ラムの映画&本ライフ

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風のマジム ★★★★

2017年10月24日読了

原田マハ/講談社

(STORY)
沖縄、那覇市で生まれ育った”まじむ”は、
「沖縄産のラム酒を作る」の夢を実現するため、南大東島にやってきた。
誰もが不可能だと言われた夢を”まじむ”は叶うことができるか?
実在をモデルにした本当にあったサクセスストーリー。


(REVIEW)
モデルは日本で初沖縄産のラム酒を造った、ラム酒製造会社社長の物語です。
いわゆるサクセスストーリーなので、話の結末はわかりそうで、
「どうせ、成功した人の話だから」と思っていたのが、
(すいません、ひねくれ者で^^;)
そこは原田マハマジック、話にグイグイとひっぱられ、
ラストはじーーんと余韻を残りました。
だから、原田さんワールドはやめれません。

”派遣の女性が。沖縄でラム酒を作る?
大東のさとうむぎを使って?”

出来っこないと思われていたのがやりとげる。
それだけでも感動です。
でも、感動を押し付けるのではなく、
タイトルの風のように爽やかさがありました。
沖縄の風土でしょうか、ラストは暖かさも感じます。
一都心集中と言われている今、地方の底時や、良さも感じさせてくれます。

沖縄、また訪れてみたいな。
ラム酒を飲んでみたいです。
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チア☆ダン 女子高校生がチアダンで全米制覇しちゃったホントの話 ★★★★

2017年10月31日DVD鑑賞


2016年 日本映画
(CAST)
広瀬すず
中条あゆみ
天海祐希

(STORY)
県立福井中央高校に入学したひかり(広瀬すず)は、中学からの同級生孝介(真剣祐)を応援したくてチアダンス部に入部する。
しかし、そこは顧問、早乙女先生(天海祐希)による熱血スパルタ指導。目指すは全米制覇。
ひかりたちは厳しい練習を積み重ね、初めての大会に出場する。
だが、失態を重ねてしまい、チームはバラバラ。しかも、廃部危機までやってくる。


(REVIEW)
2009年、福井商業高校チアリーダー部が全米チアダンス選手権で制覇した実話を基にした映画です。

田舎町の素人だらけのチームが厳しい先生のもとで練習を積み重ね、
優勝してしまう話はありふれています。
昭和のスポ根ドラのようで、第一、そんな奇跡起こるはずないでしょ・・と思ったら実話。
それも09年だから、つい最近の出来事です。

主人公のひかりは、笑顔だけが取り柄の明るい女の子。
身体が固く、人よりは遅れ気味。
しかもチアダンスをはじめたのも、好きな男の子を応援したかったから。
そんな彼女がダンスが好きになり、チームメイトととして意識を持ち、
最後にはセンターとなる。
まさに朝ドラ、いや少女漫画の主人公を地でいくようなサクセスストーリー。
はじめはバラバラで、いざござや廃部危機、いろいろなことがあったけど、
最後はひとつになり、勝利を勝ち取る。
それも3年で。まさに奇跡。
奇跡が感動を呼ぶ。
ラストは胸が熱くなりました。

主役のひかりを演じだのは広瀬すず。
彼女の独り舞台といっていいほど、オーラがすごい。
ひかりだけではなく、チームメイトの綾乃とか、天海さんが演じたスパルタ先生もスポットが浴びたはず。
あの天海さんも押しのけているのだから、大物デス^^

福井弁でしゃべったり、「福井」「ふくい」と応援していることから
郷土愛も感じます。
ちなみにロケ地は主に新潟です^^

一分間だけ ★★★★

2017年10月24日読了

原田マハ/宝島社

(STORY)
ファッション雑誌の編集者の藍はペット特集で出会ったゴールデンリトリーバーのリラを飼うことになった。
浩介と一緒に育てたものの、日々の忙しさに翻弄されてしまう。
浩介が去り、自分ひとりでリラを育てる決意をしたが、仕事に両立は苦痛であり、、リラを疎ましく感じ始めた。
その一方で、リラは癌に冒されてしまい・・・


(REVIEW)
泣ける・・・
タイトルと冒頭でもしやと思ったら、
やはりビンゴ!
もうタオル、いやバスタオルが欲しくなるくらい泣けましたわ、私。

ひょんなことから犬、リラを飼った主人公だけど、
仕事との両立が難しくなっていきます。
飼うということは想像以上に大変なこと。
ただ可愛いだけではなく、飼う以上は責任があるのです。

恋人ともうまくいかなくなり、リラを育てることも難しくなり、
何もかもが空回りしたある日、リラが病気に冒されてしまいます。
リラが元気なうちは、恋人と上手くいっているうちは気づかなかったことが
失ってはじめてから気づいてしまう。
そうかけがえのないものだということが・・

天国に旅立った動物たちを思い出しました。
思い出すとたくさんの思い出があったな。
よく遊んだり、辛いことがあると癒してもらって、
実家の犬も猫も放し飼いで、最初は可愛がっていたのに、
学校だの、仕事だのと世話をしなくなったけ。
思えば、母が世話をしていたな。
この前亡くなった猫は、妹が看病していたっけ。
うーーん、泣けてくるTT
泣けて、そして心がほっこりさせてくれるお話でした。

原田さん、いい作品をありがとう><

バリー・シール アメリカをはめた男 ★☆

2017年11月1日劇場鑑賞


2017年、アメリカ映画
(CAST)
トム・クルーズ

(STORY)
民間航空会社のパイロットのバリー・シール(トム・クルーズ)は悠々自適の生活を送っていた。
ある日、彼の天才的操縦技術を買われ、CIAにスカウトされた。
CIAの極秘偵察機のパイロットとして任務についたバリーは、麻薬王と接触することになる。


(REVIEW)
今まで数多くの映画を観てきました。
面白かった作品、感動した作品、
中にはつまらなかった作品も数多くありましたが、どれも愛おしい作品です。
さて本作はというと、愛おしいといえばいいのか・・。

本作を見ようとしたきっかけはタイトルから。

「アメリカをはめた男」とは大国アメリカをどうやってはめたのか?

しかも実話とは!これは面白そうと。
で、蓋を開けてみると・・ここからネタバレとなります。

トムさん、パイロットといえば、彼を一躍有名にした「トップガン」です。
トムさんとの出会いの作品であり、思い入れが深いです。
トップガンの青年パイロットを彷彿するかのように、

50代のトムさんの操縦シーンはかっこええ!!と思いましたよ。

天才パイロットを演じればトムさんの右に出るものなし^^
でもね、先も書いていたように、
本作を演じた男は天才パイロットかもしれないけど、
アメリカの掌に踊らされた有頂天の男。

あれでは「アメリカにはめられた男」しか見えない

あの「トップガン」の青年が、後年は有頂天男かよと思ったら、
私はただ悲しくなりましたわTT

主役だからトムさんの責任ではなく、適材適所の配役でないせいか、
出演者みな魅力がなかったし、脚本も雑だし、効果音も音楽もやたらうるさい!!

前もってバリー・シールのことを調べていたら、どんな映画だか想像出来ただろうし、
「アメリカにはめられた男」だったら最初から見る気も失せたかもしれません。

でも、トムさんだから、観たくなるですよね。
詐欺だ~と思われる本作も愛おしい作品になるだろうな。

トムさん、とことんつきあいまっせ!!

モダン ★★★☆

2017年10月11日読了

原田マハ/文藝春秋

(STORY)
2011年3月。MOMA-ニューヨーク近代美術館ーの学芸員、杏子はハワードは、
「クリスティーナの世界」を連れ戻すため、震災地の福島へと向かう。
「中断された展示会の記録」など,MOMAを舞台に近代美術に携わる短編5作品。


(REVIEW)
「楽園のカンヴァス」「太陽の棘」のような、原田さんがお得意の美術が題材の話です。
「クリスティー」「アヴィニョンの娘たち」「鏡の前の少女」「ゲルニカ」、
マシンアート展などのたくさんの作品が散りばめ、まるで美術を鑑賞しているような著書です。

ただの美術の話ではなく、人間ドラマを絡めているのが原田ワールド。

中断された展覧会の記録
3.11の震災により、フクシマ美術館に展示されている「クリスティーナの世界」を引き上げることになった。
フクシマにまた展覧会を開きたい。
自分が決めたことではない。
「クリスティーナ」が決めたこと。

震災を受けたフクシマに、一途の希望を照らすような作品でした。

神出鬼没の青年は実は20年も前に亡くなったMOMAの初代館長だった?
ロックフェラー・ギャラリーの幽霊」では幻想的な世界に引き込まれました。

亡くなったMOMA館長アルフレッド・バーとの思い出を語る「マシン」では、
甘酸っぱさを感じました。

他の2作品も泥沼なドラマではなく、サラリと読めるし、
5作品ともまとまってはいますが、長編の作品に比べると物足りないさがありました。
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