ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
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東京すみっこごはん ★★★★☆

2016年5月17日読了

成田名璃子/光文社

(STORY)
商店街の細い横道の奥へ進みと、古い木造の一軒家「すみっこごはん」がある。
変わりばんこで料理と作り、みんなで食べるという共同台所は、年代も性別も国籍、職業が異なる人々が集まってくる。
美味しい料理を通じて、人々の交流をストーリー。


(REVIEW)
食べ物って、ほっこりさせてくれる。
美味しい料理ならなおさら。
それは高級料理ではなく、人々の心がこもった料理は最高でしょう。

いじめで悩む女子高校生も、婚活で悩むOLも
人生を見失う留学生も、妻に秘密がある男性も
みんな行き場所がない、心のよりどころがない人ばかり。
そう、読んでいる私も、みんなさんにも。
そんな人々を受け入れてくれるのが「すみっこごはん」なのです。

美味しい家庭料理と
すみっこごはんの人々の温かさと包まれるとほら^^
心が温かくなる、心が軽くなる。
悩んだ人々も救られると同時に読んでいる私も救われる。
そんなあったかい話なのです。

こんな料理店があったらいいな♪

元気が欲しいときにビタミン剤となる著書です。
どうぞ、お試しあれ^^

noriさんからお借りしました。ありがとうございました^^

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フェイク  ★★★☆

(2015年2月2日読了)

フェイク (角川文庫)フェイク (角川文庫)
(2006/08/25)
楡 周平

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(STORY)
銀座高級クラブ「クィーン)の新人ボーイ岩崎陽一は、ライバル店から移籍した年収1千万のホステス麻耶の運転手を務めることになる。また彼女から頼みごとを依頼され、思わぬ大金が迷い込む。情けない青春から脱出することができるのか?
抱腹絶倒の傑作コン・ゲーム。

(REVIEW)
リアリティがあり、ステイリッシュで、なおかつスピーディな展開は、読みやすく、話に入りやすいです。

舞台は煌びやかな銀座。
高給クラブで働く陽一は、安月給、長時間労働の生活を送っているうだつの上がらない日々。
そこに現れたのは高給取りのホステス麻耶。
麻耶から持ちかけられた仕事で、思わぬ大金が舞い込む。
おお、これでみじめな生活ともおさらばかと思えば、そうはいかないようで。
そこからゲームの始まりです。

暴力シーンもなければ、血腥さもありません。
あくまでも頭脳ゲーム。スピーディで一気に読めので、娯楽小説としては面白いです。
しかし、コンゲームの割には「してやったり」を思わせるシーンもなく、心に残るシーンはありません。
だから余韻がありません。

でも、キャラの作りはGoodです。
情けない男性キャラたちに対し、女性たちはしたたか。
仕方なく夜の世界に入った陽一や、博打で借金を背負う陽一の親友、謙一とは違い、
生活の苦から自らその世界に入り、トップを目指す。
中でも陽一のGFのさくらは麻耶を見習い、したたかな女に変貌していく。
一方、さくらの本性に気づいた陽一君。このまま情けないままではいられない。
やられたら、やり返す。その点では、純情男、陽一君の成長物語ともいえるかもしれません。

noriさんからお借りしました、ありがとうございました。




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