ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
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ビブリア古書堂の事件手帖 7 ★★★★☆

2017年3月31日読了

三上延/メディアワークス文庫

(STORY)
ビブリア古書堂に訪れた老人は、太宰治自筆用「晩年」の取引をする際、ある古書を残していく。シェイクスピアの古書の¥にまつわる謎と、栞子の祖父が仕掛けた奇妙な罠。日本で一番愛されるビブリオミステリ、ここに完結。


(REVIEW)
今回の題材はシェイクスピアの稀覯本(きこうぼん)。
謎が多い戯曲家、しかも稀覯本とは、ファイナルにふさわしいです。
もちろん、シェイクスピアの著書、エピソードや名言もありで、いつものビブリアわーるど満載です。

そのシェイクスピアの稀覯本を巡って、
栞子の祖父が仕掛けた罠により、千恵子と栞子の親娘の鑑定対決いきます。
読んでいくうちに緊張感が高まり、終わった後の爽快感がなんともいえません。

その一方で、気になるは、栞子と大輔くんのその後。
ネタバレになりますが、大輔くん、ついにプロポーズ!
お幸せにヽ(≧∀≦)ノ

どんな作品にも終わりがあるのはわかっているけど、
これで終わるのは、正直寂しい・゚・(つД`)・゚・
夏目漱石、江戸川乱歩、太宰治など再び興味を持ち、
今回もシェイクスピアを再読したいと、きっかけをつくってくれたビブリア
ありがとう、ビブリア(^∇^)ノ

嬉しいことに、アニメと実写映画化も決まり、
番外編もあるとの情報を耳にしました!
こりゃ、ファンはたまりませんね^^
楽しみにしてます^^

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ビブリア古書堂の事件手帖ー6- ★★★★☆

(2015年3月15日読了)

ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
(2014/12/25)
三上 延

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(STORY)
太宰治の「晩年」を奪うため、店主の栞子を危害を加えた青年が、再び現れた。別の「晩年」を探しているという奇妙な依頼。本を追跡しているうちに驚く事実にたどり着く。


(REVIEW)
今回の題材は太宰治。
太宰と聞くと、私の血が騒ぐ。
そのせいか、主役のふたりはくっついただからどうでもいい。
事件?謎?ミステリー?栞子&大輔くんの今後?
すいません。太宰を中心に読んでしまいましたので、二の次でした(笑)。

毎回、著者の知識の豊さには驚きますが、今回も脱帽です。
太宰は井伏鱒二と交流があったことは、初耳です。
なんでも井伏は師匠として太宰を指導し、援助もしていたとか。
井伏がいなければ、太宰はいなかったとも。
「走れメロス」にはエピがあって、壇一雄と熱海温泉に行った時、宿泊と小料理屋の代金が払えなかった。
そのため、壇一雄を人質に宿において、上京したものの、なかなか帰ってこなかった。
で、壇が上京すると、井伏と将棋を打っていた。げ!?
その時、太宰がつぶやいた言葉が
「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね」
はあ~、最低なヤツだな、太宰。
「走れメロス」に感動した10代の時、事実を知らなくてよかったわ。
あなたのことは「人間失格」などの著書で知ってはいたけど、知れば知るほどあきれてしまう。
でも、太宰作品は好きなんですよね(^^;

あと、初めて知る太宰の作品とか、デビュー前に使っていたペンネームとか・・
すごい太宰わーると満載!
太宰ファンには嬉しい一冊です。

おっと、本題。
太宰の「晩年」を追って行くうちに、栞子と大輔に繋げていく。
そして、最後には謎多き栞子さんの母で締めくくる展開は上手いと思いました。
次はどうなるやら・・栞子と大輔に発展はあるか?楽しみです。


ビブリア古書堂の事件手帖 5 ★★★★☆

(2014年7月1日読了)

ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)
(2014/01/24)
三上 延

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(STORY)
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂の美しき店主、栞子を思続ける店員、大輔は、思い切って告白した。
栞子は「今は待ってほしい。答えを出すから」と。彼女が出した答えとは?
2人の関係を結びつけたのは古書だった。


(REVIEW)
ネタバレがあります。
前回のラスト。大輔の告白。
さあ、栞子さんの答えは?
と、一番気になることから話が始まってます。

答えを出すまでの過程(回想)は、早く結果が知りたくて、ヤキモキさせられました。
それが読む側としてはたまらないのですが^^;

その答えですが、本篇も古書が関わってきます。
ふたりのぎこちない関係と、やるせない心理と人間関係と・・
それらを古書を絡ませて展開する進め方は上手いです。

手塚治虫先生の「ブラックジャック」を題材にした話は、ファンとして嬉しいかぎり。
先生のエピソードも詳しい。
三上氏の古書の知識には脱帽しました。

さあ、エピローグ。
栞子さんの答えは大輔とつきあうことに
よかったね、大輔^^

今後、ふたりの進展があるのでしょうか?
次巻も楽しみです。

ビブリア古書堂の事件手帖4 ★★★★

(2014年6月8日読了)

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
(2013/02/22)
三上 延

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(STORY)
鎌倉に佇むビブリア古書堂に謎の依頼が舞い込む。稀代の探偵、推理小説家の江戸川乱歩の膨大なコレクションを譲るかわりに、ある人物が残した謎めいた金庫を開けてほしいというのだ。そんな折、古書堂姉妹の母が10年ぶりに現れた。


(REVIEW)
いよいよ栞子の母が登場します。
親子関係のドラマも読みごたえがありますが、江戸川乱歩を題材にしたミステリアスな展開に釘付けになりました。
事件手帖のタイトルにふさわしく、ミステリアスなスリリングな展開は巧妙です。
まるで、乱歩のミステリアスな世界に引き込まれるかのようなマジックにかかりました。
だから、ミステリーはやめられません^^

毎回そうですが、筆者の古書の知識に脱帽します。
江戸川乱歩といえば、明智探偵と少年探偵団、怪人20面相。
子供のころ、ワクワクドキドキしたっけ。
ただ、小説は1冊読破したのみ(こらーーー)
大人になってからも、明智探偵のサスペンスはかかさず見ておりました。
時代に合わせて読者に違和感がないよう努めているせいか、時代を超え、ファンが多いのも確か(私もそうだもん)
ホームズもルパンも明智探偵、20面相も、ルパン三世もいつ読んでも心が躍ります。

乱歩の初期の著書、興味あります。
もし、目の前に乱歩コレクターがあったら、私も目が奪われるね、確実に。
読了した後、またワクワクドキドキ感が味わいたくて、乱歩シリーズを読んでみたいものです。

ビブリア古書堂の事件手帖3 ★★★★

(2014年6月1日読了)

ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
(2012/06/21)
三上 延

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(STORY)
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂には今日も様々な客が訪れる。懐かしい古書には様々な人間ドラマがあり、絆があった。「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ第三弾。


(REVIEW)
今回のテーマはサブタイトルにもあるように「絆」
古書には様々なドラマがある。そして絆が見える。
毎回驚くのは筆者の古書の知識の豊富さ。
プラス、ミステリアスな展開が加われば、本好きにはたまりません。

前回と比べて、作者の筆に磨きがかかったのか、話とキャラの感情に入りやすかったです。
一話、一話のキャラたちの絆の物語は読みごたえがあります。
それよりも気になるのは、前回の最後の謎を残した栞子の母の謎。
栞子と母親とは一体何があったのか?その謎は一体?
進展はないので、先の楽しみができました。

さあ、続編を読みます。

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