ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
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SWAN ★★★★

(2013年11月24日再読)

Swan―白鳥 (1) (秋田文庫)Swan―白鳥 (1) (秋田文庫)
(1995/09)
有吉 京子

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SWAN 白鳥 愛蔵版 1SWAN 白鳥 愛蔵版 1
(2007/05/15)
有吉 京子

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(コミック 全21巻、文庫本 全14巻、愛蔵版 全12巻)

(Story)
ボリジョイバレエ団の公演を鑑るのために北海道から上京した真澄は、一流プリマの前で靴を脱いで踊り、人々を驚かせた。数日後、彼女の元に全国バレエコンクールの通知が届く。コンクールを出場したことのない真澄は手惑いながらも会場に赴き、国内トップクラスの草壁や京極と出会う


(Review)
学生以来の再読なので、もう20年の時がたっています。
一度、学友から借りて、それもテスト前だったので、さっさと読んで返した覚えがあります。そのため内容は覚えていても詳細やラストもうろ覚えでした。前回「まいあ」の記事がそうです。訂正します。

バレエの美の世界に引き込まれるような幻想的な世界、ストーリーがドラマチックです。
バレエのシーンはまるで舞台を見ているかのよう。優雅で繊細な描写は、作者の情熱が伝わってきます。
続編の「まいあ」はあっさりした現代風作品に対して、「SWAN」は昔風の濃厚な作品です。
少女漫画の典型的なでっかいおめめに、ありもしない設定。コンクールすら出たこともない田舎娘が全国コンクール!?それも日本のバレエ界の未来がかかっているコンクールですと?舞台も国内にとどまらず、モスクワまで(笑)話が飛躍すぎ。京極さんは「エースをねらえ」のお蝶夫人だし、草壁さんは藤堂氏、真澄がひろみだとすると、セルゲイエフ先生は宗方コーチか?アラベスクを彷彿させる描写もあるし・・まあそこは置いといて^^

前半つっこみどころがあれど、レオン登場あたりから絵柄と話が変わっていきます。
NY編ではクラッシックからモダンへ、覚醒していく真澄。それはレオンの存在も大きい。
ふたり順調なペアの道を歩むかと思えば、ルシィの存在がふたりを立ちはだかる。
素直な愛情表現するルシィと、ツンデレなレオン。真澄はルシィに身を寄せるも、踊りを捨てることはできずレオンの元へ。ふたりは今後もペアを組むかと思いきや、離れてしまう。でも、離れていかに相手がかけがえのない存在であるかを知っていく。ラスト、ふたりはドラマチックな再会し、再びペアを組むことに。うーーん、最高です!

話の流れから、憧れであり恩師でもあるセルゲイエフとのロマンスがあるかもしれない。でも、私はレオンが自然だと思っています。
「まいあ」を読んで、ふたりが同じ未来を歩いてくれたこと嬉しかったです。
有吉先生、夢を壊さないでくれてありがとう。

気になるのはその後のリリアナ。生きているだろうか・・(ぼそっ)

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まいあ  ★★★★★

(2013年11月21日読了)

まいあ Maia SWAN act II 1まいあ Maia SWAN act II 1
(2006/12/15)
有吉 京子

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まいあ Maia SWAN actII4まいあ Maia SWAN actII4
(2009/12/11)
有吉 京子

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コミックス 全4巻(第一部完結)

Story)
有名バレエダンサーの両親を持つ”まいあ”は14歳。パリ・オペラ座バレエ学校の編入試験に見事合格。学校と自分との実力の格差に悩みつつも、寮の同室で優等生のフィオナやマチューや惺(せい)らの刺激を受け、成長していく。


(Review)
バレエ漫画の名作「SWAN」の続編。
主人公の真澄とパートナーのレオンの娘まいあが主人公です。

一言、素晴らしい!!
オリジナル終了から時間がたっているので、絵柄は違います(あたりまえだ)
子世代なので、オリジナルとはまだ違う世界を楽しむことができます。
昔と変わらぬ引き込まれる画力とストーリーは、クオリティーが高いです。

バレエ団といえば、ロシアのボリジョイバレエ団やイギリスのロイヤルバレエ団、はいオペラ座も有名ですよね。名前だけ知っていても、よく知らない私は、オペラ座バレエを検索しました↓
バレエの期限はイタリアのルネッサンス時代。フィレンチェのメデッチ家からフランス王家に嫁いだカトリーヌがフランスにもたらし、バレエ誕生。当初は宮廷で楽しまれていたが、劇場へと移り、1671年にオペラ座設立。1713年に立オペラ座バレエ団、世界最古のバレエ団が設立された。

見事オペラ座のバレエ学校に編入試験に合格し、入学したまいあちゃん。
よくある設定ですが、自分と学校の格差に悩み、落ち込みます。
そこにプラス二世によくある悩み、「聖真澄とレオン・クライストの娘」がつきまといます。
最初はウジウジと悩んだ彼女も先生の指導、仲間や両親、先輩方の刺激を受け、自ら殻を破り成長していきます。舞台は美の幻想的な世界だけど、キャラは現代っ子。なので、親しみもあります。

さて、彼女にひとりの男の子が現われます。
かつてのレオンを彷彿させるリオくん。
オレさま主義で、憎たらしい彼はまいあと度々衝突。こういうパターンはロマンスも・・と思ったら、あらら・・第二部では波乱の展開↓(隠れます)
まいあちゃんの成長も楽しみだけど、やはりロマンスも気になるんだよね。
最初は性格のいい惺くんかなと思ったら、生意気なリオくんが現われて、
憎たらしいことをズケズケと言うのはかつてのレオンもそう。
彼とペアを組み、見直したまいあちゃんに強力なライバルが現れる。それはまいあママの真澄。
リオは真澄をペアを組みたがっているですよね。
こうなると、まいあ、リオ、真澄、レオンの四角関係か?
まいあのライバルはフィオナと思ったけど、ママ?


只今、真澄とレオンの恋人時代から、まいあ出産までを描く「SWAN モスクワ編」を掲載中。
第2部はその後かな。

本作でかつてのキャラたちが健在というのもうれしい。レオンはあいかわらずええ男だのう^^
モスクワ編も気になるけど、その前にオリジナルを再読します^^

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