ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
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最強のふたり  ★★★★★

(12年10月23日、劇場鑑賞)

Le Second Souffle/Diable GardienLe Second Souffle/Diable Gardien
(2012/05/03)
Philippe Pozzo di Borgo

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(11年フランス映画)
監督/脚本 エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
出演    フランソワ・クリュゼ、オマール・シー

(Story)
刑務所を出所したばかりの黒事故で全身麻痺となり車いすの生活を送っている大富豪フイリップ(フランソワ・クリュゼ)の介護面接に刑務所から出所したばかりの黒人の青年ドリス(オマール・シー)がやってきた。
ドリスは不採用のサインをもらいたいためにやってきたが、フィリップは彼に興味を持ち、採用を決めた。
この時から、別世界で生きてきた、出会うはずもないふたりが、共に生活をし、友情が芽生えてくる。


(レビュー)
評判とおりの映画でした。

実話を元に作られた映画です。
そのせいか、話そのものはシンプルです。

シンプルだけど、笑い、涙の人情味があって、終わった後に暖かい余韻が残る。
これぞ、フランス映画の醍醐味(日本もそうだけど)を味わせてもらいました。

たいていの人は、お金持ちだからかまえる、ゴマをする。
障害者だから、同情する目でみられてしまう。気を使われてしまう。

「人として接してもらいたい」のに、接してもらえない。

主人公フィリップも同じ気持ちだったと思う。
わかってもらえない孤独感、生きる喜びすらない。
だからこそ、飾り気のなく、普通に接してくれるドリスに惹かれ、採用したんだと。

生きる世界が違うふたりは、衝突があるものの、新しい世界を見出し、ふたりの間に友情が芽生えてくる。
ふたりをみていると「博士を愛した数式」を思い出してしました。

避けては通れない介護に一番必要なものは何か?
介護の知識ではない。
障害者も老人も健常者を同じ人間であること。

生きる喜びを知ってもらうこと。

みな同じ人間、新たな世界を開けるし、恋もする。

生きる希望と勇気、夢を与えてくれる、幸せを運んでくれる映画でした。
是非、DVDに欲しいです。

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アレクサンドリア ★★★

(12年9月、DVD鑑賞)

アレクサンドリア [DVD]アレクサンドリア [DVD]
(2011/09/09)
レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ 他

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09年、スペイン映画
監督 アレハンドロ・アメナーバル
出演 レイチュル・ワイズ

(Story)
4世紀、エジプト・アレクサンドリア。人類の叡智を集めた図書館館長の娘・ヒュパティアは、天体の授業を行っていた。
平和な図書館とは一転して、社会は急速に増えたキリスト教徒と、ユダヤ教徒との間に争いが勃発した。図書館も巻き込まれ、キリスト教徒たちにより破壊されてしまう


(ReViwe)
「アザーズ」「海を飛ぶ夢」の監督であるアメナーバル監督作品であり、主演がレイチュル・ワイズであることから観た映画です。
鬼才アメナーバル監督作品とならば、期待しないわけがない。
監督が、古代史に挑む。歴女の血が騒ぎ出しました。

レイチュル・ワイズも悪くないし、他の役者もいい。
壮大な歴史ロマンと人類、天文の叡智を感じる壮大なる浪漫を感じました。

ただ、他の監督作品に比べると、心をゆさぶるものがない。
「海を飛ぶ夢」に感じるような男女のロマンスがありましたが、感情移入ができず。
話の中心はヒュパティアではなく、彼女の生徒であり、奴隷だったダオスにしだいに追いかけました。
なので、彼の恋心をもっと描きだしてもらえばと思いましたが..

天体、人類、宗教、争い、平和とテーマにした作品で思い浮かべるのは手塚治虫先生の作品。
それを超えるといえば、No!と言わせてもらいます。

アメバーナル監督は好きな監督です。
今回は辛口でしたが、今後も期待します。

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