ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
MENU

SWAN ★★★★

(2013年11月24日再読)

Swan―白鳥 (1) (秋田文庫)Swan―白鳥 (1) (秋田文庫)
(1995/09)
有吉 京子

商品詳細を見る

SWAN 白鳥 愛蔵版 1SWAN 白鳥 愛蔵版 1
(2007/05/15)
有吉 京子

商品詳細を見る


(コミック 全21巻、文庫本 全14巻、愛蔵版 全12巻)

(Story)
ボリジョイバレエ団の公演を鑑るのために北海道から上京した真澄は、一流プリマの前で靴を脱いで踊り、人々を驚かせた。数日後、彼女の元に全国バレエコンクールの通知が届く。コンクールを出場したことのない真澄は手惑いながらも会場に赴き、国内トップクラスの草壁や京極と出会う


(Review)
学生以来の再読なので、もう20年の時がたっています。
一度、学友から借りて、それもテスト前だったので、さっさと読んで返した覚えがあります。そのため内容は覚えていても詳細やラストもうろ覚えでした。前回「まいあ」の記事がそうです。訂正します。

バレエの美の世界に引き込まれるような幻想的な世界、ストーリーがドラマチックです。
バレエのシーンはまるで舞台を見ているかのよう。優雅で繊細な描写は、作者の情熱が伝わってきます。
続編の「まいあ」はあっさりした現代風作品に対して、「SWAN」は昔風の濃厚な作品です。
少女漫画の典型的なでっかいおめめに、ありもしない設定。コンクールすら出たこともない田舎娘が全国コンクール!?それも日本のバレエ界の未来がかかっているコンクールですと?舞台も国内にとどまらず、モスクワまで(笑)話が飛躍すぎ。京極さんは「エースをねらえ」のお蝶夫人だし、草壁さんは藤堂氏、真澄がひろみだとすると、セルゲイエフ先生は宗方コーチか?アラベスクを彷彿させる描写もあるし・・まあそこは置いといて^^

前半つっこみどころがあれど、レオン登場あたりから絵柄と話が変わっていきます。
NY編ではクラッシックからモダンへ、覚醒していく真澄。それはレオンの存在も大きい。
ふたり順調なペアの道を歩むかと思えば、ルシィの存在がふたりを立ちはだかる。
素直な愛情表現するルシィと、ツンデレなレオン。真澄はルシィに身を寄せるも、踊りを捨てることはできずレオンの元へ。ふたりは今後もペアを組むかと思いきや、離れてしまう。でも、離れていかに相手がかけがえのない存在であるかを知っていく。ラスト、ふたりはドラマチックな再会し、再びペアを組むことに。うーーん、最高です!

話の流れから、憧れであり恩師でもあるセルゲイエフとのロマンスがあるかもしれない。でも、私はレオンが自然だと思っています。
「まいあ」を読んで、ふたりが同じ未来を歩いてくれたこと嬉しかったです。
有吉先生、夢を壊さないでくれてありがとう。

気になるのはその後のリリアナ。生きているだろうか・・(ぼそっ)

スポンサーサイト

まいあ  ★★★★★

(2013年11月21日読了)

まいあ Maia SWAN act II 1まいあ Maia SWAN act II 1
(2006/12/15)
有吉 京子

商品詳細を見る
まいあ Maia SWAN actII4まいあ Maia SWAN actII4
(2009/12/11)
有吉 京子

商品詳細を見る


コミックス 全4巻(第一部完結)

Story)
有名バレエダンサーの両親を持つ”まいあ”は14歳。パリ・オペラ座バレエ学校の編入試験に見事合格。学校と自分との実力の格差に悩みつつも、寮の同室で優等生のフィオナやマチューや惺(せい)らの刺激を受け、成長していく。


(Review)
バレエ漫画の名作「SWAN」の続編。
主人公の真澄とパートナーのレオンの娘まいあが主人公です。

一言、素晴らしい!!
オリジナル終了から時間がたっているので、絵柄は違います(あたりまえだ)
子世代なので、オリジナルとはまだ違う世界を楽しむことができます。
昔と変わらぬ引き込まれる画力とストーリーは、クオリティーが高いです。

バレエ団といえば、ロシアのボリジョイバレエ団やイギリスのロイヤルバレエ団、はいオペラ座も有名ですよね。名前だけ知っていても、よく知らない私は、オペラ座バレエを検索しました↓
バレエの期限はイタリアのルネッサンス時代。フィレンチェのメデッチ家からフランス王家に嫁いだカトリーヌがフランスにもたらし、バレエ誕生。当初は宮廷で楽しまれていたが、劇場へと移り、1671年にオペラ座設立。1713年に立オペラ座バレエ団、世界最古のバレエ団が設立された。

見事オペラ座のバレエ学校に編入試験に合格し、入学したまいあちゃん。
よくある設定ですが、自分と学校の格差に悩み、落ち込みます。
そこにプラス二世によくある悩み、「聖真澄とレオン・クライストの娘」がつきまといます。
最初はウジウジと悩んだ彼女も先生の指導、仲間や両親、先輩方の刺激を受け、自ら殻を破り成長していきます。舞台は美の幻想的な世界だけど、キャラは現代っ子。なので、親しみもあります。

さて、彼女にひとりの男の子が現われます。
かつてのレオンを彷彿させるリオくん。
オレさま主義で、憎たらしい彼はまいあと度々衝突。こういうパターンはロマンスも・・と思ったら、あらら・・第二部では波乱の展開↓(隠れます)
まいあちゃんの成長も楽しみだけど、やはりロマンスも気になるんだよね。
最初は性格のいい惺くんかなと思ったら、生意気なリオくんが現われて、
憎たらしいことをズケズケと言うのはかつてのレオンもそう。
彼とペアを組み、見直したまいあちゃんに強力なライバルが現れる。それはまいあママの真澄。
リオは真澄をペアを組みたがっているですよね。
こうなると、まいあ、リオ、真澄、レオンの四角関係か?
まいあのライバルはフィオナと思ったけど、ママ?


只今、真澄とレオンの恋人時代から、まいあ出産までを描く「SWAN モスクワ編」を掲載中。
第2部はその後かな。

本作でかつてのキャラたちが健在というのもうれしい。レオンはあいかわらずええ男だのう^^
モスクワ編も気になるけど、その前にオリジナルを再読します^^

疾風のロンド ★★★

(2013年11月20日読了)

疾風ロンド (実業之日本社文庫)疾風ロンド (実業之日本社文庫)
(2013/11/15)
東野 圭吾

商品詳細を見る


(Story)
強力な生物兵器が雪山に埋めたという脅迫メールが届いた。「気温が上昇すれが散乱する、場所が知りたければ3億円払え」そう脅迫したメール差出人の「K-55」は事故で死亡してしまった。上司から兵器の回収を命じられた研究員・栗林は息子と共に、兵器が埋められたと思われるスキー場へと向かった。


(Review)
いきなり文庫の「白銀のジャック」の続編。
前作同様、ゲレンデを舞台にしたサスペンスストーリーで、根津、千晶の馴染みのキャラも登場します。
本作もスキーやスノーボードのウィンタースポーツのように、読みだすと止まらない。スピード感のあるストーリーの展開がたまりません。
そこに生物兵器?それも早めに回収しないと、気温が上がれば、散乱してしまう・・まるで「24」のような世界。ただし、ジャックのような暴走人間もいなければ、死人も多くありませんが(爆~)
でも、つっこみがあります↓
いくら上司の命令だからといって、兵器の回収?それも広いゲレンデで?
回収する前に遭難するでは?これは素人の手ではなく、プロに任せた方がいいのでは?
気温が上がり散乱するとなると、いつ散乱するかわからない。人の命がかかっているというのに、素人まかせとは・・一大事にならすにすんだものの、怖すぎるわ

先ほども書きましたが、スピード感のある展開は、読む側をひきつけて離さない。
またも東野マジック炸裂!
読んだ後の爽快感もあります。あーー、スキーを滑ったよ!みたいな。
で・・余韻はなし。
心を揺さぶるような東野氏の作品を求める私は、ただ面白かったが正直な感想です。

読んで面白い作品ですので、★3つ。

なぎさ ★★★★★

(2013年11月17日読了)

なぎさ (単行本)なぎさ (単行本)
(2013/10/19)
山本 文緒

商品詳細を見る


(Story)
家事だけが取り柄の冬乃はサラリーマンの夫と久里浜で暮らしていた。そこに妹の菫が転がり込んできた。彼女はカフェを始めることを持ちかける。夫の会社の元同僚の川崎をバイトに雇い、カフェはオープンする。


(Review)
山本文緒さんの15年ぶりの新作。
昔、山本中毒をなり読み漁った私。久しぶりに新作に胸が躍りました。

期待通り、昔と同じく、話に引き込む、読ませる力はあります。
またも山本マジックにかかり、あっと言う間の制覇。
きめ細やかなキャラの心理描写は今も健在。そのせいか、話に入りやすいです。
ありがちな日常を最後はどうなるだろう?
最後に受ける衝撃の展開も昔と同じく、ラストまでひきつけられました。

勤勉、勤労、恋愛、結婚、家庭、子供・・
人間が生きて行く上で当たり前なことなのに、当たり前にできない人もいる。
家庭や学校、職場で違和感を味わったり、人間関係に躓いたり、居場所をなくしたり、恋愛で躓いたり、結婚できなかったり・・。
それが、悩みが重なると、働くことも、人を愛することも、いや生きていくことも面倒になることさえある。
そんな不器用な人たちの集まりが本作のキャラたちです。

山本さんはそんな不器用な人を描くのが、あいかわらず上手いです。
家事位階は何も取り柄のない主婦、元漫画家の妹、ブラックな企業に勤める夫。
夫の職場の後輩は何をやっても中途半端で、女性関係もだらしない自堕落人間。
話の中心の4人は生きることがヘタです。だからこそ、共感しやすいです。

人間は生きていく上で、ただ立ち止まってはいけない。
殻を破って、前向きにならなくてはならない。自分の居場所を見つけなくてはならない。
後半は衝撃的なシーンに心を締め付けられ、心響くセリフに共感して、ラスト・・
昔は爽快さと後味の悪さと半々でしたが、本作は前者です。
その爽快感も昔とは違う山本さんの作風で、温かみも感じました。

印象に残ったキャラといえば、紅シャケくん。
普通の人間とは違う、彼のような人間は普通の世界では生きられる人ではない。
彼なりに自分の居場所を見つけ、生きようとしていく。
そんな彼の持ち味は、他のキャラにはない明るさ、優しさ。心の灯のように癒されました。

いつまでも残しておきたい一冊です。

ラスト・シャンハイ ★★★★☆

(2013年11月15日、DVD鑑賞)

ラスト・シャンハイ [DVD]ラスト・シャンハイ [DVD]
(2013/10/25)
チョウ・ユンファ、ホァン・ シャオミン 他

商品詳細を見る


2012年、中国映画
監督 ウァン・テン
出演 チョウ・ユンファ、サモ・ハン、フランシス・ン

(Story)
1937年、上海。裏社会のトップに昇りつめたダーチー(チョウ・ユンファ)は、かつての恋人ジーチウ(ヨランダ・ユアン)と再会する。彼女との再会により、心がかき乱される中、日本軍は上海へと侵攻した。


(Review)
20世紀初頭、裏社会のトップに上り詰めた男の生涯を描いたです。
本作の特徴は、フィルムノワールにラブロマンスを絡めています。。
制作はインファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウ。主演はユンファ兄貴。
熱き銃撃戦に、切ないラブロマンスに男たちの友情、師弟愛・・最後涙でした。

話の展開は1937年と過去を交互に展開しながら、話が進んでいきます。
貧しい家庭で生まれ育ったダーチーは、京劇の研究生のジーチウと将来を誓い合う。しかし、ある事件をきっかけに二人は離れてしまい、ダーチーはひと旗上げようと上海にやってくる。抗争をきっかけに裏社会に入り込み、ジーチウと再会するものの、前とは違う彼から離でれてしまう。
青年期のダーチーを演じたのは、ホアン・シャオミン。中年期からはチョウ・ユンファが演じます。
その方がええ。青年期にユンファ兄貴はきつすぎる(すまない、兄貴~!!)


時は過ぎ、上海の裏社会のトップに上り詰めた彼の前にジーチウが現われ、心がかき乱される中、日本軍の上海への侵攻が始まり、運命はまた二人を結び、また狂わせていく・・さあ、ここからが話の本番。
ネタバレがありますので隠れます↓
昔、ダーチーを刑務所から救ったマオ・ツァイは日本軍側に寝返り、上海から脱出する条件として、妻のアーバオがマオ・ツァイの物になってしまう。この方、お綺麗ばかりではなく、夫の為なら尽くすお方。こんな無理難題の条件も、素直に受け入れます。
ボスは捕まり、さあ、このままではいられない!倍返しだ!(実際言っておりません)と、ジーチウと計画と立て、京劇の最中に抗争が勃発。
日本基地爆発!でも悲しきかなボスの奥さんは獄中でお亡くなりに。子弟も自分が楯となりダーチーを救って。マオとの対決と思ったら、ジーチウが人質に取られ、あわや危機に直面。
その危機を救ったのが、アーバオ。彼女、夫を救うために自ら犠牲になって・・
この作品のヒロインはジーチウではない、アーバオ(涙)
アーバオの遺体を抱き、車に乗り込もうとした時、日本軍に包囲され・・愛する妻を抱きながら最期を迎えたのであります・・号泣!!

これぞ、チャイナノワール。
フィルムノワール、ユンファ兄貴がお好きな人は是非オススメします。

Category :

清州会議 ★★★★☆

(2013年11月12日、劇場鑑賞)

清須会議 (幻冬舎文庫)清須会議 (幻冬舎文庫)
(2013/07/26)
三谷 幸喜

商品詳細を見る


2013年、日本映画
監督 三谷幸喜
出演 役所広司、大泉洋、佐藤浩市、小日向文世

(story)
天正10年(1582年)本能寺の変で織田信長の死後、次の織田家の跡目は誰にするか?筆頭家老・柴田勝家(役所広司)は三男でしっかり者の信孝(坂東巳之助)を、羽柴秀吉(大泉洋)は二男でおおうつけの信勝(妻夫木聡)を信長の後継者として推した。そして、清州城で日本史上初めての会議が開かれた。


(Review)
三谷幸喜原作を自身が脚本、監督を務めた作品。
三谷さんの作品の魅力のひとつに大勢のキャストが出演しています。
本作も総勢26人。個性派ぞろいの俳優ばかり。
それを余すことなく、使い切るのが三谷マジック。
いつもながら、脚本の出来は素晴らしいです。
史実に忠実?えーーと、清州会議は織田家の跡目決める会議で、羽柴秀吉、後の豊臣秀吉が信長の孫の三法師を相続にしたとしかわからなくて・・史実を知りたければ、歴史番組で見ればよし。本作は戦国の人間模様として楽しめればいいのです。
三谷さんらしく、テンポがよくて、話に入りやすい。歴史が苦手な方でもオススメです。

三谷さんはキャラの魅力を引き出すことは定評があります。
まずは、清州会議に出席する4人。
役所さんが演じる柴田勝家は実直な男。駆け引き苦手で、女性に溺れやすい。
大泉さんが演じる羽柴秀吉は人ったらし。人心掌握に長け、部下の使い方も上手。野心家。
小日向さんが演じる丹羽長秀は冷静沈着な男。盟友の勝家側につき、彼のアドバイスをしたが・・
佐藤さんが演じる池田恒興は打算的。自分の損得で動くタイプ。さて、どちら側につくか・・

その4人に
寺島さんが演じる秀吉の軍師・黒田官兵衛は策士家。彼がいなければ秀吉がここまで出世できなかったくらいの陰の実力者。
中谷さんが演じる秀吉の妻・寧は、夫のために力をつくす。今回も彼女の内助の功があればこそ。
浅田さんが演じる前田利家は、真面目一本の男。
伊勢谷さんが演じる織田三十郎信包は、つかみどころのない男。
鈴木さんが演じるお市の方は、息子を死なせた秀吉を恨み、勝家に肩入れする女性。
妻夫木さんが演じる信勝はうつけもの。お父上と同じく、仮の姿かと思いきや、本当だったようで(笑)
信長も冒頭の本能寺の変では斬った後、柱に刀を食い込んでしまうし(爆~)
チョイ役でも、更科六兵衛さん(「すてきな金縛り})も出演。どれも印象を残してくれるのがいい。

この大勢の中でもひと際オーラを放つのは秀吉です。三谷さんが描く秀吉に命を吹き込んでくれた大泉さん。秀吉を演じた歴代俳優たちに負けないくらい、熱演が光りました。
下々に感謝の気持ちを忘れず、ねぎらいの言葉をかける。どんちゃん騒ぎの宴会も秀吉にとっては戦場。
現在のサラリーマンと同じなのだ。清州会議も場所がお城で開かれる会議であって、戦場とは変わりない。
なぜなら、後継者を決める会議の裏では後見者の今後も決まるのだから。
その意味を変わっているのかどうだか、筆頭家老の勝家は、丹羽や池田らと酒を酌み交わすだけで、大事な時には顔を出さない。そればかりは女にうつつを抜かす。彼が後見人では織田家の将来が、いや日本の将来が目に見えているもの・・惚れた女性のお茶で失敗した「レッドクリフ」の曹操を思い出しました。武勇に長けた男は女性には弱いと見える(爆~)
まあ、これも三谷らしさがあって面白いし、一年後、北ノ庄城で生涯を閉じだのも納得です。

三谷さん、次作の戦国ドラマも期待します。

Category :

探偵はBARにいる ★★★★☆

(2013年11月10日、DVD鑑賞)

探偵はBARにいる 【Blu-ray1枚+DVD2枚組】「探偵はここにいる! ボーナスパック」探偵はBARにいる 【Blu-ray1枚+DVD2枚組】「探偵はここにいる! ボーナスパック」
(2012/02/10)
大泉 洋、松田龍平 他

商品詳細を見る


2011年、日本映画
監督 橋本 一
出演 大泉 洋、松田隆平、小雪、西田敏行

(Story)
札幌、ススキノにあるBAR「ケラーオオハタ」で寛いでいた探偵(大泉洋)と相棒の高田(松田龍平)は、「コンドウキョイコ」という謎の女性からの依頼を受ける。早速、行動したものの、雪に埋められるというとんでもない目にあってしまう。調査していくうちに浮かび上がってくる数々の事件や一年前に殺された大物実業家霧島(西田敏行)やその妻の沙織(小雪)の存在。一体、どうつながっているのか?謎の女「コンドウキョウコ」は何が目的だったのか?その正体とは?


(Review)
口コミで面白いと話題の作品。
音楽からはまりましたね。軽快にリズム、テンポよい話の展開によく合う。
大泉さん&龍平さんのコンビは実にいい。
「シャーロック・ホームズ」のロバート・ダウニー・Jr&ジュード・ロウのコンビ。
龍平さんと探偵といえば、お父様の松田優作さんの「探偵物語」の工藤さん。
本作では大泉さん、「あまちゃん」では小泉さん。なんかつながりを感じました。
龍平さんが演じる高田は見た目はボーとしても、強く熱い男。
大泉さんが演じる探偵も一見ちゃらんぽらんに見えても、本当は熱い男。
愛されキャラです^^

事件の真相を追っていくうちに、依頼主の女性はこの世になく、依頼した女性の正体は一体だれか?
調査をしていくうちに浮かび上がっていく、大物実業家霧島にその妻、やくざの右翼団体。
一年前に殺された大物実業家の事件と、話はどうつながっていくのか?
謎が謎を呼ぶ真相は↓です。ネタばれになるので、隠れます↓

謎の女の正体は沙織とわかりましたね。
男性キャラは多いけど、以外にも女性キャラは霧島の元妻を除けば、沙織ひとり。
彼女の目的とか、複数の事件のつながりはわかりません。なので、ただのカンです。

やはりドンピシャリ!謎の女は沙織。
一見、優しそうな彼女の正体は悪魔か?次から次へと男を虜にし、財産を狙う悪女。
霧島も彼女の犠牲だったのか?
いやそうではなかった。彼女は本気で霧島を愛し、彼を死に追いやったやつらに報復したのだ。
一見、気があるように見せかけて、敵の中枢に入り、結婚式の最中に目的を果たす。
探偵を雇ったのは、夫を死に追いやったヤツラの証拠をつかむため。
なんとも悲しいかな、彼女の人生。


2でまた二人の名(迷)コンビを見たい。
ポンコツ車ちゃん、「いい子だから動いてね」^^


Category :

笑う大天使 ★★★★★

(2013年11月11日、再読)

笑う大天使 1 (白泉社文庫)笑う大天使 1 (白泉社文庫)
(2013/08/01)
川原泉

商品詳細を見る

笑う大天使(ミカエル) (第2巻) (白泉社文庫)笑う大天使(ミカエル) (第2巻) (白泉社文庫)
(1996/09)
川原 泉

商品詳細を見る


コミックス 全3巻、文庫版 全2巻

(Story)
名門聖ミカエル学園は日本有数のお嬢様学校。進学校から転校してきた文緒、成り上がりの父と華族の血を引く和音、レストランチェーン店の成金娘・柚子の3人は、外面は猫をかぶり、中身は庶民派人間。ある日、3人は本性がばれることで仲良くなったが、学園に危険が忍び寄り・・


(Review)
掲載されていた頃に読みました。川原さんの作品はいつ読んでも面白い。
博学であり、笑があり、本音トークがたまらない。

本作は、数ある川原作品の中でも一番好きな作品です。
「読めば読むほど腹立つ男だよ、光源氏は!」
「自分の欲望を満足させなくては気がすまない人物」
「独りよがりの悩みでまわりを不幸にする人物」

上記は源氏物語のレポのシーンです。この世に私と同じことを思っていた人がいたことに親近感がわきました。光源氏や宮廷にロマンを感じた方が多い中で、苦手だった私は少数派人間、今でもそう(ううっ)。授業を含めて何度が読みましたが、話に入り込めず。かの有名なコミックを読んでも同じでした(同じ顔ばかり登場するから余計混乱してしもうた)


舞台は川原さんの「銀のロマンチィック・・わはは」「不思議なマリナー」のヒロインが通っているお嬢様学校、聖ミカエル学園。
別名”大天使の乙女たち”と呼ばれている男子学生の夢ございます(「銀のロマンティック・・わはは」より)
それこそ、わはは!そんなの幻想でございましょう。
中には良家の清楚な乙女がいらっしゃいますかもしれませんが、猫かぶっている乙女もいますのよ。
外面は猫っかぶりのお嬢様、でも中身は庶民派。お米やあじのひらきが大好き。
そんな主人公の3人はただのお嬢様ではない、怪力パワーを持っているのです。
人が恐れる怖い犬?人身買収組織?そんなの怖くもございません。
犬なんて手なずけるし(いつの間にか彼女たちのために働いていた)、悪い奴らは懲らしめてやるわよ。
そうなんです、3人はスーパーお嬢様ですから。

一番に武器は3人共、ノンキなこと。大変だとパニックにならず、冷静な判断というよりノンキにかまえるのが一番。だから、安心して読むことができるのです。
いつのまにか、大天使様、ミカエル様もお笑いになられました。めでたし、めでたし!

川原さんの作品は時代を感じさせないせいか、今読んでも面白いです。
笑いと元気をありがとうございます^^

サウスバウンド  ★★★★☆

(2013年11月8日再読)

サウス・バウンドサウス・バウンド
(2005/06/30)
奥田 英朗

商品詳細を見る


(Story)
小学校6年生の二郎の父は自称小説家。「税金は払わん」「学校は行かなくていい」「国家の犬にはならん」と、国が大嫌いの元過激派で、型破りな行動をする。ある日、一家して、南の島に移住することになった。都会とは違う楽園の地であったが、ここでも・・。


(Review)
「一風変わったキャラを読みたい」と再読しました。
奥田氏のキャラ作りは上手い。キャラの心理描写も丁寧。
上から目線の描き方はなく、話のテンポもよい。
今回も昔と同様、読んだ後の爽快感と暖かさが残るのは、奥田氏の人柄でしょう^^

子供の頃は正義の味方に憧れていても、大人になると保守的になっていく。
欲のためにずるがしこくなり、自分の身に降りかからないために強い者に巻かれ、悪くても悪いとはいわず、NoをYesと言ってしまう。いつの間にか、知らず知らずに正義という言葉がなくなってしまう。
そう、この世に正義なんていない。正義の味方なんていないのだ。
しかし、世の中は捨てたものではない。Noを言える人間がいるのだから。
それが、主人公の父親、一郎氏。

元過激派の彼の行動は破天荒で褒められたものではない。もし、近くにいたらかかわりたいとは思わない。しかし、彼の言い分や行動は間違ってはいない。筋が通っている。彼の言葉に「うん、うん」とうなづいていました。特に修学旅行積立の疑惑では、「よくぞ言ってくれた」と気持ちがいい!

頼りがいがあるし、子育ても子供をひとりの人間として尊重もしている。
国に支配されるな、人間らしく生きろ!本来、人間は自由、支配されて生きるではない。
彼は数少ない貴重な人間であるが、人間社会では異質として阻害されるやすい。多数派人間に振り回せれ、反対側の少数派人間すら生きにくい。そんな中で、生きろというのは酷であることは確か。

主人公の視点で描いているので、少年の成長物語と言えますが、奥田流に今の社会に喝を入れている作品です。

アンナ・カレーニナ ★★★

(2013年11月5日、DVD鑑賞)

映画 アンナ・カレーニナ オリジナル・サウンドトラック映画 アンナ・カレーニナ オリジナル・サウンドトラック
(2013/03/27)
ダリオ・マリアネッリ、タニシサ・チャタジー 他

商品詳細を見る


(2012年、英)
監督 ジョー・ライト
出演 キーラ・ナイトレイ、ジュート・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン

(Story)
19世紀末のロシア。政府高官の妻であり、社交界に華であるアンナ・カレーニナ(キーラ・ナイトレイ)は、青年将校ヴロンスキー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と運命的な出会いをする。すでに夫(ジュート・ロウ)との結婚生活が冷え切り、家族を捨て、社交界を捨て、ヴロンスキーに身を委ねるが・・


(Review)
原作はロシアの文豪トルストイの「アンナ・カレーニナ」
有名は作品ですよね。コミックでは読みましたが、原作は未読なんです、私。
なので、話は知っていました。

まるで舞台劇のような演出。豪華な衣装、美男美女の配役が華を添えれば、豪華絢爛の世界そのもの。
美の世界に引き込まれます。

突然、素敵な男性が現われ、恋に落ちる。夫との結婚生活はすでに冷え切っており、彼こそが運命的な人を思い込み、身をゆだねる。夫と別れずにいれば、安定した生活が送れるものの、いばらの道に歩むことになろうとは想像もしなかったでしょう。不倫の果てに逃避行しても、彼は新しい女性と関係を持ってしまい、自分の居場所を失くしたのだから。不倫のツケは回ってきて当然。因果応報というべきでしょう。
逆に、農夫となったリョーヴィンは、愛を手に入れます。

ドラマ演出が弱かったので、感情移入することはなかったですが、人間の幸せとは何か?自分の立場は何か?を考えさせられる作品です。

Category :

シンイー信義ー ★★★★☆

(2013年9~11月鑑賞)

シンイ-信義- 韓国ドラマOST (SBS) (韓国盤)シンイ-信義- 韓国ドラマOST (SBS) (韓国盤)
(2012/12/13)
韓国ドラマOST

商品詳細を見る


2012年、韓国ドラマ
TV版 全33話、DVD版 全24話、レンタル版 全20話
※注・・巻数の違いは、TV版は1時間弱、レンタル版は80分と編成時間が違うため。

キャスト チェ・ヨン(イ・ミンホ)
     ユ・ウンス(キム・ヒソン)

(Story)
1351年、高麗時代。新しく即位した若き王、恭愍王(リュ・ドックァン)は、親衛隊チェ・ヨン(イ・ミンホ)を率いて、元から帰国。道中、刺客に襲われ、王妃(パク・セヨン)は重傷を負ってしまう。王妃を救うにはあらゆる病気を治す「神医」しかいない。王妃を救うため、チェ・ヨンは天界に繋がる「天の穴」に入り込み、2012年のソウルにたどり着く。そこで美容整形外科のユ・ウンス(キム・ヒソン)と出会う。彼女を神医と勘違いしたヨンは、1351年の世界に連れ込み、手術をさせる。手術が終わったら、現代に帰れるとばかり思っていたウンスだが、そうはいかず・・。



(Review)
最初、妄想モードから入ります↓

”ある日、目の前に美青年が現れ、私にこう言った。
「これからあなたをお連れします」
なんて端正な顔立ち、済んだ瞳に美丈夫。綺麗な手を差し出され、導かれるままに彼と共に歩いた。不思議な光に吸い込まれていく。どこに行くのかなんてわからない、ただ彼についていくだけ。辿りつくと、今までに見たこともないような異次元の世界だった”

時空を超えた恋、なんてドラマチック♪(ベタな話ですいません)
そんな世界が好きな方にどんぴしゃりなのが「シンイ」です。
そんな夢物語を壊さないように、美の世界そのもの。日本なら時代考証相違を問われそうだけど、そんなのおかまいなし。所詮、妄想の世界なのだから、夢を壊さなければよしなのです。
その夢のひとつ、ヒーローとヒロインの恋の行く末がどうなるか、気になるところ。
神なんてほど遠い、現代っ子のウンスに、無敵のイケメンHEROヨン。
しだいにふたりは惹かれあい、愛を育み、寄り添う。危険なことがあっても、傍にヨンがいる。
心に響くセリフがまたいい。私も守られたい!いつのまにか、ウンスの投影した自分がいました。どうか、どうか悲恋にならないように。たとえ結ばれても死の世界なんてイヤーーーー!!
王家の御家騒動?時代の背景?そんなの二の次!と、観てきた人も多いのではないでしょうか?

私、二人の今後が心配で、時代背景を調べました。高麗時代なんて知らないもので(苦笑)
1350年代の高麗は元の配下にあって、恭愍王やチェ・ヨンは実在の人物。王は1374年まで生存して、ヨンは88年まで生存していたと。実在の人物、それも英雄と恋に落ちる・・しかもイケメン^^これって、「天は赤い河のほとり」のような世界。それなら、天河のように綺麗にまとまっていただかねば!

このドラマの魅力は時空の恋以外も魅力があります。
主人公のヨン、ウンスの魅力に加え、敵味方と大勢のキャラがいたのにもかかわらず、だれひとりあますことなく魅力的に描かれいます。だれひとりうざいだの、ひっこめキャラがいない。話の進め方も、会話のテンポもいい。舞台も、夢の世界に迷い込んだかのような世界観です。

印象の深い脇キャラといえば、笛吹男、穏やかなチャン侍医、オネエ侍などなど。中でも、キ・チョルをなくしては語れないでしょう。彼こそは助演男優にふさわしい働きをしてくれたのですから。腹黒くて、執念深くて、こいつめ~と思いたくなるヤツだけど、おちゃめな一面を見せるから憎めない。最後はさみしがり屋な一面を見せるから余計憎めない。演じたユ・オソンは「鉄の王、キム・スロ」でも憎めない適役を演じた人。憎めない悪役を演じさせたら天下一品かもしれません。

さあ、ラスト。主役のふたり、ヨンとウンスはどうなるか?
見どころは最後の10分。ネタバレなので隠れます↓
ヨンとウンスが天の穴にたどり着いたと思ったら、キ・チョルめ~、待っていたか。というより、穴に入れなくて、ウンスと共に入ろうと待っていた。天界にいけば、心が満たされると思っていただね。
現代にはね、あなたのような人がいっぱいいるから残った方がいいって。愛さえ満たされれば、いいヤツになっていたのだろうか・・おっと、キ・チョルの話ではなかった。ヨンが動けなくなり(仮死状態?)、ひとり現代にタイムスリップしたウンス。道具を持って、戻った先がさらに100年前。これで、錆びた道具や手帳、手紙の謎が解けました。このままふたりは離れ離れ?と思ったら、5年後に戻ってめでたくハッピーエンド!大丈夫と思ってはいたけど、ヨンも健在でよかった、よかった!

「強い願いは縁を結び、切実な願いと思い出は2人とめぐり合わせる」

ウンスの語りに胸がジーンとしました。ふたりは運命の人、たとえどんなことがあろうとも引き裂くことはできないのです。

綺麗にまとまってよかった!よかった!誰もが納得のいく結末だったと思います。
最後まで飽きついもなく観れるのは、「あまちゃん」と同じ適材適所の配役と脚本の出来がいいからでしょう。

また、シンイのようなドラマに巡り会いたいです。

プリズンホテル(全4巻)  ★★★★☆

(2013年10月再読)

夏 プリズンホテル(1) (プリズンホテル) (集英社文庫)夏 プリズンホテル(1) (プリズンホテル) (集英社文庫)
(2001/06/20)
浅田 次郎

商品詳細を見る

秋 プリズンホテル(2) (プリズンホテル) (集英社文庫)秋 プリズンホテル(2) (プリズンホテル) (集英社文庫)
(2001/07/19)
浅田 次郎

商品詳細を見る

冬 プリズンホテル(3) (プリズンホテル) (集英社文庫)冬 プリズンホテル(3) (プリズンホテル) (集英社文庫)
(2001/09/20)
浅田 次郎

商品詳細を見る

春 プリズンホテル(4) (プリズンホテル) (集英社文庫)春 プリズンホテル(4) (プリズンホテル) (集英社文庫)
(2001/11/20)
浅田 次郎

商品詳細を見る


(Story)
木戸孝之助は、極道小説でブレイクした売れっ子作家。ある日、たったひとりの身内である叔父が経営するホテルに赴いた。ホテルの名は「奥湯元あじさいホテル」、またの名を「プリズンホテル」といい、任侠団体専用のホテルであった。涙あり、笑いありの温泉ツアーへようこそ。


(Review)
再読したのは何年ぶりだろう。
ダークな気分になった時、元気が出るビタミン剤のような話を読みたいと、思い浮かべるのは、浅田さんの著書。今回も、ふと思いついて読んでみました。

浅田さんのキャラの特徴は人生にスポットライトを当たるようなキャラとは真逆の、一本気で不器用な人が多いです。
プリズンのホテルに働く人たちもそんな人ばかり。
従業員がばかりではない、客も同じく、クセがある人ばかり。
任侠専門とはいえ、一般の方も大歓迎。訳ありの方も大歓迎。
どんな人も差別はしない。はい、この世に存在しない幽霊であろうともです。

温泉旅行の目的は、日頃の疲れを癒すことではないでしょうか。
美味しいものを食べて、温泉に浸かって、心身ともに癒される。
それにプラス、プリズンホテルのサービスは心の傷をも癒してくれるのです。

四季に合わせて、夏は幽霊、秋は歌手、冬はマリア(看護師)さま、春は女優らのお客様がご来店しました。
みなさんそれぞれ、日頃のストレス、心の傷を抱えていた者ばかり。
4巻を合わせて登場するのが、主人公の幸之助。これがやっかいな奴で、見かけは大人でも、7歳で精神年齢が止まっているような人間。義母の富江さんや、恋人の清子さん、その娘のミカちゃん、実の母に愛情を求めていく、まるで子供そのもの。その彼が、(少しずつですが)成長していきます。
話の展開も、途中、騒動があっても、最後には元のサヤのおさまる。またはハッピーな気分にさせてくれます。

そこで考えるのは、どんなに素晴らしい一流のホテルでも、接客態度が悪いホテルがあります。
マニュアルだけのホテルや、人の足元で判断するホテル、面倒なことは避けるホテルなど、あげたらキリがないです。最近、流行となった「おもてなし」のない宿や店は、はたして気持ちがいいものでしょうか?
答えはNO!でしょう。
人が集まるのは、場所や建物の美しさではなく人なのです。
人は自分が認めてくれる、居場所と安らぎをもとめる人がいる場所。どんないいホテルでも接客がダメなら、いいホテルとは言えません。
プリズンホテルはその点、口が悪くても、接客用語が使えなくても、そんなのかまいません。暖かいおもてなしができるホテルなのですから。最高ではないでしょうか。

プリズンホテルは、また行きたくなる(読みたくなる)ホテルなのです。

10人の泥棒たち ★★☆

(2013年11月1日、DVD鑑賞)

10人の泥棒たち [DVD]10人の泥棒たち [DVD]
(2013/09/25)
キム・ユンソク、キム・ヘス 他

商品詳細を見る


(2012年、韓国映画)
監督・・・チェ・ドンフン
出演・・・キム・ユンソク、キム・ヘス、チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、キム・スヒョン

(Story)
韓国の窃盗団のリーダー、ポパイ(イ・ジョンジェ)の基に、かつてのパートナー、マカオ・パク(キム・ユンソク)から世界にひとつしかない幻のダイヤを盗み出す計画が持ち込まれた。ポパイら6人の仲間を連れて、中国の窃盗団4人と手を組み、ダイヤの窃取を目指す。


(Review)
懐かしい、ジョンジュくんにキム・ジヒョン。
このふたりで思い出すのは映画「イルマーレ」
かつて胸キュン映画のふたりは泥棒に扮する?
「太陽の抱く月」で恋人を一途に思い続ける王様役を好演したスヒョンくんも出演。
なんて豪華メンバーなんでしょ^^

胸キュンさせてもらった3人に本作の活躍はいかに?と期待しました。
タイトルから「オーシャンズ」に似た作品だろうと予想はしていました。
冒頭からのコソ泥のシーンといい、泥棒たちに大がかりな計画が持ち込まれるシーンといい、ワクワクドキドキな展開を期待していました・

最後にダイヤを手にするのは誰か?幸運の女神が微笑むのは?
テンポよく、最後まで見せ場がありますが、「オーシャンズ」「ルパン三世」に比べると物足りません。
話に懲りすぎて、キャラに魅力がなく、適材適所でないこと。
後半はマカオが演じるキム・ユンスクと、かつての恋人ヘプンを演じるキム・ヘス、現在の恋人ポパイを演じるジョンジェくん、小悪魔な泥棒イェニコールを演じたジヒョンに絞られ、そのほとんどはキム・ユンスクのひとり芝居です。
十人十色の活躍を期待していた私は、つまらんの一言。
それでも、最後まで観たのはどこかで逆転があるか?警察に捕まったスヒョンくんが演じたサンバノがいつ登場してくるか?と期待したから。それもむなしく・・なし。
チームワークのよさはそっちのけ、裏切り、死人も多いし、正直者はバカを見るみたいで後味悪し。
イェニコール、不二子のような魅力はなし。「三銃士」のミラ・ジョヴォヴィッチのような見せ場がほしかったです^^

Category :
該当の記事は見つかりませんでした。