ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
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5時から7時の恋人カンケイ ★★★★

2017年5月6日DVD鑑賞


2014年米映画
監督・・・ヴィクター・レヴィン
出演・・・ベレニス・マルロー
      アントン・イェルチン

(STORY)
小説家を目指すブライアン(アントン・イェルチン)は、ひとりタバコを吸うフランス女性アリエル(ベレニス・マルロー)に一目ぼれする。
彼女をもっと知りたくて、後日デートした時、彼女の口から意外な事実を聞かされる。
彼女は人妻であり2人の子供がいた。
「5時から7時までのカンケイ」つまり不倫???
一度は断るものの、彼女の魅力にはまってしまったブライアンは、5時から7時だけ恋人の時間を過ごすことになる。


(REVIEW)
2016年に事故死したアントン・イェルチン出演作品です。

小説家を目指す真面目なブライアンは、24歳、独身。
彼が惹かれた女性は、9歳年上のフランス人、アリエル。
ディズニーのヒロインの名前の彼女は、独身かと思ったら、人妻で2人の子持ち。
文化の違いか、自由奔放な彼女は「5時から7時までのカンケイ」を提案される。
これって、不倫関係?

真面目なブライアンは断るものの、一度火がついた恋の炎は消すことは出来ない。
彼女に近づこうと、フランス文化を馴染もうとするブライアン。
自由奔放な彼女にますます惹かれてしまい、5時から7時までのカンケイに我慢できなくなり、
しまいにはプロポーズまでしてしまう。

さあ、この恋はどうなる?↓ここから隠れます。
彼女のことだからプロポーズは断るかと思ったら、やはり。
ふたりとも惹かれ合ったのは確かだけど、
純情なブライアンにはひどい仕打ちですよ。

でも、それを乗り越えて、ひとまわり大きくなり、
小説家としても成功させ、私生活でも家庭を持つことができた。
そして、アリエルとも良好なカンケイでいられる。

あの5時から7時までの恋人時間は過ぎたけど、
決して忘れることはない。
ハッピーエンドだけど、ちょっぴりビター、
うまくまとめたなと思いました。

アントン・イェルチンのご冥福をお祈りします(-人ー)

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後妻業の女 ★★★★

2017年4月19日DVD鑑賞


2016年日本映画
監督・・・・鶴橋康夫
出演・・・大竹しのぶ
     豊川悦司
     尾野真千子

(STORY)
今や婚活は若者だけではない。
中高年の婚活パーティで、ひとりの女が金持ちの老人をイチコロにさせていた。
彼女の名は武内小夜子(大竹しのぶ)。
金持ちの老人、しかも持病持ちならなおさらいい。
婚活パーティの主催である結婚相談所の社長柏木(豊川悦司)がプロヂュースし、後妻に入って金品を巻き上げる「後妻業の女」
次から次へと後妻業を繰り返す小夜子と柏木、2人を暴こうとする人たちとの愛と金を巡るドラマが切って落とされた。


(REVIEW)
金を持っている中高年を狙い、後妻に入り、金を巻き上げる。
その手口は完全犯罪。影で糸を引くのは結婚相談所の社長。
犠牲になった老人は数知れず。
罪悪感はこれっぽっちもない。
この悪女ぶり、主演の大竹しのぶは地で演じているのか?
彼女の怪演ぶりに惹きつけられました。

どのキャラもお金となると、エネルギッシュに動き出す。
すごいパワフル!しかも善人なし(ただし、騙され、殺された人は除く)
うざいと思えるキャラはひとりもいないという、脚本と演出の素晴らしさ。
コミカルで、笑いを散りばめているのに笑えないのは、
人の弱みや心の隙をつき、喰い荒らしていく悪党は、ほら近くにもいそうだから。
所詮、世の中は弱肉強食。知恵の回る者、強い者が勝つのか。
悪党ぶりにあっぱれ!と拍手したくなりました。

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恋妻家宮本 ★★★★☆

2017年2月1日劇場鑑賞


2017年日本映画
監督・・・・遊川和彦
出演・・・・阿部 寛
      天海祐希
      菅野美穂

(STORY)
結婚25年、子供が独立し、二人っきりになった宮本陽平(阿部寛)、美代子(天海祐希)夫妻。
ある日、陽平は美代子が隠していた離婚届を見つけてしまう。
美代子の行動から不審な点がない。
自分も真面目に働き、家庭のよき夫、父であると思っていた陽平は動揺する。

(REVIEW)
原作は重松清著「ファミレス」
原作のタイトルどおり、ファミレスから始まりました。

物語には離婚しそうな???宮本家を中心に、
陽平の料理学校仲間で、同じく離婚しそうな五十嵐家。
彼とラブラブいっぱいの門倉さん。
陽平の生徒の母親が浮気をし、家庭崩壊しそうな井上家。
様々な家庭が描かれています。

ファミレスに入るといつも注文に迷ってばかりで、
優柔不断の男を演じる阿部ちゃん、最高^^
特に心のつぶやき、最高デス。
逆にサバサバした性格の妻には天海さん。
一見、何の不振もない彼女の真意は?
なぜ、離婚届けを隠していたのか?↓

なるほど、料理学校に通う夫から
いつ捨てられるのか、捨てられるではないかと不安になったのね。
それで、切り札として離婚届を隠し持っていたと。
いつもかっこええ、怖い女のイメージが強かった天海さん。
可愛いなと初めて感じました。

ふたりとも自分たちの世界に浸りきっているせいか、
周りの空気が読めないようで。
人がいる気配ぐらいは感じるであろうに^^
いつまでもお幸せに^^

喧嘩しながらも仲のいい五十嵐夫婦も、
一時、バラバラだったドン(井上)の家も、
無事にまとまってよかった、よかった^^

彼に裏切れた門倉さんに幸せが訪れますように。

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この世界の片隅に ★★★★★

2016年12月26日劇場鑑賞


(STORY)
昭和19年2月、軍港の町・呉にお嫁にやってきた”すず”(声・のん)。
見知らぬ土地で海軍勤務の文官の北條周作の妻となったすずの毎日が始まった。
最初は戸惑いながらも、北條家の人々に囲まれながら、少なくなる配給物資の中で服を作り直したり、食卓を賑わせ、毎日を過ごしていく。そして、昭和20年・・


(REVIEW)
原作を読んで感動したので、本作も観ました。
評判通りの作品です。

原作と同じく、ほのぼのとした絵柄とキャラクターたち、淡々として日常。
舞台は戦争中の軍艦の町・呉。
物資が少ない?なんのその、工夫すれば、にぎやかな食卓になる、
服も工夫をすればほら、小さな幸せが見えてきます。

今、アニメを見ているのか、実物のか混合してしまいました。
それは”のん”の声が”すず”そのものだからでしょうか。
役柄にぴったりの声で、まるで実物が存在したかのように感じました。

みんな笑って暮らせたらいいのに・・”

平和な日常も連日の空襲で壊されていきます。
そこで失ったものがあります。

あたりまえだったことが、突然失われるやるせなさ、
でも、生きていかなくてはならない。

災害の多い現代も同じく、これは決して他人事では思えない・
戦争が反対とか、戦争は悲惨だとか、
ドラマチックに描いているわけでもなく、
等身大の人々の平凡さがタンタンと描かれたからこそ、心に打つものがある。
失った悲しみ、やるせなさと感じされました。

ありがとう、世界の片隅にウチを見つけてくれて
夫・周作に感謝する”すず”の言葉です。
周作、北条家の人々も、まわりの人々も
ラストの孤児との出会いも、後世の私たちも、
人をのつながりを感じされました。

いい作品をありがとうと言いたいです。



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コンフェッション 友の告白 ★★★★

2016年2月29日DVD鑑賞

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2014年、韓国映画
監督・・・イ・ドユン
出演・・・チソン
     チェ・ジフン
     イ・グァンス

(STORY)
保世渡りの上手の保険セールスマンのインチョル(チェ・ジフン)、正義感あふれる消防士ヒョンテ(チソン)、何をやらせてもドジなミンス(イ・グァンス)は中学時代から強い絆で結ばれた親友3人組。ある日、ヒョンテの母が務めるゲーム店に火災保険契約で訪れたインチョルは、店が多額の借金があることを知る。ヒョンテの母から「店を放火して多額の保険金を出してほしい」と言われ、インチョルはミンスを誘って実行したが、思わぬ方向に暴走してしまう。


(REVIEW)
ネタばれがあります。
甘い言葉に誘われて、殺人を犯したものと、被害者の息子が親友同士。
事件を追う者と、追われる者の描いたドラマです。

特別話をひねってないので、話に入りやすいし、キャラの感情移入しやすいです。

登場するキャラたちは誰もが愚か。
楽しようとしたヒョンテの母も、欲に目がくらんだインチョルも、インチョルを止めないどころか、共謀したミンスも、
不仲とはいえ、両親と絶縁していたヒョンテも、
負の連鎖のごとく、悪い方へ悪い方へと転がっていく彼ら。
人間の弱さと愚かさを描いています。

キャラでは、インチョルを演じたジフンがいい。
ヒョンテの母と共謀し、強盗を装った保険金放火事件を計画するものの、思わぬ方法に進んでしまい、ヒョンテの母を殺してしまいう。証拠隠滅の為、店を放火してしまう。
表面では何事もなく装うものの、迫りくる恐怖と罪悪感。
鬼気迫る狂気の演技は思わずゾクっとしました。
チソン目当てレンタルしましたが、ジフンが話の中心でした。

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