ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
MENU

帝王の娘 スベクヒャン ★★★☆

(2014~15年4月、BS放送、DVD観賞)

帝王の娘 スベクヒャン DVD-BOX4
帝王の娘 スベクヒャン DVD-BOX4
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン 2015-05-02
売り上げランキング : 18583


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


2013~14年、韓国ドラマ。DVD版30分編成全118話、TV版45分編成72話
ソルラン・・・・・・・ソ・ヒョンジン
ソルヒ・・・・・・・・・ソウ
ミョンノン・・・・・・・チョ・ヒョンジェ
チンム・・・・・・・・チョン・テス

(STORY)
時は6世紀の百済(ペクチェ)第24代王東城王の治世。加林(カリム)城主の娘チェファは、王の従兄弟ユンと恋仲であった。ふたりは、もし娘が生まれたら「スベクヒャン」と名付けようと約束していた。
娘とユンの関係を知ったペク・カは「王が死ねばユンが王になる、チェファが王妃になる」と野望を抱き、王を暗殺した。しかし、王を敬愛するユンの刃が向けられてしまう。チェファはユンにお腹の中に子供がいることを告げず、家来のクチョンと共に伽耶(カヤ)へ逃げる。そこで、女の子を産むが、ユンと約束したスベクヒャンではなく、ソルランと名付けた。
一方、第25王となったユンは前王の息子を守るため、自分の息子を入れ替えた。
時は経ち、チェファとクチョンの間に生まれたソルヒは、姉ソルランが百済王の娘であることを知ると、彼女に成りすまし、百済に向かう。


(REVIEW)
BS放映を観て、DVDで再観賞しました。

今の生活を満足できず、不満に思っていた娘が、ある時、姉が高貴な生まれであることを知る。
その時、娘は自分が姉になりすまし、王家に入り込む。
一方、姉は事実を知らず、妹を探しながら、ひょんなことから王家に仕えることになる・・
といった話の展開は、真新しいものではありません。
観ているうちに細川千栄子の「伯爵令嬢」を思い出します。
孤児院で育った少女が船の事故で記録喪失になり、
彼女が助けたスリの女の子が「自分が娘です」と名乗った話。懐かしいな~^^
しかし、スベクヒャンはそれだけではないのです。
太子まで入れ替わっていたのです。
自分が王女とは知らないソルラン、
姉(ソルラン)の変わりに王女となった上昇志向の強いのソルヒ、
「息子を守ってくれ」亡き前王との約束のため、太子となったミョンノン
実の父とは知らず、現王を敵と思いつつも複雑な感情に揺れるチンム。
4人の運命化いかに?

波乱万丈の女性主人公の歴史ドラマで思い出すのが「善徳女王」。
自分が王家に人間とは知らずに育ち、兵士(スベクヒャンは密偵)として訓練し、
政治という運命の渦に巻き込まれ、自らも成長していく過程は同じです。
が、「善徳女王」は政治色が強い女性一代浪漫ですが、「スベクヒャン」は恋愛色が強いドラマで、
大事な場面でも、ソルランとミョンノンが必ずといっていいほど描かれていました。
二人は惹かれあっているのに、運命のいたずらか・・簡単にはいかず。
自分が本物の王女と知ったソルランは、ミョンノンとの縁が切れるのが怖い、
兄妹(本当は違うけど)としてつきあうことができないと、王女であることを名乗らずにいる。
ああ、そのせいでソルヒがますます暴走し、取り返しがつかないところまでTT
ソルランとミョンノン、最後は結ばれるか?


ここからは独り言です↓
ラスト、ソルランとミョンノンが結ばれてよかった、よかった。
これでミョンノンの一途な思いが叶って、あたし嬉しい。

善と悪があるようで、ない。
それはそれで面白みがあるだけど、スベクヒャンの場合は中途半端。
最初はクセ者と思っていたヘ・ネスクは、王や国を思う忠誠心の強い人だったし。

4人の運命を狂わせたのは王とソルランとソルヒの母チェファ。
「お腹に子供がいます」とチェファが言えばよかったのに。
いくら前王との忠誠とはいえ、前王の息子と自分の息子と入れ替えるとはね。
チェファ、ちゃんと確かめてから話しなさい。
ソルヒに話したばかりに、彼女はよからぬ野望に目覚めてしまって。
ソルランに「あなたがスベクヒャンよ」だけ言うのもね・・
ソルランにも話をすれば、混乱することもなかったのに。
話をややっこしくする者がいないと、面白くないのも確か。
↑に運んだら、はよ話が終わってしまうわ^^

話を動かしているのはソルヒ。
美しい女性というわりには、ソルランの方が顔立ちが整っているせいか美人。
姉の立場を奪い取って悪いと思いながらも、王女の地位に酔いしれたい。
かんざしひとつで王家に乗り込む度胸は褒めても、浅はかな行動が多すぎ。
まだ自分が偽物をばれるかもしれないとの恐怖感も
追い詰められ、苦悩するシーンが物足りないデス。


4人の中で一番気になったのはチンム。
実の父親とは知らず、親(前王)の仇を思いながらも複雑な感情に揺れる。
本当は寂しがり屋な彼をチョン・テス は上手く演じだなと思いました。

チンムとソルヒ、数々の罪をどう償っていくでしょうか?
彼らの今後、スピンオフでもいいから観たいですね。

スポンサーサイト

トキメキ☆成均館スキャンダル ★★★★★

(2014年9~10月DVD観賞)


トキメキ☆成均館スキャンダル<完全版>DVD-BOX1トキメキ☆成均館スキャンダル<完全版>DVD-BOX1
(2011/04/22)
ユチョン、パク・ミニョン 他

商品詳細を見る



2010年韓国ドラマ、全20話。
キム・ユニ・・・・・・パク・ミニョン
イ・ソンジュン・・・・ユチョン(JYJ)
ク・ヨンハ・・・・・・ソン・ジュンキ
ムン・ジェシン・・・・ユ・アイン

(STORY)
父を亡くし、母と病気の弟をかかえ、男装し科学試験の代筆でお金を稼ぐ男装の美女ユニ。試験当日、依頼人を間違え、イ・ソンジュンに声をかけてしまう。不正が嫌いなソンジュンだったが、ユニの聡明さに惹かれ、彼女に試験を受けることを薦めた。弟の名前ユンシンで試験を受けたユニは、王の前で正直に代筆者であることを告白する。激怒する王はユニとソンジュンの入学を命じ、同じ寄宿室で過ごすことになる。名門校「成均館(ソンギュンガン)」の恋と友情の青春ストーリー。


(REVIEW)
面白い!こんなに面白いドラマを今まで見逃していたなんて!!!!
観るきっかけは、「チャン・オクチョン」で興味をもったユ・アインを他のドラマでも観たかったのと、韓流ドラマサイトのオススメから。
もし、このまま見逃していたら私の人生の汚点といいくらい、面白かった。
出会えたこと、感謝します!!

最後まで飽きさせない話の展開と、キャラの魅力、適材適所の配役と完璧。
悪役も人間臭さがあるせいか愛されキャラだったし、キャラの使い回しが上手い。
これは脚本がいいから。素晴らしい脚本に脱帽です。

女人禁制の学園に男装の女性が入学する話は真新しいことではない。
いつ女性であることがバレるのか、その後はどうなるのか、恋が絡むとしたらどうなるかが見どころです。
だたそれだけではつまらないでしょ!と、主要キャラの恋と友情、家族の葛藤など彼らの青春物語が描かれています。
そこに事件が絡んできて、主要からの花の4人衆に捜査をさせる。
政界をゆるがす事件を学生たちが解決する、痛快時代劇としても楽しめる盛り沢山なドラマです。

花の4人衆、だれもが個性的。
男性顔負けの頭の良さ、男装して成均館に入学したユニ(あだ名はテムル)。
融通のきかない優等生のおぼっちゃまイ・ソンジュン(カラン)。
機転が利くお洒落な遊び人のク・ヨンハ(ヨリム)。
無口でシャイな不良少年のムン・ジェシン(コロ)。
世間では老論(ノロン)だの、少論(ソロン)だのと政権争いは子世代の成均館もあれど、この4人は派閥も、身分も性別も・・あ、これは秘密だけど、壁を越えているのです。

いち早くユニの正体を気づいた(だろう?)ヨリム先輩も、、次に正体に気づいたチョン博士も、次に気づいたコロ先輩も、彼らの気遣いがなんとも言えない。
特にユニのことが好きなのに無理強いをせず、見守るコロ先輩がせつない。
だって、ユニが好きなのはソンジュンであり、ふたりは両想いなのだから。
ユニを好きだと気づいたソンジュンは自分が本気で男色家と悩む姿も可愛い。
そんな彼らに胸きゅん、きゅんでした。

せつなくさせるのは恋ばかりではなく、親子の葛藤もあります。
4人ともそれそれ悩みがありましたが、特に長年、父親とわがかまりを持っていたコロ先輩に胸が締め付けられました。

数年後の4人。
学園の博士になったソンジュン&ユニ夫婦も、あいかわらず洒落男のヨリムも、ポチョン・現代でいう警察になったコロ先輩といい、いかにも彼ららしい。
続編があるのなら観たい。
その時は是非、次世代か子世代でお願いしたいです。

清潭洞(チョンダムドン)アリス   ★★★★☆

(2014年8~9月DVD観賞)

清潭洞(チョンダムドン)アリス DVD-BOX 1清潭洞(チョンダムドン)アリス DVD-BOX 1
(2014/05/02)
パク・シフ、ムン・グニョン 他

商品詳細を見る


2012~13年、韓国ドラマ、全22話
チャ・スンジョ・・・・パク・シフ
ハン・セギョン・・・ムン・グニョン
ソ・ユンジュ・・・・・ソ・イヒョン
タミー・ホン・・・・・キム・ジソク

(STORY)
デザイナー志望のセギョンは職業活動の末、GNファッションに就職。任された仕事は社長夫人の買い物係。恋人とも別れ、仕事運もないと悟ったセギョンは、学友であり、今はGN社長夫人であるユンジュから玉の輿のアドバイスを受ける。知り合いになったアルテミスコリアの社長秘書と名乗る男を手掛かりに玉の輿プロジェクトを開始した。


(REVIEW)
仕事も上手くいかず、恋にも破れた女の子が清潭洞という不思議な世界に迷い込む。
白うさぎを探し、目指すは玉の輿。
社長夫人となった悪友のアドバイスを受け、さあ夢に向かって開始!
出会った男性は白うさぎと思い込んでいたら、どっこい憧れの君だった。
ふたりに待ち構えるのは家柄の格差問題。一難去って、また一難。
はたしてセギョンはシンデレラガールになれるか?というのが、大まかはあらすじです。

コミカルで話のテンポがよくて、面白かったです。
ダークなシーンでも、軽快なテンポだから見やすい。
特に壊れた(?)パク・シフの演技がいい。
みなの憧れの的ブランドの社長であり、きりりっとした男前。
しかし、外見とは裏腹で純愛を信じる純情な男なのです。

単なるシンデレラストーリーだと思ったから、格差のある両家が認めたところで、
話が終わるかと思ったらどっこい。
一番の問題はスギョン。
本来のシンデレラストーリーはどこへやら、話を動かしていたのはスンジョ。
スンジョの愛を求めてストーリーでしょう。

セギョンが金目当てで近づいたとわかった時、彼は壊れてしまう。
それを阻止しようと、周りが動くが、わかってしまい・・このまま終わりかと思えば、ラスト、ハッピーエンド。
めんどくさい男だな。
取り扱い注意付きの人物だけのことはある(笑)
純愛を信じ、妄想癖があり、いつまでも根に持ち、陽気になると踊り出す。
他に何かあったけ(爆~)
でも、そんな彼に感情移入してしまうのは、パク・シフの演技がよかったから。
難しい役をこなし、主役を喰う演技をしたパク・シフ。彼のひとり舞台でした!

最高だよ、パク・シフ^^v

チャン・オクチョン ★★★★

(2014年8~9月観賞)

チャン・オクチョン<シンプルBOX 5,000円シリーズ> DVD-BOX1チャン・オクチョン<シンプルBOX 5,000円シリーズ> DVD-BOX1
(2014/05/23)
キム・テヒ、ユ・アイン 他

商品詳細を見る


2013年、韓国ドラマ、全35話
(出演)チャン・オクチョン・・・キム・テヒ
    イ・スン(粛宗)・・・・・・・ユ・アイン

(STORY)
韓服仕立てに定評のあるチャン・オクチョンは、母が奴隷であることを知られ、その道を絶たれてしまう。イ・スンと名乗る男性と出会ってから彼女の運命は大きく変わった。オクチョンは彼が世子であることを知らずに、南人派の希望の星として入宮した。王となったイ・スンと急接近をし、自らも野望が目覚めていく。


(REVIEW)
朝鮮王朝三大悪女と名高いチャン・ヒビン(オクチョン)の生涯を描いたドラマ。
今までの妖女のイメージを払拭し、人間オクチョンとして描いてます。
まず目に留まったのは、当時のファッション界の申し子であったオクチョンらしく煌びやかな衣装、舞台。
最初から彼女は王妃の野望を抱いていたわけではない、服を作りたかった。
でも、その道も閉ざされてしまい、政局の波の飲まれるかのように入宮を決意する。
イ・スンと結ばれるも、彼が王であることから事情が違ってくる。
度重なる嫌がらせを受けた時、彼女は野望の女へと目覚めていく。
王の母・大妃のバトルや、時の権力者・ミンとの駆け引きに打ち勝つ度、輝きを増していく。
身分の低いものが目上に勝つ、理不尽なことで泣き寝入りはしない姿は、半沢直樹の「倍返し」を彷彿させます。
弱い者が強い者に勝つ姿は何時みてもスカッとするものがあります。

しかし、オクチョンの活躍は王妃になったところで衰えていきます。
ここから話を動かしていくのは時の王イ・スンのこと、粛宗。
彼の時代は西人派と南人派の政局争いで心が休まった日もなかったとか。
それを上手に天秤をかけ、王としても権力を拡大するため、イニョン王妃を廃妃にし、生まれたわが子(世子)のため、どうすればいいか模索していく。
その一方で、孤独に陥っていく苦悩。
どちらの派閥からも命を狙われている中で愛するオクチョンが唯一の心の灯。
オクチョンを一途に愛していた彼に正直まいりました。
チャン・オクチョンというより、粛宗物語といっても過言ではありません。

ここからつっこみ(書かずにはいられないので^^;)
オクチョンと王が、子供の時からの相思相愛。
運命の人という設定はいいですね。
それにしても王のオクチョンに対する一途さにはまいった。
愛するがゆえにオクチョンを逃がし、自らも譲位する気でいたとはね。
それだったら、逃がすではなくて、仮死状態にさせたらよいものを。。
毒と見せかけて薬を飲ませ、時間が経てば目覚めることができる、
反対勢力の大臣たちには死んだことにできる薬を作ることはできなかったのかな?
「太陽を抱く月」ではあったぞ(あれは架空の設定だったけど^^;)

大妃と大物政治家のミンとバトルし、寸前のところで勝利していたのに、
なんであんな小娘にやられてしまうとはーー;
叔父のチャン・ヒョクと手を切ったのがそもそもの悲劇の始まり。
彼がいたら、違っていたかも

主役が逆転したのは演技力の差。
キム・テヒよりユ・アインの演技が上まっていましたね。

チュノ~推奴~★★★★★

チュノ~推奴~ DVD-BOXI[DVD]チュノ~推奴~ DVD-BOXI[DVD]
(2010/10/22)
チャン・ヒョク、オ・ジホ 他

商品詳細を見る



(2010年、韓国ドラマ、全24話)
チャン・ヒョク(イ・テギル)
オ・ジホ(ソン・テハ)
イ・ダヘ(オンニョン、ヘウォン)

(story)
朝鮮王朝時代。主人の家から逃亡した奴隷を捕え、保証金を貰う、推奴師のイ・テギルは、獣のような存在として恐れられていた。10年前、裕福な両班の息子でテギルは、使用人のオンニョンと恋に落ち、将来を誓い合う仲だった。しかし、奴隷の身分に我慢できなくなったオンニョンの兄に裏切られ、家を両親も失ってしまったテギルは、オンニョンを探しているうちに推奴師となっていた。
 一方、友に裏切られ、奴隷となった朝鮮最強の武将、ソン・テハは、昭顕世子【ソヒョンセジャ】(次期国王)からの手紙を読み、朝廷の陰謀から救うため、逃亡奴隷になることを決意する。テハを捕えるように命じられ、追いかけるテギル。テハは逃亡途中、ヘウォン(オンニョン)と出会い、行動を共にする。


(review)
韓流時代劇史上、宮廷以外が舞台で高視聴率をマークした話題のドラマです。
映像、ストーリー、演技、アクション、どれも躍動感があるので目が釘付けになります。
とくに決闘シーンは韓流版ウェスタンです。
一番の魅力はセクシーな俳優たち。彼らの鍛えあげられた肉体美にうっとりさせられ、キレにいいアクションは見ごたえがあります。私、メロメロ~になりました^^
主人公テギルが、「僕の彼女を紹介します」の情けない男役のチャン・ヒョクとはビックリ!回想シーンのぼっちゃんの表情で彼であることを確認し、2面性を上手く演じていたことに脱帽しました。演技大賞受賞は納得です。

単なる荒くれ者たちのドラマではない、人間ドラマが描かれています。
奴隷として生きる者、奴隷に落とされた者、奴隷を捕まえることを生業にしている者、それぞれにドラマがある。何故、元武将が奴隷となったのか、何故、両班(貴族)のおぼっちゃんが推奴師となったのか。推奴師のテギルは、逃亡奴隷のテハを追いかけ、探し求めていた初恋の女性を追い求めている。探していた二人が一緒に行動し、結婚したと知った時..テギルのせつなさ、苦しさが胸が締め付けられました。

キャラたち誰もが善であり悪です。テギルは人が恐れられるほどの獣のような存在。テハは信念のあまり家族を省みない男。殺人鬼になったソンキュも苦しみがあり、テギルの人生をめちゃくちゃにし、奴隷から這い上がったクンノムも苦しみ、悲しみがあり、感情移入できます。

やはり韓流は人間ドラマ作りが上手いです。

このカテゴリーに該当する記事はありません。