ラムの映画&本ライフ

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ナオミとカナコ ★★★★☆

2017年11月4日読了

奥田英朗/幻冬社

(STORY)
望まない職場で働くOL直美と、夫の惨い暴力に耐える専業主婦、加奈子。
どうにもならない泥沼の人生から抜け出そうと考えたのは、
「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」
加奈子の夫を排除すること。入念な準備をし、決行の時を迎えた。


(REVIEW)
ドラマは未見です。
あらすじから面白そうだと思い、いつかは読みたいと思いつつ、
やっと読めました^^

一言、面白い。
人を殺すという内容なのにダークにならないのは奥田さんらしいです。

暴力を奮う父親と重ねた直美は、
夫の暴力を耐えている親友・加奈子が他人事に思えなくなっていく。
話し合いで通じればいい。逃げればいい。
そうできれば簡単だけど、出来ない相手もいる。
そうなれば、排除しかない!
自然と感情移入してしまいました。

入念に準備やリハーサルをしても所詮は素人。
防犯カメラを考えなかったのかとか、
人を使うといっても簡単に信用は出来ないはず?
と、つっこんでいたら、案の定ボロが出てきました。
ボロが出やすいところは人間らしい、どことなく親しみを感じさせてくれます。

ボロが出てきたら、どうするか。
一番疑われるのは身内だし、スマホも気をつけるべきなのに
最後までGSPの追跡を気づかないでいるとは滑稽もいいところ^m^
「いつの間にか自分も共犯者になる」
私も共犯者の気分になりました。

龍が哭く ★★★★

2017年10月27日読了

秋山香乃/PHP研究所

(STORY)
1850年、長岡に平和が満ちていた頃、すが子は河井継之助の元に嫁いだ。
それから10年の年月が流れ、長岡は財政難で仰いでいた。
継之助は長岡を救いたいが一心で経世済民(けいせいさいみん)の教えを乞うため、山田方谷に弟子入りした。
天才か、大戯けか?長岡藩家老、河井継之助を描く。


(REVIEW)
秋山さんが河井継之助をどう描くが読みたくて手にとりました。
司馬遼太郎「峠」は小学校の時から地元の偉人の話を聞かされてきたせいか、
お腹いっぱいだったので未読です。
今回が初の継之助を題材にした本です。

河井継之助は天才か、大戯けか?
それは著者である秋山さんも知りたかったことでしょうし、
継之助が存命した頃も2つの評価に分かれていたらしいです。

「経済危機の長岡藩を救いたい」
藩政改革を行ってきた方谷に弟子入りをし、長岡藩を見事に立て直した継之助。
でも、運命のいたずらか、維新戦争が勃発。
長岡は不戦の道を通してきたが、それは叶わず、新政府軍と戦う決意し、
長岡藩は善戦したものの、敗北。
長岡は焼け野原となり、継之助は戦犯として人々から憎まれるようになっていきます。

長岡藩を救おうと全身全霊で働いた結果がこれとは(涙)
藩政改革を行い、長岡藩を見事に立て直し、
誰よりの平和を願い、不戦と通してきたのに、裏目に出てしまった・・
思えば、「歳三、往きてまた」の土方歳三と同じく、
国の為とテロと戦う男の「24」のジャックも似たようなものだしTT
不器用さを愛おしく感じます><

女性作者から視点で描いているのか、荒々しさが感じないので、話に入りやすいです。
秋山さんが描く偉人たちは本当に魅力的です。



フィアー・ザ・ウォーキング・デッド  シーズン1 ★★☆

2017年12月DVD鑑賞


2015年、米ドラマ、全6話
(CAST)
マディソン・クラーク・・・キム・ディケンズ
トラヴィス・マナワ・・・・・クリフ・カーティス
ニック・クラーク・・・・・・フランク・ディレイン

(STORY)
ニックはヘロイン患者のたまり場の教会で目覚めると、ガールフレンドのグロリアが変貌しているのを見て逃げ出した。
ニックの幻覚かと思われたが、母マディソンや、彼女のボーイフレンドのトラヴィスは調べているうちに奇妙な出来事に遭遇する。
そのうち殺しても次々を動き続ける人間が増えはじめ、街は暴動化していく。


(REVIEW)
本ドラマは「ウォーキング・デッド」のスピンオフであり、前日譚であります。
本家の主人公ニックが目覚めるまでの、つまり眠っている間に起きた出来事をロサンジェルスに舞台を移して描いています。

ウォーカー、もといゾンビたちが出始めたばかりだから、
ゾンビよりは人間たちが多いのはわかるけど、
ゾンビたちの登場が少ないのは物足りなく感じました。

それならば、人間ドラマをしっかり描いているのかといえばそうではなく、
どのキャラも自分勝手のせいか魅力的なし。

若い男子のニックもクリスも似たようなキャラだし、
マディもメキシコの親子も自分の主張ばっかり。

ゾンビが出現すればパニックにはなるのはわかるけど、
暴動??空爆??
ゾンビが街を、社会を壊しているのではなくて、人間が壊しているではありませんか。
ゾンビよりは人間の方が怖いですわ^^;

途中で挫折しがちになったけど、続きが気になって仕方ない。
もちろん、シーズン2も観ます^^v

ウォーキングデッド シーズン2 ★★★★

2017年11~12月DVD鑑賞


2011年、米ドラマ、全12話。
(CAST)
リック・クライムズ・・・・・アンドリュー・リンカーン
ローリー・クライムズ・・・サラ・ウェイン・キャリーズ
シェーン・ウォッシュ・・・ジョン・バサル
ダリル・ディクソン・・・・・ノーマン・リーダス

(STORY)
CDC(治療薬の開発所)から脱出したリックたちは、ハイウェイに放置された車の渋滞でウォーカーの集団に遭遇する。
車の下で隠れやり過ごそうとしたが、ソフィアが見つかってしまい、林の中に逃げ込んだ。
ソフィアを捜索している最中、農場主のハーウェルと出会う。


(REVIEW)
CDC(治療薬の開発所)から脱出したリックたちの次の行き先は田舎の農園。
行方不明になったソフィアを捜索中、カールが重症を負って世話になったのがきっかけだけど、
御一行様もやってきたものだから、ひと反乱の幕開けです。

いつかは治療できるとウォーカーたちを病人と扱い、
彼らと共存しながら、平和に過ごしてきたのに、
リックたち御一行様によって平和がかき乱されてしまったです。
一番の元凶はシェーン。
自分が助かりたいばかりに人のよさそうなオーティスを殺すわ、
納屋にかくまっていたウォーカーたちを解き放ち、皆殺しにするわ、
人質も殺すわ、まったくと言ってもいいほど暴走男。
リックの妻ローリをあきらめきれずにリックを殺そうとするけど、
逆に殺されてしまうのは天罰か^^;
彼の放った一発の銃声でウォーカーたちが押し寄せてしまい、農場は壊滅。
リックたちはまたも命からがら脱出するものだから、最後まで迷惑はお人ですわ。

でも、憎めないですよね。
リックやシェーン、ダリル、ローリからキャラクターのメリハリがあって、
ひとりひとり余すことなく描かれ、人間ドラマもしっかり描かれているから面白いです。
前シリーズと同じく、ゾンビの戦いよりは人間同士のシーンに緊張が走りました。

ちなみに一番のお気に入りはダリルです^^
彼が登場するとリック以上に安心できるのはタフガイだからでしょうか。
銃でなく、矢を道具に使っているのも安心できます。

シェーンが噛まれてもいないのにウォーカーに変貌したのは、
やはり「すべての人に感染しているから?」
これって、「フィア・ウォーキング」にもあったような。
ということはウォーカーばかりではなく、人間も安心できない??

次にリックたちが行く場所はどこでしょう?
シェーンのような暴走男がいなくなったから、少しは安心?
いや、シェーン以上に暴走するダリルの兄、メルルは?
前シリーズで登場した黒人の親子は?
次のシーズンも楽しみです。

ラ・ラ・ランド ★★

2017年12月18日DVD鑑賞


2016年、米映画
監督・・・デイミアン・チャゼル
出演・・・エマ・ストーン
     ライアン・ゴズリング

(STORY)
女優志望のミアは映画のカフェで働きながらオーディションを受けるも落ちてばかり。
ある日、場末の店でセブのピアノに魅せられてしまう。
二人は恋に落ち、いつかはお互いの夢を叶えようと応援し合っていたが、いつの間にかすれ違いはじめる。


(REVIEW)
”第89回アカデミー賞、最多6部門受賞!
観る者すべてが恋に落ちる”


ミュージカルは好きだし、評判もよかったので期待していました。
上演最中の観れなかったのが残念と思えるような作品に違いない!
と思ったら・・・
本作が好きな人には申し訳ないですが、期待外れでした。

映像は綺麗だし、楽曲は悪くはないですが、
歌、ダンスはイマイチ、キャラの魅力は欠けているせいか、
作品に入りこめなかったです。
往年の作品や今年公開された「美女と野獣」に比べても劣ります。

お互いの夢をかなえた恋人のストーリーは真新しいものがなく、
途中は退屈でした。
ただラストが意味するものは「if(もしも)」なのか、妄想なのか、
もしかすると今までの事が妄想なのか・・
いろいろ想像してみるのも面白い^^
ハッピーエンドだったなら、ありきたりで終わりましたが、
ラストの部分だけ興味を惹かれたので、★2つ。

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