここから隠れます。
なぜ、エイミーがニッポン号に搭乗したのか、
行方不明の2年間はどうしたのかと思ったら、
やはり、山本元帥がかかわっていたですね。
アメリカ通だけのことはあって、広い視野の持ち主ですわ。
そして、彼女は、ニッポン号のために力を貸す。
そして芽生えたニッポン号たちとの交流、順平の恋心。
アメリカとの関係が悪化していた時代に、ほんわか気分になりました。

順平がひとり身であるのはエイミーを思っているから。
彼の一途さは泣かせるのう^^



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青い海の伝説 ★★★★

2018年6~8月DVD鑑賞


2016年韓国ドラマ、全26話
シムチョン/セファ・・・・チョン・ジヒョン
タムリョン/ジェンジェ・・イ・ミンホ

(STORY)
1598年、大嵐で浜辺に捕らえられた美しい人魚セファ。
新しく県令に赴任したタムリョンは、人魚を哀れに思い、逃がした。
時は流れ、現代。タムリョンは天才詐欺師ジュンジェとして生まれ変わり、
ナムドゥとテオと共に世界を又にかけて詐欺を働いていた。
スペインに訪れたジュンジェは、変な女性と出会うが・・
実は彼女は人魚セファの生まれ変わりの人魚だった。



(REVIEW)
人魚といえば、涙なしでは読めないアンデルセンの「人魚姫」
愛くるしいディズニーの「リトルマーメード」のアリエル。
韓国版はというと、猟奇的なマーメード(爆~)
チョン・ジヒョンの出世作「猟奇的な彼女」と「人魚姫」を足して2で割ったドラマでした。

人魚だから人間界には不慣れとはいえ、チョン・ジヒョンが演じる人魚姫は、
暴走、怪力、ずーずーしくて可愛げない態度。
ヒロインにはありえない。
それはそのはず、猟奇的な人魚だから(爆~)
その一方で好きな男性には一途で、心も優しい。
飲み込みがいいのか人間界にも慣れ、残すは愛しのジェンジェのハートをつかむのみ。
猟奇的だけど、どこか愛くるしいくてコミカルなヒロインを演じればチョン・ジヒョンの右に出る者はなし。
ジェンジェを演じるイ・ミンホ。
コミカルな役どころは「花より団子」以来だけど、
その頃に比べるとずーーとよかったです。

この二人は前世から通じ合っている運命の人でありました。
前世から続く因縁は彼らの取り巻く環境にもあり、
キャラのみなさん、前世からの生まれ変わりだったですよ。
ふたりのラブロマンスのままで終わらせないと、危険が迫ったり、
シムチョンの命にタイムリミットだったりとハラハラドキドキ。
スタッフが「星から来たあなた」だけあって、
話のポイントはしっかり押させているし、展開もいい、
どんな悪役であろうとうざいと思えるキャラなし。

さて、主役のふたり。
前世のままの因縁だと、現世でも悲恋に終わるのか?
「人魚姫」と同じく結ばれることはないのか?
どうなるかラストまで目が離せませんでした。↓
体が弱ったシムチョンを海に帰し、
3年後、また戻ってきた。
記録を消してしまったので、ジェンジェはシムチョンのことは覚えていないと思ったら、
覚えていたですよ。忘れないように記録に残して。
で、ふたりは結婚して、子供にも恵まれて、めでたし、めでたし

これ、言わせて!↓
最初からふたりして海辺近くに住めばいいことだったじゃないの。
ふたりが再会した時も、ジェンジェがあんなセリフを言えば完全に忘れているとしか思えなかったし。
なんで忘れたふりをしたのか、照れ?わざと?
どうも最後まで視聴者をヤキモキさせようとした演出でしょうかーー;」

泥棒役者 ★★★

2018年6月20日


2017年、日本映画
監督・・・西田征史
出演・・・丸山隆平
     市村正親
     石橋杏奈

(STORY)
かつて泥棒稼業をしていた大貫はじめ(丸山隆平)は、
今では町工場で働き、恋人・美沙(高畑充希)と暮らしてきた。
美沙のバースディの日、かつての仲間・畠山則男(宮川大輔)に再会し、
「仕事を手伝わなければ、美沙に過去をばらす」と脅され、泣く泣く豪邸に侵入した。
留守かと思ったら、豪邸の主人であり、絵本作家・前園(市村正親)と目が遭い、
「編集者」と間違われてしまう。
またセールスマンから「豪邸の主人」、編集者の奥(石橋杏奈)からは「作家」と間違われてしまう。
はじめは泥棒とバレたくないばかりに役柄を演じることになる。

(REVIEW)
豪邸に侵入したのはいいけど、泥棒とバレなくないばかりに
「作家」「編集者」「豪邸の主人」などを演じる設定は面白いです。
ノーテンキなのか、天然ボケなのか、出てくるキャラは変わり者ばかり(爆~)
特に変人作家を演じている市村正親はノリノリ!
コミカルな展開で面白く、最後まで飽きることなく見れて、最後はお決まりのハッピーエンド^^
綺麗にまとまってよかった!ですが、印象に残らず。
演出が舞台向きのせいか、舞台だったら・・と言うのが正直な感想です

キングスマン ゴールデン・サークル ★★★

2018年6月13日DVD鑑賞


2017年、英国映画
監督・・・マシュー・ボーン
出演・・・タロン・エガートン
     コリン・ファース
    ジュリアン・ムーア


(STORY)
謎の組織「ゴールデン・サークル」によって「キングスマン」はミサイル攻撃され、
壊滅状態に追い込まれてしまう。
生き残ったエグシー(タロン・エガートン)とマーリン(マーク・ストロング)は、
同盟機関「ステイツマン」に協力を求める為にアメリカに向かった。
そこで死んだはずのハリー(コリン・ファース)と出会う。

(REVIEW)
続編の願いが届いたようで↓
http://lumcinema.blog.fc2.com/blog-entry-386.html
「キングスマン」が帰ってきました!

しかもコリンも復活は嬉しい!
え?治療の後遺症で記録が失って、すっかりの別人??
愛犬そっくりの犬を和出されたとたん、記録が戻って、お帰りハリー!

さて、ここからはお祭り騒ぎ。
スーツを着こなし、スタイリッシュなアクションはさすが英国紳士。
お国柄か、コデコデのアメリカとは違います^^
もう派手にやってちょうだい!
ただグロい部分はひいたけど^^;
人間の肉のハンバーグ」とは「スウィーニー・トッド」を思い出しました。

コミカルで面白かったけど、
お祭り部分が強すぎたせいか、
前作に比べると印象が弱かったです

エルトン・ジョンの歌が聴けたし^^
楽しませてもらったので★3つ。




花々  ★★★★

2018年6月9日読了

原田マハ/宝島社

(STORY)
故郷の岡山を捨てて、与那喜島でアルバイトをしている純子。
与那喜島を捨てて、東京でキャリアウーマンをしている成子。
この二人がひょんなことから出会い、奄美諸島の神秘的な島を旅をする。


(REVIEW)
「カフーを待ちわびて」の続編。
私、前作は未読ですが、
前作を知らなくても十分に楽しめました。

激務の職場、母親の介護、自分勝手な兄、
純子が故郷を逃げ出したくもなります。
舞台は沖縄、奄美諸島ー
奇しくも大河ドラマの舞台が奄美大島のせいか、
南の島や景色を想像しながら読むことが出来ました。

純子とは対照的なキャリアウーマンな成子も
心に大きな傷を背負っている。
傷を背負った者同士が出会い、
自分を探しをして、立ち直るという設定は
原田さん定番で、今回も然り。

結末はわかりそうなものだけど、
モチーフの花をうまく使い、
清々しい南の海の美しさが
気持ちを前向きにさせてくれる話でした。

沖縄、また行きたくなりました^^


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