ラムの映画&本ライフ

ラムの趣味である映画と本のレビューです。★5で満点、10通りに評価しています。
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働く男 ★★★★☆

2017年1月29日読了

星野 源/文春文庫

(内容)
音楽家、俳優、文豪家と様々な肩書を持つ星野源の仕事の解説や、ものづくりへの思いを語った一冊。


(REVIEW)
星野源著書2冊目。
オビの「すごく変な本です」に惹かれて手にとってみました。

「書く男(文豪)」「歌う男(音楽)」「演じる男(俳優)」と、
星野さんはいろいろな肩書を持ち、マルチナ活動をしています。
本書は彼の仕事ぶりや作品などがぎっちりと詰まった
”星野源わーるど”が充分に味わえます。

映画のコラムは、自分のエピソードを交えながら映画を語っていきます。
彼のお人柄でしょう、読んでいて心地がよいです。
それに比べて私はタラ~(汗~)
映画作品そのものを感想述べることしかなくて・・
恥ずかしくて、穴の中に入りたくなりました。
というか書き直したい・・というものの、文才がない(涙)

そんな星野さんも「書く男」の冒頭で「文才がないと言われた」と語り、
「そんなの関係ない」と震え立ち、書いても書いても面白くないことをわかりながらも、
「今では書くことを楽しめる、才能ないからやる。
才能がない、自分の勝ちだ」
と、クスと笑みがこぼれるような文章から勇気をもらいました。
ありがと^^源さん。

自分を支えてくれた作品、人、食べ物から
自分が影響受けたか、どれだけ助けられているか語られています。
自分の作った作品(音楽)、コード付きの楽譜、
出演した映画やドラマの裏でのエピソード、
彼が書いた短編小説と、星野わーるど満載^^
また乙吉さんとの対談も読みごたえあります。

源さんは只者ではないとは思っていましたが、
これでますます好きになりました。
彼の物つくりのこだわりがヒシヒシと感じました。

単行本は、病気で倒れてから、入院最中に出版されました。
その時以降、「働く男」から「働きたくない男」に変わったものの、
仕事い対する思いが変わってないと語られています。

今後も元気で無理せずに、これからもいい仕事してください。
これからも星野源わーるどを楽しませてくださいね^^

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ベルばらKids -5- ★★★★☆

2017年2月18日読了


(内容)
名作「ベルサイユのばら」のキャラクターたちが三等身のキッズで活躍する4コマ漫画第5弾。


(REVIEW)
5巻読み損ねたので、あたてて読みました。

表紙のカバーが猫だらけ。
猫といえば、ジェローデル。
猫と一緒に食べれる特性ケーキや、猫のマフラー、
何で大賞を取ったと思えば、「猫と一緒大賞」などなど、
キャラの中では猫大好き人間No1
実に微笑ましい。

王様の相撲好きはあいかわらずだし、
王一家は実に仲がいいし、
オスカルとアンドレのコンビは最高だし、
ル・ルーのお転婆ぶりはあいからずだし^^
本作とは違って、Kidの世界は実に平和。
ほのぼのとして実にいい^^

ベルばらファンに必見の一コマ発見。
オスカルとアンドレが躍るシーンは、
本作ではかなわない、夢のようなワンシーン。
オスカルが女性ではなくて、アンドレが女装というのには笑ったけど^^
それだけ、アンドレのオスカルに対するせつない恋心が本作同様感じられました。

そして生活はつづく ★★★★

2017年1月28日読了

星野 源/文春文庫

(内容)
一見華やかな生活している人でも、一見ものすごく暗い世界にいる犯罪者でも、当たり前のように生活している、そんなつまらない、苦手な日常を面白がろう!音楽家、俳優、文豪家の星野源の初めてのエッセイ。


(REVIEW)
マルチの活躍している星野さんのエッセイはどんなものかと手に取って観ました。
一言でいうなら、面白い!!

人は生活をしていかなくてはならない。
つまらないなと思いながらも生活を続けなくてはならない。


私も、同じく。生活することが苦痛になるときもありますわ。

私は、生活というものがすごく苦手だ。

わかる、私も苦手です。

仕事を頑張っていれば、自分が変わると思いこもうとした。
生活を置いてきぼりにしてしまったのは、もうひとりの自分を置いきぼりにしてしまった。


地味な生活を見つめつつ、面白いことを見出す。
楽しい上にもちゃんとした生活をできるはずだと。
なるほどそうだなと思いましたね。

その彼の生活ぶりはというと、

携帯電話料金の払い忘れ、部屋の荒れ放題、人付き合いは苦手だし、
顔を洗うにも食べる時でもビシャらしてしまう、子供の頃のバカな体験など、
自分のダメ出しエピソードのオンパレードか(爆~)

うん、うん、そうだねと共感する箇所もあれば、
つい笑ってしまう箇所もありで、楽しすぎ。
彼独特の言い回しと魅力的な文章で、あっという間に読み終わってしまいます。

また、彼独特の世界観や、誠実な人柄がわかり、
音楽、演技、コントなどの彼の仕事の原点が見えた気がしました。

ただ、下ネタの話はひいてしまったけど・・・^^;
実は、紅茶、スィーツを食べながら読んでいたですよ、星野さん^^;
オビの「トイレか旅のお供にどうぞ」の意味がわかりましたわ(笑)

星野源は只者ではないとは思っていましたが、
本書でこれがはっきりわかりました(^^

元気と勇気をありがと^^
ビタミン剤のような本なので、また読みたい本です。






ベルサイユのばら 13 ☆

2017年2月7日読了

池田理代子/集英社

(STORY)
ジャルジュ家の末娘で生まれながらも、男として育てられたオスカル。
ある日、父親と剣の稽古最中に女の子を見かける。
それ以降、彼女を度々見かけるが・・彼女の正体とは?(オスカル編)
フランスの王妃マリー・アントワネットは、スイスからやってきた時計職人ブレゲに
「すべての機能を備えた時計を作ってほしい。その時計に私の名前をつけてほしい」
と依頼した。(アントワネット編)
以上2編を収録。


(REVIEW)
今回、収録されている「オスカル編」「アントワネット編」は、
もうひとつのベルばらとして描かれています。
ほとんどが過去のシーンばかりで、新しいエピソードはほんのわずかしかありません。
それだけでも、つまんないのに、ショックで、ぼーぜん ( ̄Д ̄;) としました。

夢を壊された続編はあります。
ファンの書いた二次小説ならまだしも、原作者が書いたとなれば、
頭が金槌で叩かれたくらいにショックが大きいです。

まず「オスカル編」
オスカルの前に現れる女の子は、もうひとりのオスカル、
つまりドッペルゲンガーの話です。

彼女はオスカルに「これからお前が知らなかった苦しみが始めるのだ」と言う。
その言葉とおり、オスカルはフェルゼンへの思いや、女性としての自分に思い悩む。
ですが・・・本作と比べると、展開が早いせいか、オスカルに感情移入できないです。
で、衝撃のシーンがこれ↓
フェルゼンとのダンスはオスカルではなくて、もうひとりのオスカル?
嘘だろーー!!
名シーンだと思っていたのに。
もうひとりのオスカルではなくて、彼女本人でなければ意味がないでしょ!!
もう二度と読みたくないですわ


「アントワネット編」
実在した時計職人ブレゲが作った「アントワネット」の時計の話です。
ウィキペディアによると、1783年、アントワネットはブレゲに時計を作ってほしいと依頼しました。
その後、フランス革命により、アントワネットは処刑されましたが、時計の開発は続けられ、
ブレゲ死後、弟子たちが引継ぎ、1827年に完成されたと言われています。

が、本書で発注してから19年後の1802年に本人が完成したと書かれています。
そんなのはどうでもいいや。
その時計は、L・A・メイヤー記念イスラム美術館に保管されているそうな^^
是非、拝みたいわ。

さっきも書いたけど、回想シーンが多いせいか、
アントワネットの思いとか、悲しみが伝わってこなかったです。
「私の名は歴史に残る」
ベルばらのアントワネットは普通の女性と思っていたけど、
そんな野望を持っていたとはね^^;
本作から180度覆されたようですわ。

第14巻を買うかと聞かれたら、買いますとも。
13巻は手放すけど^^;最後までとことんつきあいますよ^^;

恋妻家宮本 ★★★★☆

2017年2月1日劇場鑑賞


2017年日本映画
監督・・・・遊川和彦
出演・・・・阿部 寛
      天海祐希
      菅野美穂

(STORY)
結婚25年、子供が独立し、二人っきりになった宮本陽平(阿部寛)、美代子(天海祐希)夫妻。
ある日、陽平は美代子が隠していた離婚届を見つけてしまう。
美代子の行動から不審な点がない。
自分も真面目に働き、家庭のよき夫、父であると思っていた陽平は動揺する。

(REVIEW)
原作は重松清著「ファミレス」
原作のタイトルどおり、ファミレスから始まりました。

物語には離婚しそうな???宮本家を中心に、
陽平の料理学校仲間で、同じく離婚しそうな五十嵐家。
彼とラブラブいっぱいの門倉さん。
陽平の生徒の母親が浮気をし、家庭崩壊しそうな井上家。
様々な家庭が描かれています。

ファミレスに入るといつも注文に迷ってばかりで、
優柔不断の男を演じる阿部ちゃん、最高^^
特に心のつぶやき、最高デス。
逆にサバサバした性格の妻には天海さん。
一見、何の不振もない彼女の真意は?
なぜ、離婚届けを隠していたのか?↓

なるほど、料理学校に通う夫から
いつ捨てられるのか、捨てられるではないかと不安になったのね。
それで、切り札として離婚届を隠し持っていたと。
いつもかっこええ、怖い女のイメージが強かった天海さん。
可愛いなと初めて感じました。

ふたりとも自分たちの世界に浸りきっているせいか、
周りの空気が読めないようで。
人がいる気配ぐらいは感じるであろうに^^
いつまでもお幸せに^^

喧嘩しながらも仲のいい五十嵐夫婦も、
一時、バラバラだったドン(井上)の家も、
無事にまとまってよかった、よかった^^

彼に裏切れた門倉さんに幸せが訪れますように。

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香港、華麗なるオフィス・ライフ ★★★★☆

2017年1月17日DVD鑑賞


2015年、香港映画
監督・・・・ジョニー・トー
出演・・・・チョウ・ユンファ
      シルヴィア・チャン
      イーソン・チャン
      タン・ウェイ

(STORY)
リーマン・ショック前後の香港。大企業の敏腕女社長チャン(シルヴィア・チャン)は、事業拡大を勧めながら、ホー会長(チョウ・ユンファ)との愛を育んでいた。新人のシアンとケイケイが意気揚々と出社する一方で、野心家のディビッドは経理担当のソフィ(タン・ウェイ )を利用しようとするが・・。


(REVIEW)
香港ノアールの巨匠ジョニー・トー監督とチョウ・ユンファの黄金コンビの作品。
舞台はオフィスの、ノアールな作品と期待したら、ミュージカル作品でした。

えっ??トー監督がミュージカル???
HPで調べたら、トー監督はコメディも出がけていたんですね(汗~)
ノアール作品以外では今回、初めての体験です、私^m^

まるで舞台を思えるようなガラス張りのオフィスや電車、部屋作り、夜の香港。
どれも煌びやかで、綺麗な映像に、素晴らしい歌声に合わせて、テンポのいいドラマ作り。

権力闘争、パワハラ・・
不満があれど、会社に、女社長に忠誠を尽くす社員たち、
証拠隠滅、不倫、横領・・
リーマンショックがよほど会社の大打撃を与えたのか、
会社に陰りをみせ、去っていく社員たち。
若手が頭角を現す一方で、女帝の最後か?
ラスト、女社長が去っていく。

素晴らしい!!(≧∇≦)
華麗というタイトルにふさわしいエンターテイメント作品でした^^

ジョニー・トー監督も、チョウ・ユンファ兄貴の新たな魅力が見れて嬉しい。
ミュージカル大好きの私にビンゴの作品。
出来れば、映画館で観たかったです^^









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