ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
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ぼくのおじさん ★★★★☆

2017年7月27日DVD鑑賞


2016年日本映画
監督・・・・:山下敦弘
出演・・・・松田龍平
      真木よう子
      大西利空(子役)

(STORY)
作文コンクールの課題は「まわりにいる大人について」。雪男(大西利空)は”おじさん”(松田龍平)を書くことにした。我が家に居候するおじさんは自称「哲学者」の非常勤講師、何かにつけては屁理屈をつけ、スポーツはダメ、小遣いはくれない、土産は買ってこないのダメダメ男。そのおじさんが見合い相手のエリー(真木よう子)に一目ぼれをした。しかし、エリーは実家のコーヒー農園を継ぐためにハワイに帰ってしまう。彼女に会いに行くため、おじさんはハワイ行きの策を練るが失敗・・ダメかと思った矢先、奇跡が起こり、ハワイに行けることに。訪れたハワイではエリーの婚約者、青木さんもまた彼女を追いかけてきた。おじさんの恋の行方はどうなる?


(REVIEW)
大好き、本作に惚れました\(^o^)/
おじさん、いや龍平さん、最高。
ヘンな男を演じさせたら、龍平さんはNo1!

屁理屈で、怠け者で、一見、変な男だけど、
廻りをほんわかさせてくれる、
恋しいマドンナには振られる、
叔父と甥っ子コンビは、まるで現代のトラさん(「男はつらいよ」か?
ただインテリだけは違うけど^^;

最後は恋のキューピットになるとは思っていたけど、
いいヤツだね、おじさん。
私もファンになりました。

是非シリーズ化してください。
次作も観たい、おじさん、可愛い雪男くんにまた会いたいです^^

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真田十勇士 ★★★

2017年7月13日DVD鑑賞


2016年、日本映画
監督・・・堤幸彦
出演・・・中村勘九郎
     松坂桃李
     永山絢斗
     大竹しのぶ

(STORY)
天下分かれ目の関ケ原の戦いから14年、天下統一を目前とした徳川家康(松平健)と復権を狙う豊臣家の溝が深まっていた。
ある日、真田幸村(加藤雅也)と猿飛佐助(中村勘九郎)は出会った。
かつて天下に名を轟かせた幸村は実はフヌケの男。
忍者村から抜け出してでかいことをしたいと思っていた佐助は、幸村を担ぎ、仲間を集め「真田十勇士」を誕生させる。
大阪冬の陣が切って落とされた時、十勇士たちは最前線で活躍を見せる。


(REVIEW)
「本当か嘘か」
「嘘でも本物になる」


通説はウソかもしれない。
武将の中の武将、男の中の男を言われた人気のある真田幸村は実はヘダレ男なのですから。

どでかい野望を持つ佐助は、幸村を担ぎ「天下の英雄」に仕立てあげると、仲間たちを集め、「真田十勇士」を誕生させる。
「真田丸」の案も、大阪の冬の陣の活躍もみんな佐助や才蔵の助けがあったからこそ。
熱い男・佐助にクールなモテ男・才蔵のコンビは、新選組の近藤勇&土方歳三を彷彿します。
才蔵を変換すると、歳三とも出てくるし^^;
それはともかく、この作品にはどでかい仕掛けがいっぱいありまする。
ここからネタバレになるので、隠れます↓

本当に騙されたわ。
まさか、城の倉庫でも佐助たちの仲間割れが芝居だったとは。
仲間割れで終るとは後味悪いなと思ったら、正直ほっとしましたよ。
これで、秀頼生存説も納得。

幸村たちも本当は生きているかと思ったら、
あらら・・幸村さんは本当に戦死したのね。

アクションの連続で、見応えがあったけど、
ゲーム感覚しかなくて、仲間たちの死はそれほどでもなく、
しかも幸村の死もなんだかなと。

せっかくヘダレ幸村の設定だから、もっと笑いがあってもいいのでは?
クスっと笑えないし、大竹しのぶが演じた淀君と幸村の悲恋をさほど感じず。
テンポがよくてアキもこないけど、さほど心に残るシーンもなし。
脚本、演出はイマイチだし、配役も適材適所ではないし。
数人の役者のセリフ棒読みは気になりましたが、漫画だし、まあいいか^^:


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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ★★★★

2017年7月6日DVD鑑賞


2016年、イギリス・アメリカ合作映画
監督・・・マイケル・グランデージ
出演・・コリン・ファース
     ジュード・ロウ  
     ニコール・キッドマン
     ガイ・ピアース

(STORY)
1920年代、ニューヨーク。
フィッツジェラルド、ヘミングウェイらを世界的な作家を導き出したカリスマ的編集者パーキンズ(コリン・ファース)の元にトマス・ウルフ(ジュード・ロウ)の原稿が持ち込まれた。
パーキンズはウルフの文章にほれ込み、彼を支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。
その後も更なる大作を目指し、白夜を問わず執筆に没頭するが、パーキンズは家庭を、ウルフの恋人アリーン(ニコール・キッドマン)はパーキンズに嫉妬する。


(REVIEW)
1920~30年代に活躍した実在の作家トマス・ウルフと実在のカリスマ的編集者パーキンズの友情を描いた作品です。

出演者がすごい。
カリスマ編集者にコリン・ファース
トマス・ウルフ役にジュード・ロウ
その恋人にニコール・キッドマン
スコット・フィッツジェラルド役にガイ・ピアース
これだけの豪華出演者だけでも見るだけの価値があります。

アメリカの暗黒時代の合わせるかのように、
タンタンと盛り上がることもなく、流れるようなテンポでしたが、
トマス・ウルフの人物像、編集者パーキンズとの友情など
ポイントを押さえて描かれていたので、話に入りやすかったです。

じわーーとした余韻を残すかのようなラストもいい。
素敵な映画でした。

実はウルフさんの作品は未読です。
是非、読んでみたいです^^

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5時から7時の恋人カンケイ ★★★★

2017年5月6日DVD鑑賞


2014年米映画
監督・・・ヴィクター・レヴィン
出演・・・ベレニス・マルロー
      アントン・イェルチン

(STORY)
小説家を目指すブライアン(アントン・イェルチン)は、ひとりタバコを吸うフランス女性アリエル(ベレニス・マルロー)に一目ぼれする。
彼女をもっと知りたくて、後日デートした時、彼女の口から意外な事実を聞かされる。
彼女は人妻であり2人の子供がいた。
「5時から7時までのカンケイ」つまり不倫???
一度は断るものの、彼女の魅力にはまってしまったブライアンは、5時から7時だけ恋人の時間を過ごすことになる。


(REVIEW)
2016年に事故死したアントン・イェルチン出演作品です。

小説家を目指す真面目なブライアンは、24歳、独身。
彼が惹かれた女性は、9歳年上のフランス人、アリエル。
ディズニーのヒロインの名前の彼女は、独身かと思ったら、人妻で2人の子持ち。
文化の違いか、自由奔放な彼女は「5時から7時までのカンケイ」を提案される。
これって、不倫関係?

真面目なブライアンは断るものの、一度火がついた恋の炎は消すことは出来ない。
彼女に近づこうと、フランス文化を馴染もうとするブライアン。
自由奔放な彼女にますます惹かれてしまい、5時から7時までのカンケイに我慢できなくなり、
しまいにはプロポーズまでしてしまう。

さあ、この恋はどうなる?↓ここから隠れます。
彼女のことだからプロポーズは断るかと思ったら、やはり。
ふたりとも惹かれ合ったのは確かだけど、
純情なブライアンにはひどい仕打ちですよ。

でも、それを乗り越えて、ひとまわり大きくなり、
小説家としても成功させ、私生活でも家庭を持つことができた。
そして、アリエルとも良好なカンケイでいられる。

あの5時から7時までの恋人時間は過ぎたけど、
決して忘れることはない。
ハッピーエンドだけど、ちょっぴりビター、
うまくまとめたなと思いました。

アントン・イェルチンのご冥福をお祈りします(-人ー)

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ファミレス ★★★☆

2017年4月26日読了


(STORY)
中学教師の宮本陽平、49歳。入籍の時にお腹の子供がいた出来婚で、24年の時が過ぎ子供たちは独立し、結婚以来はじめての2人暮らしになった。そんなある日、妻・美代子の名前が記された離婚届を発見した。
料理を通じて友人となった雑誌編集長の一博は妻と別居中、康文は息子がいる女性と再婚した。
50歳を目前に人生の曲がり角に差し掛かった彼らの運命は?


(REVIEW)
映画「恋妻家宮本」の原作↓を読みたくて手を取りました。
http://lumcinema.blog.fc2.com/blog-entry-442.html

映画は宮本夫婦が中心でしたが、原作では宮本さんの友人2人を交えて、3人3家族をバランスよく描かれていました。
まさにタイトルの「ファミレス」そのものです。

妻の名前が記された離婚届を見つけた宮本陽平。
妻と離婚中の一博。
子持ちの女性と再婚した康文。
3人3様の人生があると同じように、3家族とも違う悩みがあります。
そこに陽平の生徒や「クッチーナ」の講師エリカ先生など、様々な家庭があり、様々なドラマが生まれる一方で、料理のシーンやファミレスのシーンなどがあります。
食べ物からでしょうか、ほんわか感があります。

夫婦、家族の再生といった絆を感じられる一方で、印象に残るシーンもなければ、セリフはありませんでした。
テンポはよく、タンタンと話が進んでいくだけ。
重松さんらしい、やさしさがあふれる文章で読みやすかったです。