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2019/04/22

空飛ぶタイヤ ★★★

2019年2月16日DVD鑑賞


2018年日本映画
監督・・・ 本木克英
出演・・長瀬智也
     ディーン藤岡
    高橋一生

(STORY)
ある日、車輪が外れ、タイヤが空に舞い、
歩道を歩いていた主婦に直撃、即死という事故が発生した。
原因は整備の赤松運送にあると疑われたが、
社長・赤松徳郎(長瀬智也)は車両そのものに疑いを持ちはじめ、
大手自動会社ホープに調査の依頼を要求した。
一方、製造元ホープグループもホープ自動車に原因があるのではないかと調べはじめ、
それぞれ突き止めた結果の先には大企業のリコール隠しであった


(REVIEW)
タイヤが外れて、歩道を歩いていた主婦に直撃し即死する冒頭のシーンに
普段、車を運転している私は身震いがしました。
不備は一歩間違えば事故になる、
そう車は殺人機にもなるのです。

事故が起これば、まずは整備が疑われる。
しかし、設備は怠ってはなく、
本体そのものが原因ではないかとつきとめるが、
大企業は調査依頼をはねのけてしまう。
つまり、リコール隠しをしていたのです。
その財閥グループの大企業は某財閥グループの自動車会社でしょうね、たぶん。

戦いを挑む設備会社と
自社の品質に疑問を持つ社員側の視点から展開し、
最後は勝つのは池井戸さんらしい。
映画では時間が限られて無理なのか、
手を汗握る展開もなければ、終わりがあっけない。
長瀬智也、ディーン藤岡、高橋一生など
男前のキャストでしたが、キャラに感情移入出来ず。
半沢直樹、下町ロケットなどのドラマに比べると物足りなさを感じました。

WOWOWドラマ版を観てみたいです。
原作も読みたいです。


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2019/04/21

ハプスブルクの宝剣  ★★★★★

2019年4月10日再読


藤本ひとみ/文藝春秋

(STORY)
決闘を機にユダヤを決別したエリヤーフーは、
名前をエドゥアルトと変え、フランツ・シュテファンと共にオーストリアに赴く。
フランツの婚約者マリア・テレジアと出会い、お互い惹かれ合うが・・・
激動のオーストリアを舞台に隻眼青年エドゥアルトの野望と友情、恋を描く。


(REVIEW)
イタリア旅行の時、途中フランクフルトに寄った時、
たしか・・フランクフルトってエディの故郷では?と久しぶりに手に取りました。
読み始めたら止まらない。
もう他のことはどうでもいい(なんとか旅行記だけは書いているけど)
それだけ私を虜にさせる主人公エデゥアルト、もといエリーヤフー!
最初出会ってから20年以上、もうすぐ四半世紀になろうとするのに、
あの時の思いは今も同じ。乙女に戻ってしまいますわん。

幼い頃から神童として期待され、医者の免許皆伝、語学堪能と頭脳明晰、
銃、剣の腕も確かだし、仕事はできるし、しかも均整がとれた身体のイケメン。
天は二物、いや四物を与えた男。
決闘を機にユダヤと決別する決意をし、
片目を失うかわりに新しい自分「エデゥアルト」を手に入れ、
大物を渡り歩き、活躍する場面はワクワクします。
そんな彼にも障害となるのが、ユダヤ人であること。

才覚があっても、頑張っても報われない、
苦悩する彼に胸が締め付けらますが、
独創的な発想は保守的な国には受け付けにくいだろうし
時折、波風を立ててしまうから、
もっと上手く立ち回ることができないのかと歯がゆくもあります。
そんな不器用さが愛おしいデス。

もうひとつ話の軸をなすのはテレーゼのこと、マリア・テレジアとの愛憎劇。
”賢帝であり、16人も子供を産んだオーストリアの母”
というイメージが強かったですよね、本書を読むまでは。
そんな凄い彼女も
”私にも恋焦がれた人がいた、秘め事があったの”
と胸に秘めた恋を持ったマリア・テレジアの恋物語でもあります。

夫がいながら、エディにほれ込み、
彼がユダヤ人と知った後は嫌がらせをする。
愛していたからこそ、憎さも増す。
女王である立場でありながら、私情を抑えきれなかったことで
国を危険にさらしてしまうことも
エディのおかげで回避できたからよかったものの(でもシュレジエンは奪われた)、
愚かな女だね、アントワネットの母ですわ(苦笑)
後年、アントワネットら娘たちが嫁ぎ先の国民から嫌われてしまったのは因果でしょうね。

エディもテレーゼに惚れてしまったのが受難のはじまり。
他の女性も目にくれず、アーデルハイトを一途に思っていたら・・・
なんで小バカにしていたテレーゼに掘れてしまったのか・・
生まれ育った環境の違いか、女キライで通ったフリードリヒとは真逆。
藤本センセのキャラは女性で失敗する人が多いけど、
彼もそのひとりかもTT

どんな仕打ちがあっても、エディはウィーンから出ることはなかった。
それはフランツとの友情を貫いたから。
もっともフランツも彼のことを離さなかったものありますが、
人を裏切ることができない、忠誠心が熱い人ですわ。

最後はエディの生死がわからないですが、、
タイトルが「誕生」とあるので、たぶん蘇生されているでしょう。
そう思いたいのはフリードリヒの決着は中途半端だし、
その後の7年戦争まで描いてほしいから。
でも、テレーゼの恋物語としては終わっているですよね。
エディがユダヤ人でないから、地位も名誉も与える?
あのね、愛しているなら彼自身を愛しなさい。
振られて痛快でしたわ!

注)一部、改正しました。

前回の記事↓
http://lumcinema.blog.fc2.com/blog-entry-383.html

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2019/04/20

西郷どん 後編 ★★★

2019年2月11日読了

林真理子/KADOKAWA

(STORY)
吉之助はようやく罷免。
不在の間に薩摩はイギリスの砲撃を受け、
国内は尊皇攘夷の嵐に吹き上がっていた。
大将としての才能を開花していく吉之助は、
坂本龍馬と出会い、長州藩と薩長同盟を結び、
世の中は大きく変わろうとしていく。


(REVIEW)
「西郷どん」の後編。
自殺未遂、島流しとアップダウンが激しく、不遇だった前半生とは一転、
後半は西郷どんが大将の器を発揮し、革命家として世に出ていきます。

最初は幕府側にたったものの、
幕府側に見切りをつけ、維新に成功。
その後はご存じのように征韓論に敗れ、下野してしまう。
なんという山あり谷ありの人生、
不器用な人間であろうか。

大将との器と人徳はあるものの、
斉彬の信念を受け継ぎ律義さと頑固さを感じ、
もっと要領よく生きることが出来なかったのだろうかと。
英雄西郷というよりも人間西郷物語です。

終盤の西南戦争は、息子の菊次郎の語りのせいか、
西郷どんと大久保の心情が変わりにくいので物足りなさがあります。
西郷どんの最期はどうなっているかと思ったら史実どおり。
大河はオリジナルだったですね。
2019/04/05

アンと青春  ★★★

2019年2月5日読了


(STORY)
デバ地下の和菓子屋「みつ屋」で働くアンちゃんは、
和菓子のことや仕事のことなど、
まだまだわからないことが多く日々修行中。
日々奮闘のアンちゃんは職場の仲間やお客様に励まされながら、
成長していきます。
「和菓子のアン」の続編。


(REVIEW)
図書館待ちでやっと読めた第二弾^^
アンちゃん、立花さん、会いたかったよ。

前回は和菓子とほんわかしたアンちゃんの魅力で
どことなく甘い雰囲気があったけど、
青春のタイトルのように、甘酸っぱさを感じました。
アンちゃんが仕事に躓きながらも、成長していく一方、
立花さんはキャラが崩壊した??と思われる箇所があり。
それは彼も人間だからでしょうか。

和菓子をモチーフにしているだけあって、
和菓子の知識の豊富さ、接客業に関する知識など
参考書のように感じましたが、前作同様、
心に響くシーンもなければ、セリフもありませんでした。

アンちゃん、立花さん、柏木さんの関係はいかに?
そのせいか、終わり方がモヤモヤ^^;
続編を匂わす感じがしました。
また会いたいな^^
2019/03/16

オーシャンズ8 ★★

2019年1月30日DVD鑑賞


2018年米映画
監督・・・・ゲイリー・ロス
出演・・・サンドラ・ブロック
     ケイト・ブランシェット
     アン・ハサウェイ

 (STORY)
刑務所から釈放されたデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)は、
長い年月を費やして練り上げた強盗計画の実行に移した。
かつての相棒や7人に犯罪のプロたちに協力を要請し、仕事にとりかかった。
全世界が見つめるファッション祭典で、人目につかずに潜入し、
スムーズに1億5千ドルのダイヤを盗むことができるか?

 
(REVIEW)
ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットらの出演の「オーシャンズ」シリーズを
女性の犯罪軍団で描いた作品です。
主役はオーシャンズのカリスマリーダーの妹。
元相棒ルーなど7人の女性犯罪スペシャリストが集って、
狙うは1億5千ドルのダイヤ。
舞台も世界が注目するファッション祭典とスタイリッシュに描いてます。^^ 

さあ、世界が注目する中で、ダイヤを頂き!
と、ここまでの過程が長く、途中睡魔が襲いました。
盗むシーンは女性らしく、頭脳銭を使ったスムーズで鮮やか。
それなりに見応えはあったけど、
印象的なシーンもなく、キャラに魅力がないのは、
本家本元のオーシャンズを比べたから。
というわけで、辛口ですいません。
2019/03/08

医心伝心 ~脈あり、恋あり?~ ★★

2019年1~2月DVD鑑賞


2017年韓国ドラマ、全26話
(CAST)
ホ・イム・・・・・・・キム・ナムギル
チェ・ヨンギョン・・・・キム・アジュン

(STORY)
第14代国王宣祖の時代。
朝鮮随一と名高い鍼師のホ・イムは昼間は恵民署、夜は高官の秘密の診療をし荒稼ぎしていた。
そんなある日、イムは王の治療に失敗し、罪人として追われ、矢に刺さて川に転落。
目覚めると2017年のソウルにタイムスリップした。
街をさまよっていたイムは、倒れた人を助けようとした時、凄腕女医ヨンギョンに制止された。
イムはヨンギョンから知識を得ようとつきまとう。


(REVIEW)
キム・ナムビル目あてでレンタルしました。

朝鮮時代の凄腕の鍼師ホ・イムが現代にタイムスリップし、
現代の凄腕女医と出会う。
つまり、朝鮮時代の鍼師と現代の凄腕女医の組み合わせで、
時には衝突しながらも、ふたりは惹かれあっていく・・大まかのあらすじです。
タイムスリップの恋にありがちなのは、最後は結ばれるかどうか?
それは後で語ることにして、
今まで暗い役柄が多かったナムナム(ナムギル)が
現代のシーンではコミカルな演技に挑戦しました^^

コミカルな役柄を演じたかったナムナム、生き生きしていますな^^
でもね、タイミングが悪かった。
先に観たドラマ「青い海の伝説↓」の
http://lumcinema.blog.fc2.com/blog-entry-551.html
チョン・ジヒョンのコミカルな演技が印象に深かっただけ、
彼の演技は何も感じず。
それと「善徳女王」のピダムとは変わらないなと思ったのは私だけでしょうか?

時空を超えた恋もね。
タイムスリップする方法が身体に危害を加えること!?
「イニョン王妃の男」に似てますな。
不死身だよ、ホ・イム。
イニョン王妃の男↓」のように
http://lumcinema.blog.fc2.com/blog-entry-213.html
命が狙われた瞬間にタイムスリップする方がまだいいかも。
どちらか片方がタイムスリップして、
いつ会えるかわからない切なさがあると感情移入もできるけど、
二人一緒とはね・・もう離れないわけないでしょ(笑)

ラスト近くになるとタイムスリップすることができなくなって、
ある時、ふと現代に戻り、愛しい人と再会するのも同じ。
「イニョン王妃」の時は本当にダメか、
なすすべもないかと思ったけど、
「医心伝心」の時は安心して観ていましたわ^^;

タイムスリップ&女医で思い出すのは「シンイ↓」
http://lumcinema.blog.fc2.com/blog-entry-127.html
イ・ミンホが演じる武官はかっこよくて、トキメキがありました。
が・・本作は何もなし。
ごめんよ、ナムナム~。あなた目当てで観ていたのにね。

でもね、挫折せずに観れたのはナムナムがいたから。
次の作品に期待します^^