ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
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六龍が飛ぶ ★★★★

2016年12月~2017年3月 DVD鑑賞


2015年、韓国ドラマ TV放送全50話、DVD全65話
(出演)
イ・バンウォン・・・・・ユ・アイン
チョン・ドジュン・・・・キム・ミョンミン
プニ・・・・・・・・・・・・・シン・セジョン

(STORT)
高麗末期。バンウォンは、百戦百勝の将軍の父、イ・ソンゲ(チョン・ホジン)を尊敬し、父のようになりたいと思っていた。
初めて訪れた都で、父が権力者イ・インギョムに屈服する姿を見て愕然とする。
6年後、国を憂いていたバンウォンは、高麗を終わらせ、新しい国建設するというチョン・ドジュンの志に感銘を受ける。
朝鮮王国建国に携わった6人の勇者たちを描く。


(REVIEW)
歴史ドラマ「根の深い木」の前章としても話題になり、
善徳女王」と「根の深い木」の脚本、演出家が再びタッグを組んだスペクタクルドラマです。

従来の韓流ドラマは、正義と悪、白黒ははっきりしたドラマが多いですが、今回は誰もが正義であり、誰もが悪となる、グレーのようなドラマです。
単なる新しい国を建国したHERO物語ではありません。

王になりたいという夢を持つ、後の朝鮮王朝3代王・太宗のことバンウォン
バンウォンの師匠であり、朝鮮王国の立役者ドジョン
バンウォンと惹かれ合う、民の王のことプニ
愛する人を守れなかった過去から、高麗一の剣士となるイ・バンジ
バンウォンの護衛であり、後の第4代王・世宗の最側近をなるムヒュル
義を重んじる、朝鮮王国の初代王・太祖のことイ・ソンゲ
朝鮮王国建国の為に立ち上がった6人それぞれの視点から描いています。

最初はイ家一族や仲間たちが一致団結し、悪徳権力者を倒し、さあ、新しい治世かと思ったら、かつての仲間と意見が相違し、対立する。
その人を倒したかと思えば、また仲間同士が争うのことになる。
そうして上りつめ、権力を手にし、新たな国造りをするものの、団結していた一族がバラバラとなり、最終的には親子対立、師弟対立となってしまう。
そう、建国は序章にすぎなかったのです。

策士家ドジョンと、夢を追い求める男バンウォン。
かつて信頼していた師弟同士は、国を憂い、正義感にあふれていました。
次第に溝が深まってしまい、どちらかを倒さなければならなくなってしまいます。

ドジョンバンウォンのことをピダムだというセリフがありました
きゃーー、私反応してしまいましたわ^^
バンウォンピダムは野望の持ち主で政変を起こしたのは同じですが、前者は勝者で、信頼している仲間がいる。
後者は敗者で、孤高の男。
決定的に違うのは、バンウォンは策に溺れず、恋にも溺れなかったけど、ピダムは女にも策にも溺れてしまいました^^;

それは置いといて^^
政変が成功し、ドジョンを倒して終わりかと思ったら、最終的の敵は無名。
彼らはバンウォンの命を狙う。
さて、どうなるかと思ったら、ムヒュルは寸前のところで助けに来てくれるし、女剣士サグァンも登場!と、最後までサービス満点^^

キム・ミョンミン、ホン・インハンを演じたソン・ノミンも、演技派だけのことはあるし、ユ・アインも数々の賞を受賞するだけのことはありました。
最初は理想に燃えても、悪に染まっていく難しい演技をよくこなしました。
パンジはセクシーだったし、お茶目なムヒュルは笑顔がよかった。
一番忘れられないのは、キム・テミのお姉キャラ。
パク・ヒャックォンさん、双子の兄ソンミとのひとり二役ご苦労様でした。

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ロイヤル・ファミリー ★★★☆

(2015年1~2月DVD観賞)

ロイヤルファミリー DVD-BOX1ロイヤルファミリー DVD-BOX1
(2011/11/25)
チソン、ヨム・ジョンア 他

商品詳細を見る


2011年、韓国ドラマ 全18話
出演
ハン・ジフン・・・・・・チ・ソン
キム・インスク・・・・ヨム・ジョンア

(STORY)
検事ジフンとインスクは、ある事件をきっかけに姉弟のような強い絆で結ばれていた。
ジフンはインスクの夫の葬儀で、彼女の現実を知る。
ロイヤル・ファミリー、JKグループの二男の嫁のインスクは、庶民出身であることから、名前で呼んでもらえず、一族からつまはじきにされ、18年間影のように生きてきたのだ。
インスクはJKグループに入ったジフンの助けもあって、ロイヤルファミリーの一員として実力を発揮していく。
そんなある日、外国人殺害事件が起きる。
事件を依頼されたジフンは、調べていくうちにインスクが関わりあることを判明する。
ジフンは彼女を信じ切ることができるか?


(REVIEW)
ナッツリターン問題で、明るみになった韓国の財閥。
本作は、韓国の財閥の実態を描かれていると話題のドラマです。

ドラマで描かれている財閥の実態も凄すぎる連続です。
そこには愛というものはない。一族の繁栄、権力争いがあるのみ。
ヒロインのインスクは庶民出身だけで、名前で呼んでもらえず、一族からつまはじきにされた薄幸な女性。
そこに現れたのが彼女の弟分の正義の検事ジフン。
悲劇のヒロインに、正義のヒーロー。おお、韓流ドラマの王道です^^

しかし、ヒロインインスクはただ者ではなかったのです。
夫の死後、禁治産者に仕立て上げたその時、眠れる獅子が起こしたように実力を発揮し、野望の女へと目覚たのだから。
そこからは彼女の復讐劇のはじまり、はじまり。
上手くことが運ぶように、前々から準備してきたのでしょう
やられたら、やり返し、次々のバトルを勝ち抜いていきます。
しかし、JKグループに法律は通用しない。女帝の一言で動かされるのだから。
インスクはそれも跳ね返し、トップに上り詰めたその時、彼女の関わる大きな事件、外国人殺害事件が起きてしまいます。

後半は、一族のバトルと同時にインスクの過去と疑惑問題が絡んできます。
今まで彼女を助けていたジフンは、事件の真相を追っていくうちに、疑惑が生じていきます。

そもそもドラマの原作は名作「人間の証明」です。
黒人が殺害されたことと、「母さん、僕のあの帽子はどこに行ったでしょうね」の名セリフしか覚えていません。
観ているうちにそうそうこんな感じだったなと思い出しました。ここからネタばらしなので隠れます↓
息子ジョニーが刺された時、母インスクは救急車を呼ぼうとした。
だが、ジョニーは拒み、自ら姿を消した。
インスクはこのくらいでは死なないだろうと、そのまま社長就任式に出る。
しかし、ジョニーは死体となって発見された。
心に痛みを抱えながらも一族のバトルに勝ち残り、会長まで上り詰めたインスク。
彼女の地位はジョニーを犠牲にして得たようなもの。

「法的には無罪、道義的には有罪」これがこのドラマのテーマです。

ラスト、ヘリコプターが消えたのは死んだのか?それとも逃避行したか?
どちらにしても私はジフンはインスクを約束通り守りぬいたと思っています。

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