ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
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TOO YOUUG TO DIE! 若くして死ぬ ★★★★☆

2017年3月1日DVD鑑賞
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2016年、日本映画
監督、脚本・・・宮藤官九郎
出演・・・・・・・・・長瀬智也
          神木隆之介
          尾野真千子
          森川 葵

(STORY)
修学旅行最中、バスが谷底に落ちてしまい、若くして命を落としてしまった関大介(神木隆之介)。
目覚めた場所はロックバンド赤鬼、キラーK(長瀬智也)が率いる地獄だった。大介は、大好きなクラスメイトのひろ美に告白もしてなければ、キスもしてない。彼女に会いたい一心で生き残りをかけた地獄めぐりが始まる。


(REIVEW)
監督、脚本がクドカン。クドカン作品を目当てで観ました。

本作はクドカン流地獄めぐり。
ロックに合わせて、主人公と一緒に巡る地獄は、なんともクドカンらしいというか、斬新的というか^^;
なんで、大介が地獄に落ちたかという理由は、バナナを喉に詰まらせた?つまり自殺!??
本人はそんなつもりではないのに、運命の巡り合わせか。
大介の願いはただひとつ。現世でやり残したもの、好きなクラスメイトひろ美に告白できずキスもできなかったこと。
彼女に会えるなら、どんな試練も耐えてみせる。どんとこい地獄^^
転生しても人間にはなれずの繰り返し。
地獄から人間に生まれ変われるのは、ほんのひと握り。
ましてや地獄から天界に行けたものはいない。

バス事故で生き残ったのはひとりというのは・・ネタバレになります。

ひろ美かと思ったら、クラスメイトのマツウラくんだったのね。
だったら、ひろ美は天界?そうなると現世に戻るよりはハードルが高い。

マツウラくん曰く、
クラスの中には生き残って、自力で下山した先生、生徒がいた。
その中のひとりにひろ美がいた。
よかったね、大介・・と言いたいところだけど、彼女はすでに結婚して子供がいた。
そうだよね、時差とはいえ、彼女は確実に成長しているだもの。
彼女の幸せを壊したくない大介は、天国に行く決意をする。
天国にいるキラーKの恋人と息子に、彼の歌を伝えるため。
キラーKが寝ないで作ったというわりには・・それは置いといて/^^/
ストレートな歌詞は、クドカン(作詞)らしい(爆~)

天国はどんなところかと思ったら、静かで確かに癒されるけど、
人とは交わることもない。
地獄は辛いけど、人との交わりがあって、友情も育む。
どっちがいいといえば、地獄が楽しそうでしょ^^
大介は地獄へまた行きましたよ。

で、閻魔さま@太巻き(古田さん)は、最後に彼の願いをかなえてくれる。
今ではすっかりおばあちゃんになった”ひろ美”の元に行き、
昔のふたりに戻っていく。そして、果たせなかったこと、告白&キス。

笑ってばかりいたのに、もう泣かせるだから、クドカン!

「あまちゃん」と同じく、適材く適所の配役で、うざいと思えるキャラがいない。
斬新的な発想と、退屈しないテンポで、あっという間に見てしまう。
上手いなクドカン。

自殺したら地獄に行く、人間に転生できるとは限らない。
生きているだけでも素晴らしい
など、作品の中にはクドカンのメッセージも隠されているのデス^^

現世で辛い思いをしている人たち、
辛くても自殺はダメだよ。
自殺したら地獄行きだよ。
次は人間に転生できないだから、生きているだけでも幸せなんだから。

でも、でも、地獄に落ちた者はかっこいいから落ちたというのも笑える!

もう最高!笑って、泣いて、観終わった後、爽快感を残す。
これだけ語ることができるのもクドカン作品だからこそ。
次作も、再来年の大河も楽しみにしてます!

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ドラゴン・ブレイド ★★★

2016年11月30日DVD鑑賞


2014年、中国=香映画
監督・・・・・ダニエル・リー
出演・・・・・ジャッキー・チェン
       ジョン・キューザック
       エイドリアン・ブロディ

(STORY)
紀元前50年頃の中国。シルクロード国境付近では、様々な部族が紛争していた。
西域警備隊のフォ・アン隊長(ジャッキー・チェン)は、陰謀によって、西域辺境の関所・雁門関に送られてしまう。
そこに国を追われてきたルシウス将軍が率いる(ジョン・キューザック)ローマ軍が押し寄せてきた。
休戦をした両軍は国境を越えて友情を深めていく。
だが、ティベリウス(エイドリアン・ブロディ)ローマ最強軍団が攻め込んできた。


(REVIEW)
ジャッキー・チェン、エイドリアン・ブロディ目当てで借りました。

古代シルクロードを舞台にした史実の物語。
CGを使った壮大なる歴史スペクタクル、
闘うシーンも迫力あり、アクションシーンも満載。
アクションシーンでは久々のジャッキー節を観ました。

ルシウスとの友情にはウルッとしたし、
エイドリアン・ブロディの悪の美しさに惚れ惚れ。
特に最期のシーンの表情がいい。
さすが演技派です。

壮大な歴史ロマン、アクション、友情と見応えがありましたが、
観た後に何にも残らないのはなんだろう。
似たような作品で思い出すのは、「レッドクリフ」
本作は、安っぽい恋愛ドラマになることもなく、
男性キャラに焦点をあてたのはよかったですが、
闘うシーンはゲームのようにしか感じない。
それは、ジャッキーがHEROというイメージが強いからでしょうね。
ジャッキーはそうでなきゃ!

いつまでもHEROを演じてくださいな。

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ドラキュラZERO ★★★★☆

(2015年6月10日DVD観賞)

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2014年、米映画
監督:・・・・ゲイリー・ショア
出演:・・・ ルーク・エヴァンス
      サラ・ガドン

(STORY)
15世紀、ワラキア公国の君主ヴラド(ルーク・エヴァンス)は国を豊かにし繁栄させてきた。彼もまた民衆や臣下から慕われていた。しかし、彼には敵を串刺しの刑にしたという暗い過去があるが、今はその罪を悔いていた。
ある日、オスマン帝国からプラドの息子を含む1000人の少年を人質にしろとの要求があったが、ヴラドは迷ったあげく断った。要求を断れば、戦争。強国オスマン帝国を相手にとても勝てそうになかった。ヴラドは愛する者を守るため、戦争に勝つために魔力をもらう決意をし、魔物がいる牙の山へと向かった。


(REVIEW)
ネタバレがあります。

ドラキュラといえばダークなイメージですが、今回はそれを覆しています。

そもそもドラキュラはプラム・ストーカーが創作した小説であり、
モデルとなったワラキア公のヴラドは日本に例えれば、信長のような英雄です。
吸血鬼ではありません。
そのモデルとなったワラキア公とドラキュラ伝説を掛け合わせ、新たなるドラキュラ伝説を描いています。

とても勝てそうにない相手にどう戦うか。
強国のオスマン帝国の要求をのめば、戦争をせずにすむ。
でも、愛する息子や国の少年たちを人質に出したくない。
愛する者を守りたい。そのためには魔力が必要。
魔人から魔力を得たヴラド。
愛する者たちを守ろるため自ら犠牲にし、また戦う姿。
これこそ王というべきお方!
ヴラド、かっこいい~!!
権力の座に酔いしれて、踏ん反り返るやつらに爪の垢を煎じてやりたいくらい。
ドラキュラこそが先祖と信じている(?)私は、嬉しいかぎり!
(↑の訳。日光湿疹(夏)、採血苦手、流血シーンはOKだから)
彼が苦悩する姿は胸が締め付けられ・・・惚れてしまいましたわ、あ・た・し^^v

本作にはもうひとつの要素があって、ヴラドと妻ミレナとの愛が描かれています。
瀕死のミレナの血を飲み、息子を守ると誓ったヴラド。
その約束を果たし、自らけじめをつけた。
そして、時代が変わって、現世で出会ったふたり。
なんてロマンチックでしょ。
また新たなドラマが始まる予感。
もし続編があったら、観たいデス^^v

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ドラッグ・ウォー/毒戦    ★★★

(2015年3月3日DVD観賞)

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(2014/07/25)
ルイス・クー、スン・ホンレイ 他

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2013年香港映画
監督・・・・ジョニー・トー
出演・・・・ルイス・クー
      スン・ホンレイ

(STORY)
コカイン工場爆発後、衝突事故を起こし、病院に運ばれたテルミン(ルイス・クー)。中国公安警察の麻薬捜査官・ジャン警部は、彼が麻薬取引に大きくかかわっていることを察し、減刑と引き換えに捜査に協力するよう要請する。かくして、テルミンは潜入捜査を開始する。


(REVIEW)
本作は、麻薬捜査のために全力をつくす捜査官と潜入マフィアの作品です。

マフィアとの頭脳戦の後、銃撃戦と手を汗握る展開は緊張感が走り、
ジョニー・トー監督らしい男くささがあります。
クライマックスの銃撃戦は見応えがあり、味方も敵もわからず、
最後は全滅(全員死亡)とは、これもジョニー・トーらしいデス^^;

面白いですが、物足りないですよ。
ハードボイルドらしい胸を締め付けるシーンがないから。
前にも書きましたが、麻薬捜査官と潜入マフィアの物語ですが、銃撃戦以降は潜入マフィアが中心。
自分が助かるためなら、どんなことでもするしたたかなテルミン。
ルイス・クーは熱演していましたが、悲哀が感じられません。
彼だけでも生き残って欲しかったな^^;

潜入、頭脳戦、男の浪漫と尾も出すのは名作「インファナル・アフェア」
どうしても見比べてしまうですよ。すいません^^;


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