ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
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素敵な日本人 ★★★★☆

2017年4月23日読了

東野圭吾/光文社

(STORY)
初詣に出かけた神社で、町長が倒れていた。どうも殴られたらしいが、本人は記録喪失。殺人未遂だったのか?「正月の決意」を含む、四季折々の風物を含んだ9編の短編集。


(REVIRE)
待ってました、東野氏の新作^^
前にも書いたけど、作品の質にムラがあるから、
今回も期待はしなかったです。

が、本作はどれも話に入りやすく、心が揺さぶられるものもありました。
特にラストの「水晶の数珠」は、
時空の操作、父と子の絆、ラストのオチ、
「時生」のような余韻が残りました。
これ、これ。私が待っていたもの。
東野わーるど、健在!

東野氏らしくミステリーを絡め、
時空を操ったり、恋模様や親子の愛情に時には切なくなったり、
最後のオチがありと、読み応えがありました。
「素敵な日本人」とタイトルとおり、
人々の絆を感じさせる、日本人らしい素敵な作品でした。

東野氏、次作も期待してます。


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雪煙チェイス  ★★☆

2016年12月20日読了

東野圭吾/実業之日本社

(STORY)
殺人の容疑をかけられた大学生・脇原竜実。
彼のアリバイを証明できる人物ー新月高原スキー場で出会った女性スノーボーダーを追って、
竜実は長野県里沢温泉スキー場へと向かった。
一方、警察も竜実を追って、スキー場へ向かう。


(REVIEW)
先月刊行に続き、本作も舞台はスキー場。
スキーが好きでいらっしゃいますね、東野センセ^^

殺人の容疑をかけられた大学生が、
アリバイを証明できる女性スノーポーダーを追って、
スキー場にやってきた。
広いゲレンデで、彼女を見つけられるか?
警察が我もが先に手柄を立てようと、
彼を追ってスキー場にやってきた。
スキー場を舞台に繰り広げられるチェイス。
さあ、どうなる?と、スキーのようにスピードに乗って、
ノンストップで読めます。
話の結末は?↓

主人公が探している謎の女神は、
葉月、千晶、莉央のいずれか。
莉央かなと思ったらやっぱり。

どんでん返し連続を期待したのに何もなし。
スピードに乗って、グイグイと読んだだけ、がっかり。
「白夜行」のような、心に揺さぶられるものはなし。
なんか空振り状態だったって感じ。

連続刊行したスキー場シリーズは、前作の「恋のゴンドラ」に軍配デス。

恋のゴンドラ ★★★☆

2016年11月18日読了

東野圭吾/実業之日本社

(STORY)
好きな彼女をスキー場で楽しむはずが、ゴンドラで婚約者と相乗りになってしまい・・(「ゴンドラ」より)
スキー場に集う男女8人の恋の行方は天国か地獄か?


(REVIEW)
タイトルをみると、東野圭吾が恋愛小説?
東野氏といえば、ミステリーが絡んでいるはず・・
恋愛&ミステリーか!と思ったら、恋愛だけ???
そうなのです、本作は東野氏がおくるラブストーリーなのです。

ミステリー好きの私には物足りなかったけど、
男女8人の恋愛物語はどれもスリリングで、
話に入りやすく、キャラに感情移入しやすいのでサクサクと読めます。
そう、恋愛小説でも東野わーるど炸裂!!
恋愛をここまでスリリングに書けるとは、さすが東野氏です。

東野氏は2転3転のどんでん返しが見逃せないけど、
今回は予想外の展開に唖然^^:
桃実ちゃん、日田さん、お幸せになってね^^と応援したのに
あらら・・・これではかわいそうすぎ。

ただのラブストーリーとは終わらせない。
今回も東野さんのブラックな部分が充分に見えましたわ。

危険なビーナス ★☆

2016年9月22日読了

東野圭吾/講談社

(STORY)
獣医の手島伯朗に弟・明人が失踪したと、彼の妻・楓から電話があった。
なぜ明人は失踪したのか?真相をつかもうと、明人の家族に近づく楓に強力する伯朗。
弟の妻とわかっていでも、楓に惹かれずにはいられない伯朗は・・


(REVIEW)
待ってました!東野さんの新作。

今回は弟の嫁に惹かれていく話!?
その弟が失踪している?
弟は父違い。母は16年も前に謎の死を遂げている?
さて、真相はいかに↓

サクサクと読めるけど、退屈な内容。
ラストもがっかり。
タイトルで楓が危険な女と思ったら、ただの警官?
まあ、楓が弟の嫁でなくてよかったね、伯朗。
いくら真相を探るとはいえ、欺かれたまま?
途中からおかしいとは思わなかったのかな?
これでは、スケベおやじだよ。^^;


毎回同じこと書いているけど、
昔みたいな心が震える話を頼みます!

これからもとことん付き合うますよ、東野センセ!
次回も楽しみにしてます。

人魚の眠る家 ★★☆

(2015年12月7日読了)

人魚の眠る家
人魚の眠る家東野 圭吾

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(STORY)
”娘の小学校受験が終わったら離婚する”と約束していた播磨和昌、薫子夫婦。
面接試験の予行練習直前、娘がプールで溺れてたと連絡が入った。
病院に駆けつけると、思いもよらない現実を目のあたりにし、医者から残酷な選択が言い渡された。


(REVIEW)
東野圭吾、作家デビュー30周年記念作品。

東野さん、30周年おめでとうございます。

30周年にふさわしく読み始めたら止まらない、ノンストップで読める、東野マジック全開作品でした。
本作のテーマは脳死、生と死
内容も悪くはなく、楽しめました。

が・・物足りない!
ミステリーや、逆転がない。
心に残るシーンもなければ、心に響くセリフもない。

冒頭のシーンからミステリアスな内容かと思ったら、期待はずれ。
先へ先へとスピードアップして読んだのは播磨一家がどうなるかだけ↓
娘が死んで、冒頭の少年とつなげるだろうなと思ったらビンゴ。
少年の体には瑞穂ちゃんの心臓が生きている、ありふれた展開でしたわ。


東野氏の作品で「生と死」で思い出すのが、「時生」
「時生」のような心を揺さぶられるようなラストが欲しかった!

東野氏、次の作品を期待します^^;

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