ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
MENU

空中ブランコ ★★★★★

(2014年2月26日、再読)

空中ブランコ空中ブランコ
(2004/04/24)
奥田 英朗

商品詳細を見る


(Story)
今日も伊良部総合病院に地下にある神経科に患者が訪ねてくる。ジャンプが飛べないサーカス団員、尖端恐怖症のヤクザ、イップスに苦しむ野球選手、心因性の女流作家・・さあ、伊良部先生の診療のはじまり、はじまり!


(Review)
伊良部シリーズ第二弾。直木賞受賞作。

今回の患者は、サーカス団員にヤクザ、野球選手の作家さん、伊良部先生の同級生の方まで。
一般人患者の前回に比べると、特殊職業の方々ではありませんか。
プライドの高そうな方ばかり、どう対応されるの?伊良部先生。

はい、前回と同じ、カウセリングなし、まずビタミン注射を打ちます。
生い立ち?性格?訊いてどうするの?そんなもの変えられません。
どうするかって?前回と同じ、先生も一緒になって行動します。
空中ブランコ挑戦してみたり、野球を始めてみたり、小説を書いてみたり・・
おいおい、遊びではないんだぞ!と言いたくなるけど、そこが大事なのです。

伊良部先生の子供みたいな行動は、ばからしいと思いつつも、つい彼のペースにはまってしまいます。
そして、あっと気づくことがあります。

最初は好きは始めたことも、壁に突き当たってしまうもの。
何気ない日常も我慢して、知らず知らずに無理してしまうもの。
順調な人ほど、はばかる壁が高く、もがいても、もがいても深みにはまるばかり。
自分で気づけばいいけど、気づかないから悩むのです。

悩める患者のみなさま、読書のみなさま。
はめをはずして、初心に、童心に戻りませんか?
楽しかった頃に自分を取り戻しましょう。

読み終わった後、すっきり。なんて、すがすがしい気分!
今回も伊良部先生からビタミン剤をたくさんもらいました。ありがとうございました。

スポンサーサイト

イン・ザ・プール ★★★★☆

(2014年2月25日再読)

イン・ザ・プールイン・ザ・プール
(2002/05)
奥田 英朗

商品詳細を見る


(Story)
伊良部総合病院の地下には、神経科がある。
患者が訪ねると、「いらっしゃーーい」と色白で太った中年男が疳高い声で迎い入れてくれる。
彼こそが精神科医、伊良部。
診察はカウンセラーはぜずに、注射をする?とんでもないことを口走る?
行動に出る?この医者は名医か、ヤブ医者か?
さあ、伊良部先生の診察のはじまり、はじまり!


(Review)
奥田先生の伊良部シリーズ第一弾。
初めて読んだ時、あまりもの独創性に目がテンとなり、笑い、泣き、元気をもらいました。
忘れられぬ伊良部先生、久しぶりに私に元気をくださいとせっせと読みました。

伊良部先生、何度読んでも面白い。
うん、うんとうなづきながら読んでしまう。
本当に面白いわ、この先生。
実際、私も診察受けたわん、みたいな。

日常に疲れている人、人間関係で悩んでいる人、我慢している人、
知らず、知らずに体にひずみを感じている人もいるでしょう。
心身症、自意識過剰、携帯依存症、強迫観念・・
これ自分かもと思う人もいるはず。

さあ、思い当たるみなさん、一緒に伊良部先生の治療を受けてみては?
伊良部先生はTVのような悩みを聞いて励ましたりはしません。
カウセリングはしません。生い立ちがどうの、性格がどうのと言っても、
変えようがないのだから、こんなものは無駄。かえって、追い込むだけ。

どうするかって、伊良部先生は、とんでもないことを言い出します。
患者と一緒に行動します。暴走することもあります。
そして、大事なことを気づかせてくれます。
いつの間にか治療されているのです。
心が元気になる、ビタミン剤のような本なのであります。

さあ、続けて第二弾行きます^^;

セデック・バレ ★★★★

(2014年2月DVD鑑賞)

セデック・バレ 第一部:太陽旗/第二部:虹の橋【通常版 2枚組】[DVD]セデック・バレ 第一部:太陽旗/第二部:虹の橋【通常版 2枚組】[DVD]
(2013/10/31)
リン・チンタイ、マー・ジーシアン 他

商品詳細を見る


(2011年、台湾)
監督 ウェイ・ダーション
出演 リン・チンタイ、マー・シーシアン、安藤政信、ビビアン・スー

第一部 太陽旗、第二部 虹の橋、二部構成

(Story)
台湾中部の山岳地帯に住むセデック族は、誰も支配されず狩猟民族。しかし、1885年、日清戦争に勝利した日本が台湾統治下になると、日本の監視される。それから35年後の、1930年。日本人警察官との衝突を機にセデック族は、長年の不満が爆発し武装蜂起を決意した。


(Review)
日本統治下の台湾で起きた先住民セデック族の抗日運動、霧社事件を描いた作品です。
2部構成の4時間半ですが、長くは感じさせません。

親日家の台湾が日本統治時代をどのように描くか興味がありました。
ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」、イーストウッド監督の硫黄島2部作と同じく、善悪をはっきりと分けない、中立の立場の描き方は親日家台湾を感じます。

日清戦争で清が敗れたことにより、太平洋戦争終結までの50年間の日本統治時代。
台湾に近代化をもたらした功績が大きいが、日本の侵略を思わしく思わない者、時代の変革についていけない者がいる。
誇り高き原住民たちは、自由を奪われ、人間として扱われないことに不満が募り、ある事件がきっかけで反乱を起こす。
積年の恨みか、日本人は敵とばかり日本人を殺しまくり、女、子供も例外ではなかった。
暴力は暴力を産むもの。日本はだまってはいなかった。
近代装備を備える日本軍にかなわないのは初めからわかっている。
衝突を起こせば、一族が全滅するのは目に見えている。
それでも、蜂起したのはセデック族としての誇りがあるから。
しかし、反乱軍の中にも親日家の部族もいた。
反乱を起こした地域の日本人はセデック族を見下したのに対し、親日家の地域はセデック人をひとりの人間として扱っている。
これは今日の社会にも言えるのではないでしょうか。

史実とおり、彼らは滅びます。
ラスト、日本軍は闘いの中から「日本が失った武士道の精神」を感じ、熱いものがこみ上げてくる・・
原住民から誇り高き魂、武士道を見た!親日家の台湾らしさを感じました。

Category :

プラナリア  ★★★★☆

(2014年2月24日、再読)

プラナリアプラナリア
(2000/10)
山本 文緒

商品詳細を見る


(Story)
「生まれ変わったらプラナリアになりたい」2年前、乳がんの手術を受けて以来、何をするにもかったるい25歳の春香。現在、無職、年下の恋人がいる。ある日、甘納豆屋で働くことになり・・表題「プラナリア」を含む、5編を収録。


(Review)
直木賞受賞して以来、ご無沙汰の作品です。
長年眠っていた蔵(押し入れですが)から取り出し、久々に再読しました。

再読すると、前とは別な感想になりやすいですが、本作はありません。
話が古いとは感じさせない。再読しても共感がもてるからです。

人生は思うように行く人はまれで、ほとんどの人が思うようにはいかないと言います。
それが、病気、離婚、家庭、結婚、転職だったり。
学業、就職、結婚、家庭・・人があたりまえに歩んていることを、あたりまえのことができない人がいる。
中には奮起する人もいるが、それができない人もいる
本篇に収録されている作品は、そんな人たちを主人公にしてます。

表題の「プラナリア」は乳がんを患った女性の話です。
「病気になって、命の尊さを知りました」
「私も病気に負けないでがんばっているから、みんなもがんばって!」みたいな体験談や話が多いです。
それはそれで同じ病気の人は励まされたり、感動する人もいるでしょう。でも、逆に追い込む場合もあります。
その心理を突いた一文が
「調べたところで、乳首が生えるわけでも、プラナリアになれるわけでもないから」
乳がんを患って、右胸半分切除した喪失感を味わっているのは、ほかでもない本人なのだから。

主人公の春香は相当のひねくれ者で、周りを振り回しています。
前向きに病気を闘う人もいるが、その逆でネガディブな人もいる。
キャラの醜い心理をここまでもか、ここまでもか掘り下げてくれる。
そのダークな心理を描いているからこそ、キャラに共感し、ひねくれているのは自分だけではないと心が救われる人もいるのではないでしょうか。

もうひとつ、この作品に描かれているのは善は悪であること。
その人のために力になりたいと親切な方もいる。
その人の親切な気持ちは十分にわかっている。中にはありがたいと思う人もいるでしょう。
でも、それはおせっかいの何物でもなく、力になるどころが、その人をさらに追い込んでしまう。
そのダークな心理を描かせたら、ヤマフミさんがNo1です。

共感できる私も相当ひねくれているな^^;

殺人の告白 ★★★★

し(2014年2月11日、DVD鑑賞)

殺人の告白 [DVD]殺人の告白 [DVD]
(2013/12/04)
パク・シフ、チョン・ジェヨン 他

商品詳細を見る


2012年、韓国映画
監督
出演  チョン・ジェヨン、パフ・シフ

(Story)
世間を震撼させた連続殺人事件が時効になり2年後、「自分が犯人です」と告白する男が現われた。
イ・ドゥソク(パク・シフ)と名乗る男は抜群のルックスを暴露本のヒットで時の人をなる。
しかし、恨みを抱いた遺族や、事件を追っていたチェ刑事(チョン・ジェヨン)は黙ってはいなかった。
チェ刑事は、まだ本の中に事件の真相が記述されていないことに不審に思いはじめ・・。、


(Review)
犯人を追う刑事役チョン・ジェヨン、顔を見せない犯人。
寸前のところで逃げられ、時は過ぎ、時効をなる。
冒頭から衝撃なシーンで目が離せませんでした。
そして、犯人と名乗りを出る男が現われる。
ルックスと品のよさのある彼は、暴露本を出版し一躍時の人になる。
過去の事件に、ルックス、頭のよさ、トークで虜に虜にさせられる容疑者がいたことを思い出しました。
その犯人役を演じるパク・シフ。氷のような表情をする、冷たくも美しい表情はまさに適役です。
また「シルミド」と同じくワイルドな役柄のチョン・ジェヨンもたまりません。
そこに遺族が絡みあって、どうなるか・・ここから隠れます↓
後半はどんでん返しで、見どころ満載でした。
私は裏の裏をかき、ドゥソクが犯人だと確信していました。
それがどっこい真犯人は他にいたんですよね。
実は遺族のドゥソクと刑事チェがタッグを組み、犯人をおびき寄せる。
ドゥソクは整形し、犯人を身近で見たチェが本を書き上げた。
こんなこと考えもつきませんでしたわ。
アクションの連続で最後まで見せ場があり、手を汗握る興奮がたまらない。
まさか最後にチェが犯人を殺すとは・・これも予想外^^;
ラスト、殺された恋人を回想するチェ。
彼の恋人も犯人に殺された。それも最後にひとりとして・・
あの時、もし送っていたのなら、別れていなかったら・・と悔やみきれないでしょうね。
さすがラブストーリーに定評のある韓国です。

Category :

流星雨 ★★★

(2014年2月10日DVD鑑賞)

流星雨 [レンタル落ち](全2巻) [マーケットプレイス DVDセット商品]流星雨 [レンタル落ち](全2巻) [マーケットプレイス DVDセット商品]
(2009/01/01)
不明

商品詳細を見る


2001年、台湾ドラマ、全4話
出演・・・ヴァイス・ウー、ケン・チュウ、ジェリー・イエン、ヴィック・チョウ

(Story)
愛紗という日本人女の子に財布をスラれた美作(ヴァイス・ウー)。愛紗は祖母を探すために台湾にやってきたものの、騙されて全財産取られたことを知った美作は、彼女の手助けをする(第一話、美作編)。 
カナダから帰国した優希と再会した西門(ケン・チュウ)。女性との交際は一週間というプレーボーイの西門だが、実はほろ苦い恋を経験していた(第二話、西門編)。
暴行事件を起こし、逃亡した道明寺(ジェリー・イエン)は、海辺の小屋に住む親娘と出会う。貧しいながらも楽しく生活していく親娘と触れ合ううちに、かたくなだった道明寺の心が癒されていく(第三、四話、道明寺編)。


(Review)
台湾版花より男子「流星花園」のスピンオフ。第一話は美作(ヴァイス・ウー)編、第二話は西門(ケン・チュウ)編、第三、四話は道明寺(ジェリー・イエン)の全4話構成。
西門編は花より男子の原作のスピンオフ「いちごものがたり」、美作編と道明寺編は台湾版オリジナルです。
レビューを書く前に一言、美作編、西門編、道明寺編とあるのに、なんで花沢編がないのか不満デスーー;

「美作編」★★★
美作君、もといアキラくんといえば、原作のスピンオフ「三日月の夜<クレセントムーン>」
人の世話を焼き、まとめ役のアキラくんの魅力があふれているいい話です。
フリフリのご家庭もメルヘンチックなおうちも大好き^^
もとい、本作はクレソントムーンではなく、台湾版のオリジナルです。
人の世話を焼くアキラくんは描かれているものの、フリフリ家族は出てきません。
出来れば、フリフリ家族を描いてほしかったので、アキラくん編の続編をお願いしたいです。

{西門編」★★★★☆
原作の西門さんのスピンオフ「いちごものがたり」は好きな話です。
プレイボーイの西門が本気で好きだった女性がいた。
それもデルモでなくて、まともな女の子。
西門さんの一面を見れたし、せつなくて胸がキュンとなりました。
その原作をもとに制作された本作も、話やキャラの魅力をあますことなく描いています。
出来れば、優紀ちゃんの恋が実ってほしいけど、西門さんと更さんとの三角関係どうなるだろう・・
余談になりますが、道明寺&つくしより、西門の続編の続きを描いてほしいです。

(道明寺編)★☆
暴力事件を起こし、逃亡する道明寺。道明寺版「逃亡者」か?
面白い設定です^^ ですが、ここから隠れます↓
なんか後味が悪い話なんだよね。
お世話になった源さん親娘は訳ありで、ふたりは本当の親娘ではない。
かつて源さんと娘シンシンはお隣同士で、本当の父親の暴力を受けていたシンシンを不憫に思った減さんは、彼女を連れて海辺の小屋に移り住む。
貧しいながらも幸せな源さん親娘に道明寺がやってきたことで崩された・・
道明寺は源さんに恩返ししたくて、アメリカ行きのお金を用意しようと家に電話をかけた。
彼にとってはせいいっぱいの行為だろう。
自分が電話をしたことで、源さんまで迷惑はかけようとは思いつかなかっただろうか。
理由はどうであれ、源さんのしたことは世間一般からみれば誘拐。
道明寺の浅はかな行動をしたせいで、源さん親娘はひきはなせれてしまう。
道明寺はトラベルメーカーのバカなヤツだと思っていたけど、ここまでバカとは・・
類くんなら慎重な行動をしたいたはず。そもそも彼は暴力事件を起こすとは思わないけど。
こいつに将来、道明寺家をまかせたら、本当に崩壊するぜよ。いや、世界経済もだ!
それは置いといて、その後、道明寺の力で源さん親娘をなんとかならなかったのだろうか?
なんともむなしいとしか言えない、後味の悪い話でした。

流星花園~花より男子~ ★★★★

(2014年1~2月DVD鑑賞)

流星花園 ~花より男子~ DVD-BOX 1流星花園 ~花より男子~ DVD-BOX 1
(2004/09/03)
バービィー・スー、ジェリー・イエン 他

商品詳細を見る


2001年、台湾
全28話(DVD版、日本放送は第21~24話カットのため全24話)
出演・・バービィー・スー、ジェリー・イエン、ヴィック・チョウ

(Story)
庶民なのに超お金持ち大学に通う牧野つくし(バービィー・スー)。
ある日、学園を牛耳るF4に睨まれ、いじめの標的に。
怯むこともなく堂々と闘うつくしの姿に、F4のリーダー道明寺司(ジェリー・イエン)は、彼女に惹かれかしめていく。


(Review)
台湾スタッフが人気コミック「花より男子」に惚れこみドラマ化。
放送されると人気に火がつき、アジア13か国で放映されるという大ヒット。
その影響で、日本で嵐の松本潤、井上真央主演でドラマ化されました。
本作により日本の花男から世界の花男へと人気が拡大し、現在、米国で制作されています。

舞台は大学、年齢が違えど、それ以外は原作に忠実に展開されました。
原作と同じくテンポがよく、一話につき40分前後というのは見やすく、キャラの魅力も引き出されています。

つくし役のバービィーは、タトゥー以外は原作のイメージに合っているのでGood。
F4に戦いを挑むばかりではなく、道明寺母にも啖呵を切った!
出た~、宣戦布告!強い者に巻かれない、つくし節炸裂!
一方の道明寺節も絶好調。
俺様主義で、凶暴で、ツンデレで、オバカなところも、
男気あふれ、つくしに一途で、心に響く言葉も、道明寺の魅力があふれている。
他のF3の面々がかっこいい!
台湾、日本、韓国の中で一番、原作のイメージに合う。
特に類役のヴィック・チョウは本人そのもの。、
類のつかみどころのない性格も、クールな遊び人の西門もいいけど、
アキラくんだけが印象弱かったのが残念かな(原作もそうだけど)
韓国では登場しなかった和也くんの登場は嬉しい。
このままなら満点の予定がそうはいかず・・↓

最終回は原作にない、台湾版のオリジナル。
鉄の女の母親により監禁された道明寺はハンストを起こす。
着々と進んでいく、道明寺と滋の結婚。
あれ?婚約破棄したではなかったの?ははっ、あきらめてなかったのね、道明寺の母。
さすが鉄の女。
F3が助けにいくものの、拒まれ、このままでは道明寺は死んでしまうと、
道明寺の元婚約者滋は、つくしに説得してくれと言う。
え?原作ではふたりを応援していたよね?タマさんまで、道明寺の母の権力の前に何もできないし。
毅然としたタマさんはどこへ?
韓流版とは違って、道明寺が優柔不断(彼らしくない!)のばかりに、
ズルズルと結婚式まで運んでしまう展開ではないのはいいけど、
なんか無理やりの展開なんだよね。
ラストはふたりは結ばれて、丸く収まってよかったけど、
つくしらしい、F4らしい戦法で決めてほしかったな。


続編の2があるけど、台湾版のオリジナルだからスルーします。
台湾版のオリジナルは今回の最終回で懲りたのでご勘弁を。
スピンオフの「流星雨」は観ます。

楽園の瑕 ★★★

(2014年2月5日DVD鑑賞)

楽園の瑕 終極版 [DVD]楽園の瑕 終極版 [DVD]
(2013/08/07)
レスリー・チャン、レオン・カーファイ 他

商品詳細を見る


1994年、香港映画
監督 ウォン・カーウァイ
出演 レスリー・チャン、トニー・レオン、マギー・チャン

(Story)
12世紀、中国、南宋末期の西域の砂漠に殺し屋稼業を営む若き日の西毒(レスリー・チャン)は、剣のために女性を捨てた、その女性は、兄の妻となっていた。
春に決まって、旧友の黄薬師(後の東邦)がやってくる。彼は酒を飲みながら、心に抱えた傷を忘れようとした。黄薬師の親友である、流浪の剣士がやってきた。彼は黄薬師によって、妻との仲を引き裂かれ、行方をくらませていた。


(Review)
カーウァイ監督の初期の作品に惹かれました。
豪華キャストでかためながらも、香港で公開された当時、不評で失敗に終わった作品であります。
カーウァイ監督のこと、ストーリーは難解だろうと思ったら、ビンゴ!
本当にわかりにくい。
心に傷を持った男女の愛を描いたストーリーであることはわかったけど、人間関係が見えてこない。
映像は、あいかわらず独特な世界を味わうことができるので、映像と豪華キャストを見るだけで価値あり。
ストーリーですが、2度見ると、味わいがあります。
剣客の主演なので、任侠劇を思われがちですが、カーウァイ監督のお得意の男女のせつないラブストーリーです。
なので、ラブストーリーとしてご覧くださいませ。

一番うれしいのは、レスリー・チャンに会えたこと。
若きトニーたんにも会えてうれしい。澄んだ綺麗な瞳に惹かれますわ^^

Category :

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 ★★★

(2014年2月2日DVD鑑賞)

映画「探偵はBARにいる2」 オリジナルサウンドトラック映画「探偵はBARにいる2」 オリジナルサウンドトラック
(2013/05/08)
音楽:池頼広

商品詳細を見る


2013年、日本映画
監督・・橋本一
出演・・大泉洋、松田龍平、尾野真千子

(Story)
探偵(大泉洋)の友人、オカマのマサコちゃんがマジックコンテストで優勝した2日後に殺された。
彼女はなぜ殺されたのか?相棒の高田(松田龍平)は事件の裏で政界が絡んでいるとつきとめる。
ある日、謎の美女(尾野真千子)も事件の真相を突き止めていることに気づく。


(Review)
「探偵はBARにいる」の続編。
前作が面白かったから、続編も期待してしまうもの。
その期待というのが、自分で気づぬうちに、とてつもなく大きくなってしまうもの。

前作と同じくテンポもいいし、探偵や高田をはじめ、キャラも魅力的です。
しかし、残念なことにアクションジーンばかりが多く目立ち、肝心なストーリーがお粗末。
犯人もなんだ?お前かよ!みたいな。
前回の方が、話の巧みで、作品の出来がよかったです。

第三弾の制作決定は、探偵BARのファンの私にとっては嬉しいニュース。
はい、第三弾も観ますとも。
札幌版ホームズ&ワトソンのこと、探偵&高田コンビをまた観たい。

車ちゃん、いい子だから動いてね。
しかし、よく同じようなポンコツ車を見つけてくるなと感心しました^^


Category :

ウルフ・オブ・ウォールストリート  ★★★★

(2014年2月1日劇場鑑賞)

ウルフ・オブ・ウォールストリート(レオナルド・ディカプリオ主演) [DVD]ウルフ・オブ・ウォールストリート(レオナルド・ディカプリオ主演) [DVD]
()
不明

商品詳細を見る


2013年、米映画
監督・・・・マーティン・スコセッシ
出演・・・・レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マシュー・マコノヒー

(Story)
1980年代、ニューヨーク・ウォール街。ジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)は一流証券会社に就職したものの、ブローカーとなった日に暗黒の月曜日(ブラックマンデー)が勃発し失業。しかし、ジョーダンは億万長者になる夢を捨てきれず、きわどい手法で荒稼ぎをしていく。26歳で友人と会社を設立し、年収4900万ドル(49億円)を稼ぎ出し、栄光を手に入れるが・


(Review)
実在した株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回想録をもとに映画化。
スコセッシ監督とディカプリオくんが本作でもダック組んだ話題作です。

「ギャング・オブ・ニューヨーク」「ディパーデット」「シャッターアイランド」
ふたりがタッグを組んだ作品ははずれてばかり。
なので、今回も期待はしませんでしたが、いい意味で裏切ってくれた!ありがとーー!

カリスマ株式ブローカーといえば、「ウォール街」のゴートンを思い浮かべますが、
シリアスな前作に比べて、本作はハチャメチャコメディ。
荒稼ぎ、名声、権力、大金、美女、ドラック・・
「ウォール街のウルフ」と呼ばれた男は、仕事もプライベートもクレージー。
野心と欲望のむき出しの独特のジョーダンのスピーチは、社員みな魅了され、彼らもまたクレージーになる。
まるで祭りだ!騒げ、騒げ!!
たった3分のセールストークで稼ぎ出すことは夢ではない。
夢を見させてもらえるのは、観客も同じ。
約2時間の長時間を感じることはなく、楽しい祭り気分で展開していくのだから^^

でも、その祭りが長く続くはずもない。頂点を極めれば、逆の転落の道もやってくる。
逮捕、家族崩壊、破産・・
権力と欲望、栄枯衰退で思い出すのは、同じディカプリオが演じた「華麗なるギャツビー」
ゴージャスさ、きらびやかさが目立ち、権力を振りかざすものの、
男の孤独、悲哀感が描かれた「ギャツピー」に対し、
本作は破天荒で、どん底に落ち込んでも雑草のように強く立ち上がっていく強さがあります。

ジョーダンを演じたディカプリオくん、権力者の演技が板についた。
セックスやドラックに溺れる姿や、崩れる演技も素晴らしい。
ジョニデ(ジョニー・デップ)のような破天荒の男を演じることができる役者になるとは嬉しい。
ゴールデングローブ賞を受賞しただけのことはあります。

楽しめる作品なので、是非オススメします。

Category :
該当の記事は見つかりませんでした。