ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
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舟を編む ★★★★☆

(2013年12月17日、DVD鑑賞)

舟を編む 通常版 [DVD]舟を編む 通常版 [DVD]
(2013/11/08)
松田龍平、宮崎あおい 他

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2013年、日本映画
監督・・・石井裕也
出演・・・松田龍平、宮崎あおい、小林薫、オダギリジョー

(Story)
1995年。もうすぐ定年退職を迎える玄武書房辞書編集部のベテラン編集者荒木(小林薫)は、自分の後継者を探していた。営業部で変人扱いされている馬締(松田龍平)と出会い、彼を辞書編集部を迎え、新しい辞書「大渡海」の編集に取りかかった。そんなある日、馬締に下宿の大家の孫の香具矢(宮崎あおい)に一目ぼれとしてしまう。


(Review)
ベストセラーの同名作の映画化。
本年、日刊スポーツ大賞作品賞、主演男優賞受賞作。
作品賞受賞、主演男優賞を受賞された龍平さん、おめでとうございます。

〇〇賞を受賞したからといって、私にビンゴするとはかぎりません。
その逆がほとんどですが、今回は受賞策にふささしい作品です。

何十年かかるかわからない。今は電子辞書というものがあるから必要ないという人もいるだろう。
言葉と見つけ出し、大切にし、推敲を重ね、作り上げていく辞書の仕事。
出版社を務めたからには営業や最新雑誌編集者に所属したいと思うのがほとんどだろう。
でも、そんな地味な仕事をモクモクとこなす人がいる。
人間、それぞれに個性があると同じで、適材適所の職場がある。
最先端の華やかなものを求める人もいれば、そうでない人もいる。
時代の流れにそぐわないものを大事にしている人もいる。
それを一生の仕事にする人もいる。
そんな人たちの物語が本作なのです。

龍平さんが演じる馬締=まじめさんは、名前のごとく真面目な青年。
営業部に配属された時は浮世離れをしている変人と言わる彼も、辞書部では適しているでいかオーラを放つ。
マジメさんのオーラというよりは龍平さんのオーラが、マジメさんに命を拭き込んだから、役も生きている。
コツコツと努力を重ね、ひとつのものを作っていく大切さを教えてもらいました。

今までは偉大な個性派俳優「松田優作」さんの息子が、今では俳優・松田龍平として大きく飛躍をしました。
同じ個性は光っていても、父親とはまったく違う個性を放つのが魅力的です。
彼の出演作は全部見てませんが、「あまちゃん」のミズタクの時も同じく、彼は目立つことのないキャラをオーラを放つ演技力があります。
浮世離れのキャラを上手く演じることができる俳優を思い浮かぶのは、トニー・レオンやジョニー・デップ。
やっと日本にもそんな役者が出てきたかと嬉しさがこみあげました。

原作、是非とも読みますとも。
でも、今はそれどころではないから、来年までまっててね^^

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死神の浮力 ★★★

(2013年12月21日読了)

死神の浮力死神の浮力
(2013/07/30)
伊坂 幸太郎

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(Story)
一年前、少女が殺された。犯人は逮捕されたものの、証拠不十分として一審では無罪となった。
納得いかない被害者の両親は、人生をかけた復讐を決意した。そんな時、死神の千葉がふたりの前に現われた。


(Review)
「死神の精度」の続編。金城武主演で映画化になった前作は、伊坂流死神に斬新さがあり、面白みがありました。
続編となる本作を期待せずにはいられません。

今回のターゲットは、25人にひとりの、良心をもたない人間。
”犯人は自分が犯人であることを被害者の両親に知らせる。
証拠を見せた上に、娘の絶望的な姿を目に焼き付ける。
しかし、証拠を消され、狂わんばかりのもどかしさだけが残る”
まるで犯人はゲームをしているかのように・・とはいえど、緊張感はなし
伊坂さんの独特の言い回しや、リアルなセリフがクスっと笑いも出てくるから。
伊坂わーるど炸裂です^^

さて、死神の千葉の7日間調査の結果、犯人は「死ぬ必要がある=可」となるか?「見送り」となるか?
被害者の両親の気持ちを考えたら、可となってほしい。
千葉さんどうする!?

続編は前作を比べてクオリティーが高くないと、辛辣な評価をしてしまいがち。
本作も然り、キャラつくりに定評のある伊坂さんですが、
ストーリーは面白みがありますが。犯人を掘り下げて描いてないし、
そればかりか千葉さんの前作のように魅力がないので物足りません。
これ、続編の辛さでしょうね^^;

モネゲーム ★★★

(2013年12月10日、DVD鑑賞)

モネ・ゲーム [DVD]モネ・ゲーム [DVD]
(2013/11/02)
コリン・ファース、キャメロン・ディアス 他

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(2012年、米映画)
監督 マイケル・ホフマン
出演 コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマン

(Story)
印象派の巨匠モネの代表作「積みわら」には消えた一枚が存在した。
英国の美術鑑定士ハリー(コリン・ファース)は、「積みわら」の贋作を用意し、一攫千金を企んだ。その相棒にテキサスガールのPJを選んだが、計画とは思わぬ方向に運んでしまい・・


(Review)
マイケル・ケインの60年代の名作をコーエン兄弟の脚本で蘇った。
主演はコリン・ファース。コンビを組むのは、コメディにかかせないキャメロン。ディアス。
「英国王のスピーチ」でコリンといいコンビを見せたアラン・リックマン。いい味の演技を見せてくれるスタイリー・トゥッチの豪華共演となれば、観るしかないでしょ^^
期待通り、ストーリーはテンポがよくて面白い。
ユーモアとスリルを絡ませ、さあ、女神が微笑むのは誰か?
逆転に次ぐ、逆転。最後まで目が離せなかったし、90分の時間に上手くおさめていました。

面白いことは面白いけど、肝心のコーエン兄弟の持ち味の毒がない。
豪華キャストのわりには、それぞれに魅力なし。
キャメロンのコミカルな演技に切れ味が欲しかった。

オリジナル版を観たいです^^

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王になった男 ★★★★

(2013年12月3日、DVD鑑賞)

【映画パンフレット】 『王になった男』 出演:イ・ビョンホン.リュ・スンリョン.ハン・ヒョジュ【映画パンフレット】 『王になった男』 出演:イ・ビョンホン.リュ・スンリョン.ハン・ヒョジュ
()
不明

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(2012年、韓国映画)
監督 チュ・チャンミン
出演 イ・ビョンホン、リュ・スンヨン、ハン・ヒョジュ

(Story)
1616年、朝鮮王朝第15王光海君の時代。光海王(イ・ビョンホン)は暗殺を恐れ、次第に暴君と化していった。ある日、光海王が病床についたのをきっかけに、王と瓜二つのハソン(イ・ビョンホン二役)を影武者に仕立て上げた。
影武者の王が本物の王に成りすました15日間を描く。


(Review)
王の影武者の話は、真新しいものではありません。時代劇、小説、漫画で何度か目にしたことがあります。本作の話もありきたりだろうと予想はしていました。
私の目的は、話、作品の出来そのものよりも時代劇初挑戦のビョンホンの演技のみ。

二役といえば、昔、レオくん(レオナルド・ディカプリオ)の「仮面の男」を思い出します。
レオくんは、目力、表情で瓜二つの二役をうまく演じ、ベテラン俳優に負けないくらいの圧巻の演技が忘れられません、
それに匹敵するくらい、ビョンホンも期待通り二役を演じてくれました。
暴君の王と道化師の影武者と、前者は強面の表情で、後者はひょうきん者の表情と分けて演じていました。さて、道化師が王になり、最初は戸惑うものの、次第に王としても風格が身についていく。それと同時に話もコミカルからシリアスになります。
国のため、庶民のために政治をする道化師ハンソ。彼こそは王の中の王というべき姿であり、もしこのまま彼が王になっていたのなら、暴君として名を遺した光海君は名君として名を遺したことでしょう。
しかし、そうなると歴史を覆すことになるのだから、ありえませんが^^;

さあ、命が助かった王様。そこで影武者のハンソはどうなる?
大抵の場合、宮廷を去るか、もしくは殺されるか。
本作も後者であり、ハンソが殺されることになる。
でも、それを命がけで救った部下や女官もいる。
たとえ、偽物であろうとも彼らにとっては真の王なのだから。
うーん、泣かせます。

またのビョンホンの時代劇を期待します^^v

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優しい男 ★★★☆

(2013年11~12月、DVD鑑賞)

優しい男 DVD-BOX 1優しい男 DVD-BOX 1
(2013/10/02)
ソン・ジュンギ、ムン・チェウォン 他

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2012年、韓国ドラマ
キャスト カン・マル(ソン・ジュンキ)
     ソ・ウンギ(ムン・チェウォン)
     ハン・ジェヒ(パク・ソヨン)

(Story)
医大生のカン・マルは病弱な妹チョコ(イ・ユヒ)と二人暮らし。ある日、恋人のジュヒが誤って人を殺してしまい、マルは愛する彼女の罪をかぶって刑務所に入所した。
6年後、出所したマルはバーデンダーで働く一方、ルックスを武器に女性を騙して金銭を巻き上げていた。ジュヒは罪をかばってくれたマルを捨て、財閥テサングループの会長の愛人となり、一子をもうけていた。そんな中、ジェヒと再会したマルは、復讐のためにテサングループの会長に娘ウンギを利用することを考えつく。そうとは知らずにウンギはマルに惹かれてしまい・・


(Review)
予告を見て、これは面白そうと思ってレンタルしました。
恋人をかばった男が出所後、自分をまっているとばかり思っていたのが、金持ちの愛人になっていた。
かつて社会不満を訴えていた恋人の記者魂はどこへやら・・あんなに嫌っていた金持ちの仲間入りをし、息子までいた・・・男は復讐を決意する。復讐のつもりで利用した女性は男に恋をしてしまい、曲者の弁護士も絡みあって・・
おお、これぞ泥沼の愛憎劇。見始めたら最後、目が離せず、またも韓流魔力に取りつかれました。
しかし、それも前半まで。ここからは隠れます↓
ドラマの中盤。マルのすべてを知ったウンギが運転最中逆走し、マルの車に追突する。
わお、心中しようとしたのね。でも、反対側に走っている車がマルの車だとわかったね。
遠目でもマルの車がわかっただろうか・・ともあれ、死にたかったことには違いないけど。
それは置いておいて^^; ウンギが記録喪失、マルが病気となり、復讐劇からせつないラブストーリーに一転^^;
記録喪失、病気、せつないラブストーリー、これぞ、韓流ドラマの王道。
ウンギの記録は戻るだろうと予想はしても、マルとウンギは結ばれるのか?
ジェヒの野望は成し遂げるのか?
悲恋に終わるのか・・ジェヒとのバトルは?

私はラストはこう予想はしました↓
やっぱり憎んでいてもマルはジェヒのことが忘れられない。ジェヒも心の中ではマルを愛している。
今まで罪を重ねてきたジェヒは警察に出頭せずに、自殺する。マルもまた病気で死ぬ。
残されたウンギは血の繋がらない弟(ジェヒの息子)ウンソクを育てていく。
と思ったら、どんでん返し。ジェヒは警察に出頭し、今までの罪を告白する。
さて、マルとウンギはめでたし、めでたしかと思ったら、そう簡単に問屋は卸さない。
弁護士アンは愛するジェヒのため、ウンギを殺すつもりがマルを刺してしまった。
ああ、マルよ、女に振り回せれた、なんて哀れな人生。かと思いきや、またどんでん返し。
7年後、マルは開業医になっているではありませんか。
え?マルは血だらけで誰もいない並木道で倒れたから、てっきり天国かと思ったら助かったのね。
ジェヒもアンも無事に出所したし。その後の二人はどうなるんだろう・・^^;
そして、マルがウンギにプロポーズ。最後はハッピーエンドでよかった、よかった。
無理やりの設定の気もするけど、すべてが丸くおさまって、これでいいんだよね(笑)

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